2020年11月15日
朗報です(笑) 車が壊れました。
今度はオルタネーターです。
床下からのビスカスカップリングの異音が酷くて、寒くなるにつれ朝方の冷えている間は無くなるものの、暫く走って熱が入るとすさまじい音を出すようになってきました。諸兄のログにもある通り、やたらと目立ってしまいます。
先日、アテにしていた次の車の商談を「登録地が遠いから」という理由で断られた件もあり、これでは当分思っていた車は買えないだろうと思い、ビスカスの修理に出しました。
ところが、修理に出す連絡をしたあたりから、走ろうが停まろうがグワングワンという音がし始め、そのうちエンジンからオルタノイズのような音がするようになりました。元々ベルトの鳴きがあったのですが、その件も同時に依頼しておいたら、オルタネーター交換になりました。
そしたら、占めて20万近くになる見積りになってしまい、さすがに修理するか悩ましいことになってしまいました。
どうせ近いうちに、交換からそろそろ15万キロなのでクラッチ交換があり、バッテリーも4年目でそろそろ寿命(よくぞこの大食いアンプの下で持っているものです)、来年の車検を合わせたら40万近くになってしまいます。そうなってくるともうリアルに、同じ車を中古で探したほうが安くつくぐらいになってしまいます。実際、同じような型の車がチラホラ出ていますが、修理と同額か安く買えてしかも走行距離も低いとなればそれもいい気もしてきます。デッドニングもやり直せますし、殆どのパーツが持っていけます。
それも一案とは思うものの、パワーがない問題は解決しませんし、なにせMH21SワゴンRは最後期仕様の小生の車で2008年式ですから、なかなかに古い訳で、それも考えものだなぁと思います。前車セドリックもまさにそれを地で行きそうでした。
まあそれは突然必要になった時の最終手段としておいて、現実的に次の車を何にするかという問題が出てきました。今のところの案は次の通りです。
・今ある中古の中から欲しい車種を選ぶ
・新車から選ぶ
・修理して乗り続ける
未練がましいことに、FF四駆のくせにタイヤの減りが殆ど進んでおらず、夏冬の履き替えでローテーションしていただけなのに、捨てるにも惜しいくらいの山が残っています。減っているとはいえ、まだ使えるだけの数万したタイヤを不意にするとなると、やっぱり未練がましくなります。そうすると修理して乗り続けるならば、40万も出せば、ほとんどこれまでと変わらずにあと3年ほどは乗れるのです。機械ですから金さえ積めば幾らでも、但し根本的な、パワーがないとか車自体が古いとかの問題はそのままです。
今回は諸々が劣化してきて金額が馬鹿にならなくての問題なので、替えない選択肢は最終手段という気分です。
中古車は前から探しているところですが、運に任せるしかありません。無いものは無いのですから、あるものを選ぶしかありません。では車種で縛っていて出てくるのかと言えば、全然出てこない。ATは幾らでもあるが、MTがない。それだけ人気があるのでしょう。狙っているのは相変わらず2009年式以降のレガシィB4ですが、今年になってやや値上がりした印象で、この年式で乗るには高めです。
ならばと、同じスバルのBRZも候補に入れてみました。現行車種でもありアフターも十分、そうでなくても当分は部品の心配もなく、値落ちもしにくい。さらに、調べてみたところではトランクスルーにもなるらしく、セダンのようだが意外と実用的なところもあるそうで、なかなか良い候補だと思っていますが、MTが意外と少ない。
だからと言ってこの壊れ具合では、そうも長いこと待っていられない。とりあえず年内の乗り換えを目標にはしたいけれども、出てくるまでが運任せになる中古車では間に車のない期間ができてしまう。とりあえず出てくるまでということで、最低限の修理をすることにし、オルタネーターのみ交換することにしました。但し条件は一番下げて、リビルドしていない中古品を入れて安く仕上げます。とりあえず一冬、春まで持てばいいという考えです。それで外部業者に見積もりをしてもらったら、中古品では3万かからないということだったので、レンタカー代わりに交換することにしました。
ただそれでも、全然中古車が出てこない可能性があります。これまでの流れから、出てきても無理な可能性があります。そこで新車も検討に入れることにしました。
そうなると一気に車種は絞られてきます。MTは外したくないが、あまりに維持費がかかると支払いが苦しい。新車となると月々に幾らの支払いが、どのくらいの期間続くかが問題になってきますが、今の情勢だとそれが一番見えない。今の経済力で出せるのは、やはり保険も入れて5万までというところですが、なにより新車でメリットになるのは、買い替えないなら当面は修理を気にせず乗れることでしょうか。金銭負担も大きいが、事故以外で車に何かがあった時はほとんど気にする必要がなくなります。そして、現状ほぼ確実に欲しいと思った車が買える方法です。
良い機会だと思ったので、ディーラーで試乗してきました。候補はアルトワークスとスイフトスポーツです。MTが間違いなくある車種で、燃費そこそこパワー不足の心配がないことを考えたらこうなりました。というか、下手をしたら今の燃費とそんなに変わらないようですので、燃費面は今の新車では気にしなくて良さそうです。すげえ。
問題はここからです。どうせ純正デッキにしろナビにしろ新品同様で取り外して新古品同然で捨てる可能性もあるほどオーディオ系は弄る訳ですから、そんなに苦労しない車のほうがよいに決まっています。それにこれまでは中古車でしたから、割れようが曲がろうが傷になろうが穴を開けようが好きにできましたが、新車となるとそうもいかない。ということで、全バラシなんてのはできればやりたくないので、できれば弄る必要がないオーディオ向きの車のほうがいいのです。
最も問題になるのは騒音ですから鉄板が厚くてエンジンをぶん回さないスイフトのほうがいいと思ってのスイスポですが、だったらスポーツじゃなくてノーマルのほうがいいんでないかと言われそうですが、これはパワーへの憧れだと理解してください。
見積の間に代車で借りていた現行アルトが、例のAGSだったことを除けばパワーも十分で思ったよりも静かだったので、ワークスならパワーもあるだろうし動力系は問題ないだろうと思い乗ってみましたが、騒音はやはり大きいものの、想像していたようなとんでもない五月蝿さではありませんでした。手は入れる必要がありそうですが、致命的ではなさそうでした。
ほか、積載量だとか使い勝手とかを見てみましたが、そこまで困るような問題はなさそうでした。
結果、総合的に見るとやはりスイスポのほうが良さそうでした。普通に乗ればエンジンも唸らないし、諸々余裕がありました。値段的には40万ほど変わってくるようですが、後々クーラーが効かない、坂道登らない、四駆設定はないけどビスカス壊れた~にならない、色々安全装置も付いてる、長距離楽そう、新東名で120キロも楽に出せそう、スズキ車ではこれがセダン/レガシィに一番近い存在、ということで、第一候補になりました。
但し最近のトレンドなのか、タイヤが高いという問題はあります。スタッドレスが20万近くします。セドリックの時を超えています。ただそんなに頻繁に替えるものでもないので、そこは割り切れば幸せになれそうな気がします。
ワークスだと、夏タイヤは今のタイヤを流用でき、トータルでは安くあがりますが、今のところそれ以外の長所を見つけることができませんでした。まあ、それが一番重要な気もしますが。
細かいところだと、スイスポのほうが荷室が広くて、今の1.5倍くらいが使えそうでした。なにげにスイスポのほうが今のワゴンRと使い勝手は変わらない気がします。気に入らないのは、自動でブリッピングする事と、プッシュスタートだから押し掛けできないこと(差し込み式も選択できない)、もしかしたら役に立っていたかもしれない四駆設定がないこと、何かスイフトっぽくない現行型の見た目くらいでしょうか。それを言えば、現行アルトの外観も同じですが。
今狙っている中古の車種を考えたら、年式的に半値になったと思えば、新車で買ったらこんなくらいなんだろうなぁと納得ですが、買ったら乗り続けないといけないので、余程の理由がないと乗り換えができなくなります。小生は前車で3年、このワゴンRで初めて6年乗りましたが、これ以降も同じように乗り続けられる環境とも限らないので、そんな先物投資をしていいのか、よく分かりません。
ただ、新車にしても中古にしても、どちらにせよ次の車が来るまで待っている必要があるので、その間をレンタカーで過ごすよりも安上がりなのでオルタネータだけは中古に交換することにしました。どっちにしろ次の車のスタッドレスがないので、この冬は越していく予定です。最悪新車にも中古にもならなかった時の保険でもあります。ただ長く乗るつもりはないので、リビルドは使わずとにかく安く済ませます。
ひとまず11月は中古を探しがてら考えてみることにして、それでも出なかったら新車、という流れですかね。試乗しておいて何ですが、春までに決める予定。他のディーラーを見ても良いかもですが、最初にコスパの良いところへ行ってしまったので食指が向きません。
で、なんだかんだ車を考えずに、レアルシルトとstpを箱買いして、バッフル買って…と買ってからの事ばかり考えている自分がいます。
Posted at 2020/11/16 04:57:37 | |
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