2014年12月25日
暫く留守にしておりました。
最近専ら南への遠出が続いておるので、走り回っていると言った方がよいかもしれません。
日に200キロも走っているのですから、東京まで毎週末出かけるという以前の生活が戻ってくるかと思いきや、国道16号より首都圏はやはり苦手です。
走り回っていて、面白いものを見つけました。
何の変哲も無いカーアンプですが、一目惚れして衝動買いしてしまいました。
新品という訳ではないですが、そこそこ状態も良く、性能的にもそこそこ期待できそうです。
実は仮取付もしてみたのですが、より音像がしっかりと現れるとともに、今のMP4405よりも温かみのある、言って見ればぼけた鳴り方をするため、少々硬さがあり冷たさを持ち、ともすれば嫌な響きを残す今の組み合わせよりも落ち着いた音になりそうです。
音像がしっかりするのは、やはりチャンネルで音量差があるからでしょう。
一旦元のアンプに戻してみたのですが、少しの間無音で過ごしていたせいか、ネットワークの設定にイチャモンを付けたくなってしまい、やり直してみるとやはりスピーカーユニット純正ネットワークに似た設定になってしまいました。
理由は明白です。
これまでミッドバスをフルレンジのように鳴らし、足りない高域をツイーターから出すという、言って見れば「チューンナップツイーターポン付け」のような状態だった訳です。
これではアライメントやらがかかっても大した御利益がありません。
カーオーディオもホームオーディオのスピーカーもそうですが、やはり適切に分けてやらないといけないようです。でないと、定位もしっかりと出てきません。
随分な遠回りです。
暫く耳休めをしたせいか、結構アラが目立つようになってきました。
アンプが変わればまた最初から設定することになると思いますが、そこは余り深く考えずに、ぼつぼつ進めていこうと思います。
来年は…また何か変わりそうです。
Posted at 2014/12/25 19:13:58 | |
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2014年12月14日
アーシングと言うと、効果がないというイメージが強いのですが、色々と誤解されているような気がします。
今日はアースの改善をしてみました。
先日、4ゲージのケーブルを購入したので、端子を取り付けてアンプからバッテリーまで直で引っ張りました。
マイナス側のバッ直というやつです。
これをやろうとした理由は幾つかあります。
・音質の改善のため
・ノイズ対策のため
・車体劣化による導電性不足を回避するため
音質の改善については、言うまでもないでしょう。
クルマによっては逆にノイズが酷くなると言われますが、私の場合は影響ありませんでした。
クルマはとにかく車体アースが多く、どこに落としてあるのかわかりません。
時には見当もつかないような場所に落としてあったりするので、どこで電位差が発生しているのかわかりません。
ECUなどからもノイズが発生しているため、余り近くは通したくないところです。
さらに、トランクにアンプを設置している都合上、リヤシート取付ネジでアンプのアースを落としていましたが、これだとバッテリーまでの間は鉄板を伝っていくことになります。
実は鉄よりも銅のほうが、電気抵抗は一桁ほど小さいのです。
車体よりもケーブルを通したほうが良い理由の一つです。
ですが最も大きな理由は、車体が化学変化することによる抵抗値の増大を嫌ってのことです。
金属は機械的特性は高く、簡単に言えば「形状や丈夫さを保つ能力は高い」のですが、少しキズが付いて放っておくと錆びてくるように、化学的特性としては「安定ではない」のです。
したがって、仮に表面にサビ止め加工がしてあるとしても、車体の下に結構サビが出ているように、いつ錆びて抵抗値が変わるのかわからないのです。
酸化した鉄と酸化していない鉄とでは、酸化していない鉄のほうが抵抗値は低くなります。
リモコンなどに電池を入れたままにして液漏れが起きると、ボタンを押しても反応しなくなりますが、これは電池との接点が酸化することが原因の一つです。
どこでノイズを拾うかわからない上に、電気を通しにくい車体を通すよりも、専用ケーブルでバッテリーと直結したほうが良さそうです。
また今回は、車体からバッテリーへのアース線も交換、接点も剝き直ししました。
結局電装品の殆どは車体アースなので、完全になくすことはできませんが、細いアース線よりも良いでしょう。
本当はヘッドユニットのアースもバッ直にしたいところですが、ノイズで悩まされて今の場所に落ち着いているのでひとまず見送りです。
急ごしらえなのでバッテリーのマイナス端子に直結ですが、プラス側と同じく、マイナス側もブロック入れないといけないですね。
今のままだと純正の端子に繋いでいるので、磨いてはありますが最後の最後でボトルネックになってしまっています。
結果、音が少しキンキンするようになりました。
ケーブル自体のエージングが少々必要でしょうから、すぐに落ち着いてくると思います。キンキンすると言っても決して無理やり持ち上げたようなキンキンではなく、繊細さのあるキンキンですから、心配ないでしょう。
ただ全体的に音を聞くと、今までよりもクリアになり、輪郭がはっきりとしてきました。
ありがたいのが、エンジンの回転が軽くなったことです。
何かとっかかりのあるような回り方だったものが、スムーズになりました。さらに振動が減り、今までの感覚ではアクセルを少々踏みすぎという感じです。
発進時もトルクが増したのか粘りを見せる上、回転がエンストしそうになるまで下がっても振動が少なくなりました。
エンジンに関係しそうなところでは、車体とバッテリーとの間のアースを太線にしただけなのに、これほど変わるとは思いませんでした。
エンジン周辺についてはアース線を置き換えていく予定ですが、一般に言われているような、どこにもかにもアーシングというような事はしません。
オルタネーター配線の交換を一番やりたいですが、作業性が悪すぎるのでこれは手を入れられないかもしれません。
まあ、兎にも角にも、効果が少なからず出たので、手間と材料費を考えたら申し分ない結果となりました。
これを気に泥沼化していくかもしれませんが、アンプ換装で容量不足になることは当分ないと思うので、次はアンプですかね…
1chだけ音がおかしい問題を解決しないと、先に進めません…。
でも何で、高速走行時の振動が減ったんでしょう?
詳細は不明ですが…アーシングで振動が減るとは驚きです。
Posted at 2014/12/14 17:56:09 | |
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2014年12月08日
CDってそこそこの音が出せるように思うんですが、
理屈の上では相当に間引きした音になっている筈…
でしたが、もっとアナログに近い筈のハイレゾ音源と聞き分けができるのか?
よく利用するレコード会社がハイレゾ音源の配信を始めたそうで、そういえば最近、HELIX DSP PROも出た事だし、車で流しても問題ない環境も出来つつあるし、そっち方面に進んでもいいんじゃないか
↓
そもそも違いがあるとわかるレベルなのか
という疑問が沸いてしまいました。
SACDは既にPS3で鳴らした事があり、最初は再生ソフトのバージョンが低かったために全くの期待ハズレで、これならSACDに手を出す予定は無いと思っていましたが、
たまたまソフトのバージョンアップをしてみたところ、SACDの出音が妙にため息の出る滑らかさになってしまいました。
プレイヤーは違いますが、CDとSACDの音の違いについては感じ取ることができました。
同じ環境で録音されたマスターから作られた、SACD用のファイルと、CD用のファイルとで比べてですが、カドがより落ちているのがSACDという感じです。
それ以上は雰囲気ぐらいの違いかと思います。
最近になってハイレゾ音源の配信やハイレゾ・プレイヤーの発売がにわかに活況を呈していますが、SACD登場の頃から言われている事で、
「SACDで出るというので、録音をきちんと設定するようになった」
という話があります。
CDでもある程度の音質は確保できると思うのですが、やはりアナログ時代からの「CDは音が悪い」イメージが録音業界でも定着していたのか、「そこそこの」設定でやっていたそうで、
殊SACDのハイブリッド盤が出ることになって「では、SACD用に綺麗に録らないとボロが出る…」と、録音をきちんとするようになった、というのです。
そう言えば、一時期からCDの音の質がガラっと変わった気もします。
90年代のディスクでも十分に良い音のするCDはありますが、昔のほうが無味乾燥といった感じがしました。
その後、SACD登場あたりまで、味付けが濃くて密度は薄っぺらい感のあるCDになっていました。
最近になって良くなったものは、録音が良いからかもしれません。
ナントカマスタリングというロゴが踊ったとあるCDが、やたらと良く聞こえるのです。
なぜでしょう。
録音環境はともかく、どうせなら高密度に記録された、
「限りなくアナログに近いデジタル音源を使いたい」という欲は持っていますが、しかしCD以上に高精細であっても、カドが取れた位の変化しかない…というと、そこまで要るのかという感じもします。
それだけの情報を車内で聞き取れるのかという疑問もあるうえ、ではそれは適切に録音されたものなのか、という疑念もあります。
結局、ユーザーは与えられた音源をそのまま使うしかなく、其れを加工したところでマスターは得られず、録音は技師に頼るしか術がありません。
まあ、ハイレゾの登場で録音が見直され、よりクオリティの高い録音がされるようになったのだとしたら、それは良いことだと思います(嘘かどうかは知りませんが)。
ただ、過去の資産が多い身としては、今では音源をCD以上にすることはできないので、ハイレゾに替える事は今一つ需要を感じないのです。
ヘッドホンなら使ってみる価値はあるかもしれませんが、それならSACDを使えばよい話であり…微妙なところです。
ハイレゾ…やれない事はないですが、まだ先になるでしょうね…。
Posted at 2014/12/08 02:43:06 | |
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2014年12月07日
真冬並みの寒波が来て、さすがにそろそろ雪が降っているだろうということで、
スタッドレスタイヤの性能試験と四輪駆動の性能試験、さらにはいざという時にまともに走れるように練習も兼ねて、日光まで行ってきました。
マズイと思ったらすぐ戻るつもりでしたが…
今のところ、湯元あたりで1cm、金精峠あたりで数cmという感じです。
路面は、中宮祠近辺はまだアイスバーンではなく雪で白んでいるだけでしたが、戦場ヶ原あたりまで行くと圧雪です。
湯元を越えると完全に雪道になります。轍も深くなり、金精峠は行かない方がよいでしょう。来週末にはもう行きたくありません。
…と、ここまで言ったところで、そこまで普通に走れたという事です。
さすが四輪駆動、履き潰しとは言えブリザックREVO2、雪国仕様車なだけあってしっかりと走れました。
車重がないため轍でハンドルを取られそうになりはするものの、駆動方式のおかげで修正舵の応答性がよく、ガンガン進めました。
セドリック時代にはブリジストンの一番下のスタッドレスを履いていましたが、3年モノでも普通に走れていました。
ただただFRなので振られる振られる、凍結路は避けるのが無難、できれば雪が積もったほうが走り易かったものですが。
さすがに最上級とも言えるブリザックREVO2になると食いつきも違います。進むわ停まるわ、雪道を普通に走るだけであれば、余程無茶なことをしなければかなり安心感があります。やはり前輪駆動とは比較になりません。
春からずっと履いたままで10000kmは走っているのですが、結構な坂道でもきちんとグリップしたのは驚きでした。やはりモノが良いのでしょう。見た目には確実に減ってきているものの、まだいけそうです。
冬タイヤをホイールと一緒に替える時には、同じものにしようと決めた自分がおりました。
さて、一通り雪道が問題なく走れることは分かったものの、問題は
「停まって走れるか」です。
金精峠まではノンストップで走りましたから発進の必要はありませんでしたが、街中で積雪があったら、発進しなければなりません。
幸いにもこのあたりは広い駐車場がありますから、停まって進んでを繰り返してみました。
平地での発進は特に問題ありませんでした。
若干タイヤがスリップしつつ、グリップした時に一呼吸置いてからずいと前へ進むので、多少半クラが早くても問題はありません。寧ろ雪道のほうが発進しやすい位です。
坂道発進は少々注意が必要で、そこそこの坂道ではいつもと同じ感覚で進むことができましたが、やや急な坂道となると、いつもの気分で素早くクラッチをつないでしまうと、尻が振られてしまいました。サイドブレーキを使ったほうがいいかもしれません。
ブレーキは、そもそも急ブレーキを踏むような事が無いように走っていますが、開けた所で踏み込んでみると、思った以上に深く踏めます。
タイヤの違いかトラクションのかかり方かはわかりませんが、セドリックではブレーキの5割も踏めばABSが働き滑ったものですが、ワゴンRは8割位は踏めます。しかもかっちりと停まります。
この安心感は素晴らしいですね。
結果、タイヤもしっかりグリップするうえ、運転操作もあまり変わりはないようで、とりあえず走ることができました。
ただ、積雪路でしか経験していないので、凍結路になったらどのような挙動をするのか、これが心配です。
少なくとも四輪駆動、通常は前輪駆動なので、FRのようなフワフワした挙動はしにくいと思いますが、凍った時には何が起きるか全くわからないのは数年前に経験しています。
冬になるたびに、どうせ凍る位なら雪が積もったほうが全然安心できるのにと、毎年のように思います。
でも去年のような大雪になったら、進むにも進めませんが…
余り大雪もなってほしくはないところですが、とりあえず今年の冬も何とか越せそうです。
チェーンも用意しておいたほうが、良いでしょうかね…。
Posted at 2014/12/07 05:01:02 | |
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2014年12月05日
エアフィルターを交換してみました。
整備手帳は後日うpします。
NAエンジンでは、エアフィルターの目詰まりによる燃費悪化はともかくとして、
単に吸気系に手を入れただけではパワーアップはしないというのが定説のようです。
とは言っても残念ながら、NAエンジンには限界があるのは明白で、少しでもパワーが上がるならば試してみたくなるのが悪い癖、今回はBLITZのフィルターにしてみました。
純正に比べると濾過層が薄く、純正は湿式フィルターなんじゃないのかと思えてきます。
実際のところは不明です。
もし湿式であれば、吸気抵抗の減少によるエンジンレスポンスの向上が図れるかもしれません。
パワーアップと言うより回りが軽くなった、位のものだと思いますが。
実際交換してみて、思っていた以上にフィーリングが変わってしまいました。
これがフィルターの目詰まりによるものなのか、フィルターの吸気抵抗などの性能によるものなのかわかりませんが、ローとセカンドでの吹け上がりがスッキリとした印象を受けます。
走っていて抜けがよく、スッキリ感があって好いです。ただパワーが上がった感じはしません。
また、交換前のフィルターにはオイルが付着していました。
多分エンジンオイルだと思いますが、ターボモデルではよくあるそうですけれども、この車はNAです。
エンジンオイルをレベル以上に入れていた場合にもなるようです。
このオイルが悪さをしていたかもしれません。
気付けば、15000キロ無交換でした。
以前は10000kmで交換していましたが、この車になってから想像以上に走り回っているので、気がついたら5000オーバーです。
で、慣らしも兼ねて早速200キロ走ってきました。
最近200キロオーバーコースが多いです。
根本的にパワーが欲しくなればターボエンジンへ交換という事になりますが、100万位かかるらしい事、エンジンだけでなくミッションまで交換するらしい事、何しろそのようなモデルがなさそうなことから、チマチマと手を入れていきたいと思います。
まあ、パワーが上がらなくても、乗りやすくなればそれでオッケー位の気持ちでいきたいと思います。
Posted at 2014/12/05 04:29:22 | |
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