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智海寺の奥山のブログ一覧

2016年04月29日 イイね!

何速ギヤが好きですか

5速MTがあります。
1速、2速、3速、4速、5速、リバースがありますが、どのギヤが好きですか。
私は3速ですね。

何でこんな話をしだしたのかと言えば、夏場とにかく走らないわがMH21Sですが、1速から順番に変えていかないととても走らないので、さあ一番使い勝手が良いのは何速だろうと思ったら、直結4速だったのです。
高速OKなのに40キロでも問題なし、トルクもあるし燃費も伸びる、5速だと坂道で回転落ちるから、回転落ちない4速は偉大な存在だなあと思っていました。

でも偉大な4速って、直結で、それってギヤなのかなと思ったので、一つ下げて3速です。
1速は発進という使命を帯びているギヤなのでいいです。
2速は低速走行専用で、2速発進もでき、下り坂道では2速発進が普通なのでいいです。
4速は偉大なのでいいです。
5速は高速域のために生まれた、静粛性も燃費も良い生粋の走るためのギヤだからいいです。
リバースは特別なのでいいです。

3速って、あまり使わないと思いませんか。
車によって変わると思いますが、3速の守備範囲は20キロあたりから4速までのつなぎです。
大体の道を巡航する時は、4速を使います。片側二車線の国道で5速を使うくらいでしょう。
大体の道で、加速する時だけに使われる3速。
巡航にはまず使われない3速。
シフトダウンでエンブレをかける時も、たまにしか使わないですね。

3速が最も活躍するのは、曲がるときです。
割と大きな交差点で、停まらなくても済みそうな場合には3速が使えます。
あと、加速する時には4速を使うことが多いですが、とにかく速く進まないといけない時には3速の強烈な加速がいい感じです。

普段はすぐに4速に変えられてしまう3速。
あまりエンジンブレーキで入れられる事もない3速。
なにげに凄い加速を見せる3速。
案外、曲がり専用ギヤである3速。

どうでもいいですが、活躍の場が少ない3速に入れるのが楽しみになっています。
2速からはちょっと入れにくいんですが、4速からダブルクラッチで綺麗に入ると何かいいことがありそうな…
エアコンコンプレッサーが入って走りづらい日がぼつぼつ出てきて、そんな事を思いながら3速に入れてます…
Posted at 2016/04/29 01:43:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年04月28日 イイね!

弊害と対策

どうにも消えない、どうにもならないツイーターからのノイズについて、コメントを頂きました。ありがとうございます。
ご指摘は「パッシブに入っている抵抗がノイズを減らしているのではないか」というもので、そう言えばパッシブのアッテネータ設定を最低にしていたなと、思い出しました。

現在問題としているノイズは、RCAケーブルを経由しているものではなく、アンプもしくはアンプ電源由来のものであると予想していますが、このノイズはアクティブネットワーク、マルチアンプ接続にしてから目立つようになりました。

今回、アクティブネットワーク(マルチアンプ)にしてから問題が発生したと考えていましたが、ひとまず、ツイーターのみパッシブを通した信号を入れてみました。
すると、あれほど煩かったノイズは出なくなりました。じっくり聴いていると、ほのかに、でも殆ど言われなければ気付かない位のノイズです。これならば全く実用に足ります。
アクティブにしたから出たのではなく、元々出ていたが、パッシブだったから抑えられていた、というのが本当のところのようです。

RCA接続を外した状態でも発生することは確認しているので、アンプ以降から発生していることは間違いなく思われます。
スピーカーの問題かとも思いましたが、ノイズを的確に再生するということは、それだけ敏感なユニットだから、また最も新しい機器だということで、ひとまず今は除外しています。


何故パッシブを通すとノイズが消えたかについて、考えてみました。

アクティブネットワークで各ユニット用に分離された音声信号はそのままアンプに入り、増幅されて出力され、そのままスピーカーユニットに入ります。
しかしパッシブの場合は、高域にはレベル調節用の抵抗が仕込まれています。
アクティブの場合とパッシブの場合とで、音声に対する効果は同じではありますが、その効果が現れるポイントが異なり、アクティブの場合はアクティブネットワークの出力から既に、パッシブの場合はアンプとスピーカーの間から、効果が現れます。

なので、アンプ由来で高域ノイズが発生していたとすると、パッシブの場合は内部の抵抗で抑えられることになります。しかしアクティブの場合は抵抗なくスピーカーに直接入力されるため、ノイズが入っていればそのまま再生されます。
今回はこの後者の場合で、元々アンプからノイズは出ていたものの、アクティブになって問題化したものでした。


この問題について現状、大きく分けて二つの解決策が考えられます。

一つは、ノイズの発生を無くすことです。
原因が何なのかはまだわかりません。アンプの故障によるものなのか、電源配線の引き回しによるものなのか、それとも機器の組み合わせや相性といった電源環境によるものなのか、そのいずれなのかもよくわかっていません。
最も疑うべきは電源配線の引き回しでしょう。以前、P01の未使用のRCA出力がオーディオ取付部近くの金属部分に接触することで猛烈なヒスノイズを出したことがありましたが、案外ヒスノイズのほうが解決しやすいように思います。しかし今回のノイズは、常に一定のものです。余り回転数には影響されないところを見ると、ちょうど変動しにくいけれどもノイズが発生し続ける絶妙な場所に配線が居るのでしょうか。
ただこのパターン、ホームオーディオでの経験からは、凄く単純な音声配線の接触不良だったりするものです。そう考えると、余り回転数に左右されない、バッテリーなども怪しいのかも知れません。
いずれにせよ、配線位置を見直しつつ、アンプも交換していくのが良いでしょう。

もう一つは、ノイズが出る事を割り切って、その対策をすることです。
正直なところ、車内ではどんなに詳しくノイズを潰していったとしても、いずれ妥協点が出て来るように思います。ただ、パッシブ接続の場合だと、これまでの愉快な勘違いのように、便利な場合もある訳です。これはパッシブ接続での長所として捉えていますが、またこれはカーオーディオでは大きな武器にもなると言い得るでしょう。
最も、大変に追求したい人で、ショップ作業を依頼し、万全のシステムを構築することを考えている人は妥協を許さないかもしれませんが、サンデーインストーラーたる私のような人間は、毎週のように作業できる環境でもなく、暫くの間は「仮インストール」のままになることも普通にあります。そのような場合、とてもではありませんが電源を配線するにも本格的な通し方はなかなか難しいものであって、そのような制約からどうしてもノイズが発生したりするものです。
このような場合においては、外道かもしれませんがパッシブ接続を用いることによって、妥協しつつも十分に満足度の高い環境を実現することができます。

ただどうしても、パッシブでの定位については違和感があるので、そこをどう解決するかです。
一つの方法としては、P01のアライメント機能で強引に擬似的に、現在の定位に似せたところへ動かすことです。
今回ツイーターだけにパッシブを当てましたが、当然ですがこうするとツイーターのみにパッシブの効果が出ます。通常の接続だとパッシブにミッドバスもツイーターも接続しますが、これだと両方セットで動いてしまいます。ですから、通常のマルチ接続で、ツイーターのみにパッシブを入れておけば、効果はそのままに、アライメントは個別にかけられます。
但し、パッシブを使うのでツイーターのネットワーク設定は変えられなくなりますが、これはメーカー純正の設定ですから、まだ許容範囲と言えるでしょう。ミッドバスについてはアクティブネットワークか、アンプのフィルター機能を使って対応します。究極のウルトラCとして、ネットワークをもう1セット用意するという荒業も考えられはしますが…

ただ、本来のマルチアンプでの直結に比べれば、途中にパッシブを挟むというのは、どことなく違和感があるのも確かです。それに、ネットワークは通常ミッドバスも接続して使うものですから、片方しか接続していないというのも、アナログ回路でもあるので本当に同じ動作をしているのか気にはなるところです。
どうしてもこれが気持ち悪いとなれば、サウンドナビのアライメント機能を使って、パッシブを使いながらも個別にアライメントをかけるしかないでしょう。一体どんな事をしているのかわかりませんが、恐らくあらかじめ帯域別に分け、かつアライメント分だけずらした信号を内部で生成・合成して、それを出力し、パッシブで帯域別に分けているのだろうと思われます。理屈を想像してみるとなかなか恐ろしいものがありますが、これがアナログ・デジタル混在の限界でしょう。
どうしてもノイズが解決できないとなれば、選択肢の一つとして大きな意味を持ってくるように思います。



まだノイズは酷いですが、出て来る音はこれまでになく満足度は高いので、どうせなら少しでも良くなるようにちょっとでも改良していきたいところです。
Posted at 2016/04/28 04:28:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2016年04月25日 イイね!

埋もれる音

久しぶりに、明るい内から車を観察してみました。
暫く大きな何かをしていないのですが、これからやる羽目になると思いますから…

例のノイズについて、少し調べてみることにしました。
RCAを外すと確かに減りはしますが、オルタノイズが減っただけで、常時出ている「ヒスノイズ」は残っているようです。なので、二種類のノイズが出ているようです。

オルタノイズは、RCAを外すとエアコンON・ヘッドライトONで回転を上げても拾わなかったので、こちらは引き回しを何とかすれば解決できるでしょう。こちらは大した問題ではなさそうです。

しかし、常時出ているヒスノイズ様のほうは、RCAを外しただけでは全く変化がありません。ゲインを変えようが、アンプ内蔵のフィルターのセレクタを触ろうが、全く変化しません。目下こちらがメインの問題であると言えます。
結構な大きさで、音量を絞りきるとサーと唸っています。電源を切るとブツッと落ち、あまりに静かになるので驚くほどです。
パッシブ接続では全然出ていなかったノイズなので、アンプにユニットを直結している事自体が原因であると見て間違いないんでしょう。

RCAケーブルを外してもノイズが入るということは、ヘッドユニットとRCAはシロと見てよさそうなので、アンプ、スピーカーケーブル、スピーカーユニット、アンプの電源に問題があると言ってよいでしょう。

まずスピーカーケーブルは、パッシブ接続ではノイズは出ていないので、引き回しによって何かを拾っている訳ではないと判断していいと思われます。
同じくユニットについても、パッシブでは問題なく鳴っているのでこちらも大丈夫でしょう。

怪しいのはアンプです。アンプはフィルターなどは使っておらず、ただ増幅させているだけではありますが、何しろ壊れやすいパーツです。一度修理歴がありますが、またどこかの増幅系がやられたのでしょうか。

先日指摘を頂きましたが、アンプの電源部分もグレーゾーンです。基本的に大電力を流しているので引き回しに競り負ける事の少ない電源ケーブルですが、安定化電源を入れることで何か問題があるのかも知れません。
記憶では、アンプPA2004修理中に代打で使っていたA4では、ノイズは無かったような気がします。安定化電源も入っていましたが、これほど明らかなノイズが出てはいなかったように思います。スピーカーが変わっていますから、前のスピーカーがノイズに強かった=今のスピーカーのほうが鋭敏なのかもしれません。
でもそう言えば、アンプが故障しておかしかったのはツイーター側でした。その予兆と言うか、また似たようなところがやられて来たのかも…

アンプがA4だったのは昨年の話で、早いものですが半年近く経ちます。その間にまた壊れたのかも知れません。ひとまずはアンプを交換してみるのが早いでしょう。それでも出れば電源部、出なければアンプです。
でも何か嫌ですね、A4の音を思い出すと、冷たくなりそうで、今から寒いです。でもって、低音はまた出にくくなるんでしょう…

電源ケーブルが内張り内を通っている事もあり容易に触れないので、取り回しをちょっと変えて見るというのがなかなか難しく、アンプを替えるほうが早くなってしまいます。
で、結局ラクに解決できるパッシブに落ち着き直って、これでいいやと妥協してしまうかも知れません。それはそれでいいのか…
ずっと同じような故障が続いても仕方ないので、どこかで見切りを付けるべきなんでしょうが、音の組み上げが崩れてしまうのが結構痛いところです。

どこか、凄く単純なことを見落としているような気がしなくもありません。
Posted at 2016/04/25 00:30:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2016年04月24日 イイね!

また…

またです。
低音が出なくなりました。
何でスピーカーを替えてからというもの、こうも低音に悩まされるんでしょう。
リアルに駆動力が足りないのか??
100Wでも足りないとは、何と大食いな…

ただ今回は、犯人はハッキリしています。
RCAケーブルです。

何で替えたのかと言うと、どうしてもマルチ接続状態でツイーターから盛大にノイズを吹き出しているからです。
パッシブだと出ないのでスピーカー配線が原因ではないでしょうし、ましてや今のスピーカーケーブルはルーフを通しているのでノイズ関係は拾いにくいと思われますし、配線経路を替えてもダメ、
アンプのゲインを下げようが上げようが出ており、そもそもP01のツイーター出力とアンプをRCAケーブルで接続するとノイズが出ます。

パッシブでは出ないので、アンプから上流の問題であると考えてよいでしょう。
そうしますと、RCAケーブルかヘッドユニットの問題だと思われるので、最も原因でありそうな、RCAケーブルがノイズに弱くて汚染されているから?として交換してみることにしました。

今回のRCAケーブルは車載用になっているものを初めて使ってみました。これまで、ノイズが乗るのは引き回しが悪いからだと言ってシールドは殆ど無視していたのですが、今回ノイズ対策も加えてみることとして導入しました。
ただ、パッシブだと全く問題ないのでケーブルも問題ないと思うのですが…

一応、コスト的にはこれまでのRCAケーブルよりもかなり上がりました。定価にしたらゼロが一つ増えるくらいです。でも定価だと、いくら2WAYでもマルチ接続なら2セット必要、しかも値段が値段ですから、ちょっと冒険するにも痛い、だけれども変化はあるだろう…との思いで、結構背伸びしてしまいました。
初めてホーム用のRCAケーブル買った時みたいですね。

冒険自体は問題なく、交換してすぐになんじゃこれ只者じゃねえという感じで、やっぱりケーブルって効いてるんだよなあと電線病予備軍であることを自覚したのですが、とにかくこのケーブルの印象は「つまらない」音です。物凄く、何の味付けもないのです。大体、柔らかい音だとか硬い音だとか、普通は何かしらその音について印象を持つものですが、このケーブルに関してはそれが無いんです。
だから特色がなく、「つまらない」音なのです。まっ平ら、クソ真面目、面白みがないとでも言いましょうか。それがたまらなく良い。

音色については何も特徴がないという特徴がありますが、一方で音質についてはかなりのもので、こちらも変に何かを主張して表現しているのではなく、ただ「自然に」表現しているような気がします。変に細かすぎるという訳ではなく、しかし呆れるほどの甘さでは決して無く、ありのままを十分過不足なく表現することを目指したケーブルという気がします。
大体フラットと言うと音色の事だけを指して言うような気がしますが、このケーブルは何も味を付けず、音質についてもただ、ありのままを伝える事だけを目指して作られたケーブルという感じです。
そうそう、こういうケーブルを探してたんだよなあと再認識した次第です。何で今まで無かったのか不思議にも思いますが、特徴がなくアピールしにくそうで、余り万人受けは良くないかもしれませんね。
一周した人がここへ戻ってくるのかも…

若しかしたら、繊細な部類の音に入るのかも知れませんし、固めの音に入るのかも知れません。
この絶妙な塩梅が実に素晴らしいケーブルです。ただ鳴り方としては大人し目ではありでしょう。

そのせいなのか、低音が出なくなりました。交換前までは十分に鳴っていたところでしたが、交換した途端に出なくなってしまいました。
これはもうケーブル交換したせいでしょう。しかし、それがこのケーブルの目指すところのために出なくなったのか、もしくはそういう作りなのか、どちらかが気になります。
是非とも前者であってほしいのですが…それにしても出ないです。そんなに絞る必要ある?という位に…幾らスポイルされるからって、そんなに?

結局、当初の目的であったノイズも消えないままです。今回のケーブルは配線に余裕があるので取り回しを変えてみるのも一考ですが、しかし全然様子が変わらないところからすると、原因は違う所なのかもしれません。

一つはバッテリーです。もう2年目になりましたが、先日量販店の無料点検で12Vですよ~なんて言われました。どういうチェックをしたのか知りませんが、時期的には交換してもよいと考えています。ただ試してみたいバッテリーの銘柄があったので交換はまだしていません。

もう一つは、オルタネーターです。先日80000kmを超えました。100000kmも近くなってくれば、ただでさえ電力を思いっきり使っているのでブラシ交換くらいはしたいところです。簡単に状態を確認する事ができれば一番いいんですが、追々オルタネーター換装の予定を立てたいところです。

最も気になるのが、P01の出力です。ミッドバスからはノイズが出ておらず、ハイレンジからだけ出ているというのも気になります。
この、ハイレンジのRCAケーブルを抜くとノイズは出なくなります。ということは、ハイレンジに乗っていると見て間違いはないでしょう。P01の信号自体がノイズを含んでいるならどうしようもありませんが、ハーネスなどが原因であれば、まだ何とかしようがあります。そこで、社外品のハーネスを使ってみて、どのように変化するのかを見てみるのも良いかもしれません。
ちょっと怖いですが、P01のネットワーク設定を変えて、他の出力でツイーターと同じ出力を出してみて、それでもノイズが乗れば、設定は関係なく、P01からのノイズなのか、RCAが拾っているノイズなのかがはっきりするでしょう。

まあ、アンプのゲインも追い込めていないですし、ネットワークの設定もまだ追及できてはいないので、やれることはまだあります。
そのせいか…最近オシロスコープを物色している自分が何だか不穏で仕方がありません。
このケーブルでそこそこ鳴らせるようになったら、それはもう、自分的には結構な満足度なんですが…そしたらこの人、また上を見るようになるんですけどね。


近々、エンジンオイルとギヤオイルの交換時期です。つい去年にギヤオイルの交換をしているのに、もう一年経ってしまいました。どこを走っていたんでしょうか…
前回はギヤが渋くなりすぎてしまい、交換した(割といい値段のした)ギヤオイルを3000kmあたりで抜かれるという悲しい目に合いましたから、もう一度同じものを試してみるか、他のものにするか、悩ましいところです。
エンジンオイルは5W30でしょうね。最近高速を使うことがままあり、5000rpmあたりの加速が何だか癖になっています。回さなきゃ走らんのですよ、軽は…

同時に、バッテリー交換ですか…何か一気に整備項目が溜まってしまいましたね。ちょっと厳しいですが、頑張ります。
Posted at 2016/04/24 06:32:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2016年04月17日 イイね!

AMラジオをマルチアンプで聴く

先日、久しぶりの首都圏ドライブに出かけた時ですが、余りCDやUSB音源を鳴らさず、ずーっとAMラジオばかり流していました。

とっくの昔に無くなってしまいましたが、AMラジオにもステレオ放送がありました。
FMラジオはステレオが普通になっていますが、AMはステレオにしても余り音質的なメリットがなく、殆ど普及しなかったうえ、対応しているチューナーも多くないので、ひっそりと無くなってしまいました。
普段聴いているAMラジオはつまるところモノラル放送です。

モノラル放送というのは、左右のスピーカーから同じ音が出ます。そもそもモノラル録音ですからスピーカーは一つでよいのですが、現在の音響の主流はステレオシステムなので、どうせですから両方のスピーカーから流せばいいでしょうという考えです。
両方から流すことで、ステレオの時にはスピーカーの中間にポイントが出現しますが、モノラルの場合も同じく中間にポイントが出るので、これをモノラルスピーカーに見立てているとも言えます。

AMラジオの特徴は、電波が届きやすい事と、比較的ノイズなどに強い事です。
そもそも電波がFMに比べて長波なので、大気によって反射させることができるFMとは違い送信に電力が必要なのですが、結構な山の中でも電波が入ったり、海外の局でも聴けたりと、電波は強いのです。
またAMラジオはあの独特な音質ですが、しかし電話のように帯域を絞っているので、情報伝達に必要な会話など、必要な帯域だけ伝えるような感じになっており、しかし結果的に聞き取るのに都合がよくなっています。

そんな性質がありますから、AMラジオはそれほどダイナミックレンジは広くありません。
しかもFMとも違ってモノラルですから、アライメントをかける必要も余りありません。センターにポイントが出ればそのほうがよいのですが、音源がモノラルなのですから横方向の位相などを余り考えなくても良い、と言うかそもそも情報自体がありません。

…と思っていたのですが、案外これがしっくりするのです。
アライメントの調整でもモノラル音源を使いますが、元々ステレオのものをモノラルにしているからか違和感があるものの、AMラジオはそもそもがモノラルですから、違和感が沸きません。
アナウンサーの声が目の前から聞こえてきます。スピーカーはきちんと4つあるのに、目の前の空間から声が聞こえてくるような感覚です。

モノラルの性質を考えると、アライメントがもしずれていれば、モノラルなのに多少横にずれるような感じになるはずです。
その最たる状態がパッシブネットワークで聴いている時になる訳ですが、まず運転席側、右側が強く感じる筈です。これは全くアライメントを使っていない状態ですが、そんな感じでずれが生じる筈です。

AMラジオだとアライメントに有利な点もあります。ツイーターが余り仕事をしなくてよく、また方向感を感じる要素である高域がほとんど含まれていないことです。方向感をあまり生まないミッドバスからの音が主役で、ツイーターから出る音もほとんどが中域であり、そんなにズレを感じさせないのでしょう。


一見、アライメントと言うとステレオ再生する時に必要なものであって、モノラル音源をステレオ再生する時には意味がなさそうな感じがしますが、いや無いとおかしな事になる…という事がよくわかった事例でした。
もう、アライメントがないと変に感じて仕方ないかもしれませんが、なぜかアライメントがしっかり出てくるようになると、パッシブを使ったアナログ再生でも案外いい所が出るようになってくるのです。
ネットワーク後に入れるタイプの遅延回路なんかがあれば面白そうなんですが…でもそれなら、ネットワークからの出力をプロセッサーのハイレベル出力に入れてアライメントだけかければいいのか?

案外、ヘッドユニット一体型のプロセッサーだとちょっと使いにくいかも?
純粋なアライメント機能だけのプロセッサーというのも、あっても面白いんじゃないでしょうか。
将来一度は試してみたい接続ですね。
Posted at 2016/04/17 23:42:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「そろそろ六十里越の閉鎖解除で新潟方面解禁されると思っていたらの、雪崩で橋流出して再開未定… 檜枝岐側の国道352号は動線には使えないので、49号まで上がるしかないかな 八十里越が2年後に開通するらしいのでこうなりゃ期待」
何シテル?   04/20 22:52
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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