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智海寺の奥山のブログ一覧

2017年12月24日 イイね!

来年の予定とかそんな話

もうすぐ今年も終わりですね。
毎年段々と、一年が本当に短く感じられるようになってきました。
この分だと、10年後には1年が半年みたいになってしまうのではないか。
けれども給与明細を渡されて、それまですっかり賞与月だということを忘れていました。去年は待ち遠しかったものですが、今年は待たないようになったので、進歩としておきます。明細の中身についてはお察しください。

さて話は変わりますが、来年で元号が変わります。元号と言うと、まだ小生が子供の頃というのは、役所の書類の生年月日欄には平成、昭和、大正、明治と並んでいるのが普通でした。
それがいつの間にか西暦が多くなり、そんな書き方をする書類もあまり見なくなりました。

書き方が古いと言えば小生、「予てから」とか「~に就て」「綜て」「ゝ」を使いますが、それも辞書でしか見ませんし、現代仮名遣いの一昔前には「しょう」が「しやう」「せう」という戦前の仮名遣いもありましたが、それももう殆ど目にしません。

気がつけば戦後70年、戦後生まれの人間が殆どになり戦前生まれが一気に減り、本当の戦争を知らない世代ばかりになりました。田舎に帰れば、戦前生まれのあの爺さんあの婆さんにお迎えが来たと聞く…
そしての改憲、元号改正と、日本がまた大きく変わろうとしております。

否応無く変えさせられる格好と言ったほうが正しいでしょうか。今年中盤からにわかに降って沸いた外国からの武力行使の可能性を受けて、一気に国家の安全について論じられることが増えました。
色んな意見があって良いと思いますが、今は各人各様に考えることが必要なのだと思います。
平和を招く時代で昭和、平和が成る時代で平成、今度はどんな元号になるんでしょうか。是非とも、平和を引き続き実現させることを重んじるような元号にしていただきたいものです。


さて、そんな緊張感の続いている世態とは裏腹に、全く緊張感ないままの小生のカーオーディオについて…

何も進展がなかったようにも感じる一年です。現にオーディオが外れてしまってます。車検前までが一番色々と進んでいたと思いますが…
今年の主なトピックです。

・CM4050導入
・CDT-400X導入
・AT-HRD1導入
・オルタネーター交換
・オーディオ取り外し

ちなみに去年末には、
・プロセッサー入れるぜ
・DCT-A100でいきます
・インストールに問題があります
・イコライザーで何とかします

なんて言っていました。
それが、そもそも音楽が再生できない状態に…
これが一番のブレイクスルーだったと言えるでしょう。
年の初めにCM4050が入ってからというものhifi志向になり、パッシブになり、400Xになり、DACが入り、そして外してしまいました。
今では本来の使い方してませんしねw

去年末の考えと比べ…
・プロセッサー入れるぜ 
  → パッシブ2ch再生でいいんじゃね、そのためにはプロセッサーより高音質DACが必要だ
・DCT-A100でいきます → A100は壊れたが、CDT-400Xで実現
・インストールに問題があります → 中断
・イコライザーで何とかします → そんな次元じゃねえ
こんな感じです。

どっちかと言うと、車のメンテナンスのほうがメインになった感もありますね。
去年はタイヤとかタイヤとかタイヤとか、必要最小限だった感がありますが、今年はオルタネーター交換にVベルト交換、しまいにはマフラーも落ちるという状態。
またキャパシタも入れました。今のところ走行には大きな変化は出ていませんが、オーディオを戻してからどんな変化があるのか確認する予定。
ちなみに最近ですが、トルクアップできるという吸気系のパーツも入れましたが、今は慣らしの運転中です。
こんな感じで、オーディオよりも車本体に注力した一年だったと言えるでしょうか。
メーターも11万kmを越えたので、一応のメンテナンスはやったと言ってよいでしょう。ついでにイグニッションを新品に替えれば良かったと車検後に気付きました。3気筒なので1本イカれたら動きませんので…


そして今考えている、来年の目標ですが…
・プロセッサーは当面無し?
・ヘッドユニットについては未だに迷ってます
・制振系はもうやりません、遮音を目指します

プロセッサーは今のところ使う予定は…3割くらいでしょうか。中古で出てきたら使ってみてもいいかなと。それよりも、DACがあればそのほうが良いですね。
コンペなどで聞いていて思ったのですが、どうにも全体的に似たような感じの音が多い気がするんです。DACに関してもそうですが、大体ADコンバーターもDAコンバーターも、特定メーカーのチップが高音質だとして使われていることが多いみたいで、そのせいで似たような音になってしまうんじゃないかと。
特にプロセッサーは特定のメーカーが一強という状態に近く、そもそもデジタル音源で音色に変化が付きにくくなっている現在、どうしてもその傾向は変えられないように思うのです。

これはプロセッサー搭載のクルマを何台か聞いての感想からそう思ったのであって、実際は使いこなしで全然変わるのかもしれませんが、小生の駄耳ではそう聞こえてしまいました。
またプロセッサーを使うことによるメリットもデメリットも、それが理論的に有利であることも一応理解しているつもりですが、そうであったとしても実際に使うかどうかで言えば、まだ要らないかなあと感じています。

そりゃあプロがキッチリ調整すればとんでもない音になるのかもしれませんが、CDでも十分に良い、もといmp3で満足しているような人間にはハイレゾの必要性もあまりなく、現に違う環境では十分に良い音が出ることも分かりましたし、それ以上の性能が果たして今すぐに必要かと言われれば、そうではないだろうと思います。

一方では、今ああだこうだと困っている諸問題を、金で解決できるという見方もできます。でもそこまで困っている訳でもないし、ましてや外れている今は困っているのかどうかすらも、よくわからない。
確実に必要だと感じるのは、DACの音質です。これはいつか足りないと感じるでしょうが、これも今すぐではないと思う。
じゃあ今すぐに必要なのは?取り付ける時間でしょう…目下の目標です。次に、mp3を満足に鳴らせるようにすること。
聞いていないのでそれ以上のことがわかりません。


正直に言って、ヘッドホンの進展のほうが大きかったので、カーオーディオにまで手が廻らなかったというのが本当のところです。そっちのほうがはるかに面白かったw
ただ、はしゃぎ過ぎた感はあります。
しかしそれによって、もっと上を目指せるだけの要素は揃っていることは確認することができました。これを今度は車内でやればいいだけのこと。どんだけ大変なのかは不明ですが。
少なくとも、ツイーターの向きを正面にできれば、かなり改善できるんじゃないかと思います。今はそれをどうするか、ひたすら思案中。でもこれを自分でやれるのか、それが一番疑問です。それができれば、来年はもうそれでいいかな位に思ってます。

とにかくパテ埋めとか面倒そうだし、大体小生は計画とか設計ができずに突っ走る突貫工事の人間なので、一番現実味がありません。

ひとまず、今あることを適宜こなしていくこと、それだけ考えていきたいと思っています。
結局毎年同じですね。終わりが見えません。きっと終わりなんて来ない…そう思っています。
Posted at 2017/12/24 03:04:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2017年12月16日 イイね!

検証/構成5:400X+0605+4050+SP79+R70X

電源:DIAMOND GZV4000
電源ケーブル:TPC8
ヘッドユニット:Soundmonitor CDT-400X
RCAケーブル:TCHERNOV AUDIO IC435 (略称:IC435)
アンプ:LUXMAN CM4050 (略称:4050)
SPケーブル:NanotecSysytems SP#79MK2 (略称:SP79)
自作SPターミナル⇔6mmステレオミニジャック変換器 (暫定300Ωタクマン5W巻線抵抗)
ヘッドホン:audio-technica ATH-R70X (略称:R70X)

色々と変えてみました。
まず、ヘッドホンがバランス接続対応になったので、アンプともバランス接続できるようになりました。
またヘッドユニットはCDT-400Xにしました。加えて、RCAはIC435と、以前に車内で使っていたシステムに対してスピーカーケーブルより下を入れ替えたような格好になります。

今回はアンプを色々と変えていきますが、アンプの能力の比較ですからアンプの能力を試せるような上流と下流でないといけないことから、それに準じての変更です。

ちなみにブリッジ接続は、特に理由がなければやらないつもりです。なぜならヘッドホンではドライバーに対して出力が大きすぎるため、駆動力が上がっても良い結果にならなさそうだからです。
と言いつつも今回は触りということでやってますが、この結果のため次回からはブリッジはやりません。

さて肝心な音ですが、思ったよりもCM4050の色が乗っているように思います。ちょっと高音が煌びやかな印象。
駆動力は十分にあってドライブし切れているなという感じはするのですが、スピーカーを繋いでいた時の様にやはり、高域が微妙にキラつく事とサラウンド感が残る、やっぱりCM4050という音がします。但し低域は別物で、どこまで行くのか不思議なくらい伸び、量が多いです。
この環境でR70Xをエージングしていましたが、最初からヤキ入れするようなエージングはマズかったでしょうか。

音色はこれまでのCM4050らしさを感じさせますが、ステレオ感はこれまでのHP53の比ではありません。「ココ!」というのがよくわかります。ヘッドホンですからどうしても横一直線の音場になりますが、それが直線ではなく円筒になったという感じでしょうか。響くところはこちらへ来るだけではなく、上下左右への広がりを感じさせるように鳴ってくれます。まるでスピーカーのよう、まさしく着るリスニングルームという表現ができそうな鳴り方です。
これはいつか聞いた、ADX5000のような音です。あれは全く別次元の鳴り方で、空気感の表現力とメーカーは言っていましたが、そこには至らずも猛追する空間表現力と言えるものでしょう。

最近勢いで、マイブームのIrina Rimesのアルバム「Despre Ei」をポチってしまったのですが、mp3ファイルなのでCDに焼いて400Xで再生。
「Haina Ta」では、他のアンプだと完全に埋もれて全く聞こえなかった伴奏が出現。ヘッドホンがオープン型なので外からの騒音だと思ったら伴奏でした。他のCDでも、気付かなかった伴奏が出現。mp3ファイルでもこれだけの音質なのだから、CDでどうのこうのと言っている自分が悲しくなってきました。


空間表現力が大幅に向上し、低音も出すぎるくらい出過ぎるようになった…それをブリッジ接続したら、一体どうなるのか?
その前に、まずはノーマル接続で、より音質的に有利なPC&DACで試聴。DACの出音の色付けと、駆動力が上がりすぎたせいで、モニターには似つかわしくない低音になってます。おかげで耳が変な感じです。そしてこの時点で、400XがPC&DACに対してかなり音質的に劣勢であることも判明。まあ仕方ないでしょう。

そして400Xに変更し、ブリッジ接続に変更。
(ブリッジ接続にするにはブリッジ有効回路を有効にする必要があり、PC&DAC接続時のダイレクト回路のままでは使用不能なので、400Xにしないとダメなのです)

ヘッドホンで重低音が鳴るとロクなことがありません。耳元で低音を聞いたら、振動しか来ません。
妙にムズ痒くなる耳、鼓膜どころか聴導骨をダイレクトドライブするかの如き低音に遂に白旗を揚げるに至りました。これを聞き続けたら早晩難聴になる。低音高音のバランスも無茶苦茶。一言で言えばドンシャリですね。好きな人には悪いですが、小生の苦手な「U社」のヘッドホンみたいです。人によってはLUXMANはドンシャリと言う人もいますが、この音では同意です。
あまりに非現実的な…車で言えば、TVR Cervera SPEED12みたいなもんでしょうか。アホみたいに加速は凄いが、加速が強すぎ。どうやって曲げる。日常で使えたもんじゃない。でも好きな人はどうぞという感じです。


しかしこのヘッドホンR70X、インピーダンスは470Ωもあるんですが、それでもノーマル50W*2でこんなに鳴るんですね。どれだけドライブ力あるねんと感じます。それが、シングルエンドとバランスという接続方法の差によるものなのか、アンプの性能なのかはわかりませんが、やっぱりパワーがありますね。
それを受けて鳴っているR70Xのポテンシャルの高さにも吃驚です。すっかりHP53のポジションと入れ替わってしまいました。

実はこうして書いている今、既にアンプが変わっています。その結果も踏まえてですが、CM4050はやはり音質もドライブ能力も高い。でも微妙に独特な音があり、それがほんのちょっと合いませんね。
それでもやっぱりLUXMANです。これまで気付きもしなかった音が出てきたりします。完全に埋もれていた音を引き出してくる。もう驚きでしかありません。何とかしてこれを活かしたいところですが、そのためには他で上手く立ち回るしかないでしょうか。

しかしそれを、性能全体で軽く上回るROTELアンプRA06…これは一体何なんでしょうか…不満が特にありません。
一足先に、最終的なヘッドホンアンプはもうこれで落ち着いていいと感じてます。これにDACをRA5000ANVで繋いだら、もうそれでいいです。

さて次は、アンプをR407に替えてみようと思います。エンクロージャー入りの670GTiでは最も相性が良かったアンプですが、ヘッドホンではどんな音を出してくれるのでしょうか。楽しみです。
Posted at 2017/12/16 16:56:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2017年12月10日 イイね!

バランス型ヘッドホン出力変換器

漸く完成しました。


箱はそのあたりに転がっていたものを使いました(確かこれも、変換器に使えそうだと思って100均で買った筈)。
内部は特に変わった事はしておらず、単にスピーカー出力の片chの±をいずれかのジャックに結線しただけです。左右のマイナスを分離して結線する必要があるので、シングルエンドのアンバランス型ヘッドホンは使えません。
これで、バランスヘッドホンをスピーカーのように接続することができます。

見た目では全く分かりませんが、左は6mmモノラルジャック、右はステレオ6mmジャックです。というのも、このR70Xの構造が関係するのですが、専用のシングルエンドケーブルがアンプ側プラグもユニット側プラグもステレオになっており、どちらを挿しても左右が揃うようにするため、ユニット側ジャックで出力信号が決まるようになっています。
つまり、左側はステレオジャックの先端1番と接地側に通電するのでモノラルジャックで問題ないのですが、右側はジャックの2番と接地側に通電するので、ステレオジャックでないと対応できないのです。
ついででステレオジャックも用意しておいて正解でした。材料費は箱100円、ジャック2*200円、スピーカー端子4*400円、内部回路一式で800円、配線が数百円なので、なにげに3000円くらいしてます。
うーん随分高級品です。

とりあえず、今まで使っていたアンバランス用の変換器から抵抗を移植して鳴らしてますが…
アンプはそのままCM4050、どうせならとブリッジ接続で試すために、CDPはCDT-400Xを使いました。

ノーマル接続では主に低域が出るようになりました。また左右に壮大な印象があります。そもそも開放型なので開放感は元々ありますが、空間をより意識させるような鳴り方をします。ユニットがドライブされてるというのがよくわかる鳴りっぷりです。
全体的にメリハリは良くなりましたが、強引にドライブしているという感じが伝わってくるのがちょっと気になります。

ブリッジ接続にすると、確かに駆動力は半端じゃないのがわかるのですが、ドライブしすぎているかのように、変に作ったような力強さが気になります。ユニットが無理矢理ドライブされてこれはマズイという危機感さえ覚えるほどです。音質どうこうではなく、駆動力と負荷とのバランスが完全に崩れてしまっていると言っても過言ではないでしょう。ヘッドホンをドライブするのに200Wもの最大出力は必要ないということがよくわかりました。

しかしノーマル接続では、スピーカーのような鳴り方をしてみせるので、接続方法でもこうやって音が変化するもんなんだなあという発見がありました。
ひとつ気になるのは、ドライブ能力が上がるため、かなり低域まで鳴ってしまうのはいいんですが、ヘッドホンで超低域が鳴ると耳がソワソワして聞いているのがむず痒くなります。特にブリッジ接続するととんでもない事になります。下手をしたら難聴になること間違い無しでしょう。でもボリュームを上げたくなります。
ヘッドホンのくせに何でそこまで出るのか不思議なくらい低域まで出てしまうため、かなり聞き疲れしてしまうのも欠点です。

一方、今のところ最高音質と感じている、PC-DAC音源を据置アンプでドライブしてみると、強烈なのにバランスの取れた駆動力で、パンチの効いた音も繊細な音も実によく表現しています。何から何まで、音楽の中に含まれているもの全てを曝け出すかのように、こんな音が出てたのかと疑問になってしまうくらいに明確に鳴らしてしまいます。文句無しに、今まで手にした中でも最高の音質と言って過言でないと感じます。
でも解像度が上がったというかモニター的というか、はっきりしすぎて気を遣うリスニングになってしまいます。鳴り方が完全にヘッドホンではなくスピーカーになってしまうので、どうしてもやかましさを感じるのは仕方がないでしょう。

と言いつつも、やはりバランス接続の恩恵は大きいです。やっぱりスピーカーのように、それぞれ結線するのが一番だということがよくわかります。そりゃあ、規模はともかく原理は同じなんだから、同じようにしたほうがいいでしょう。
一応この結線なら、一般的なスピーカーが接続できるアンプならばどれでも使える訳ですから、機会があったらA級アンプに繋いでみたいものですね。これは、またアンプを色々と聞き直さないといけません。

ちなみにですが、このままだとケーブル差し替えでSW-HP20には使えません。何故ならHP20はヘッドホンユニット部のジャックとプラグが両方ともモノラルなので、R70Xのステレオプラグではどちらか片方、多分右側が出ません。変換機に工夫が必要です。


誰の参考になるのかわかりませんが記しておきますと、ブリッジ接続に対応しているアンプ、特にカーオーディオ用の2ch以上のアンプの場合、ブリッジ接続が可能になっている関係上、シングルエンド結線することができません。音がおかしくなる筈です。
恐らく、ブリッジ接続するためにマイナス側にアンプを持つためであると思われます。
ホームオーディオ用のアンプでは、一部の平衡動作アンプを除いて、大抵はマイナス側が最終的には接地されるため、シングルエンド接続が可能です。(イコール、アンプのヘッドホン端子はこれと同じ事をしているだけで、専用回路を持つことはほぼ無いのだそうです)

RCA入力に同じ信号を2分配入力してブリッジ接続する2chアンプの場合、マイナス側に反転アンプで逆位相波形を作り出します。有名なSANSUIアンプの場合、これが標準的な駆動方式になりますが、アンプがあるのでシングルエンド結線できません。
CM4050のようにブリッジ接続のための切替スイッチがある場合、ブリッジ接続をしない回路(グランドに落とす)/ブリッジ接続用に反転アンプを動作させる回路とに切り替えが選択できる訳ですが、切替スイッチがない場合にはRCA入力とスピーカー接続を変えて動作させます。このように自動で動作が切り替わる場合、大抵1chの+と2chの-をスピーカーに接続するとともに、RCAには同じ信号を入力します。

この回路構成を考えた場合、マイナス側にアンプがないと成立しないように思われます。
1ch側は+側に接続しますから、スピーカーの前にアンプがあろうことはわかります。しかし2ch側ではマイナスに接続するのに、それでもアンプを通ります。ということは、2ch側はスピーカーの後にアンプがあるということなのか?でないと、マイナスからの入力信号に逆波形を重ねられない。
接続を変えるだけで良いのですから、セレクタで回路を変えている訳ではありません。だとすると、スピーカーの後にアンプがあっても駆動はできるということなのでしょうか。

電気回路についてはさっぱりなので推測でしかありませんが、バランス接続できるようになったのでこの問題は無いも同然になりました。これでPA2004などでもR70Xを鳴らせます。
本当はもう少し先になるはずでしたが、再びアンプを聞き比べてみようと思います。
これを機に、電子回路にもうちょっと詳しくなれるといいです。
Posted at 2017/12/10 02:36:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味
2017年12月04日 イイね!

雑感20171203

今日は何だかおかしな日だった。元々8時間は寝ないと気が済まない性質だったが、最近寝ても寝ても何だか寝ていたい感があった。しかし今日は夜勤明けで昏倒するだろうと思っていたところ、用事があったので5時間で起きなければならなかった。既に寝る前からうんざりしていたのであるが、起きてみて余計にうんざりした。3時間しか寝ていなかった上に、勝手に目が覚めたのである。

飲んでも居ないのに宿酔の如く不快な胃の調子に嫌気が差し、クラッカーを七切れ、日課の寝起きの味噌汁で昼食を済ませて用事を済ませに行ったが、存外早く終わったのにさてどうしようかと思った。
折角であるので、前々から探していた材料を取り寄せに行き付けの店へ向かった。時期が時期だけに冬タイヤ商戦の最中の雰囲気であり、既に去年の暮れに替えてしまった身としては関係の無い話ではあったが、今年は降りそうだと、去年もそう言って降らなかったのを思い出した。暫く待つて注文だけしたのであるが、それも終わると再びさてどうしようかと思った。既に夕刻であり日も短いので車をどうこうするというのも無理な相談であり、では代わりにどこへ行くかと考えたところ、そういえば駅にも近い、東京にでも繰り出すかと思ってしまった。

本当は電源ハーネスをリケーブルする予定も考えていたので、それと序でに行くつもりで居たが、まあ別段良いであろう。それはそれ、正月にでも行けば良かろう。
よく使う部品店も今時分からならば開いている筈である。但し次の快速に乗らないと間に合わぬ。其れに乗ったとしても店を回れるのはたかだか30分である。
しかし日も日である。時間も時間、こんな時間に駅に車を停められる筈もなかろう、若し停められたのであれば行くかと、ものの数分の道を繰り出す。

小生の考えというのは大多数の方々とそれほど相違はなかったようで、やはり既に主な駐車場は満車であった。さてどうする、今停めなければどうにもならぬ。探してみるか。仕方なくそのあたりを一周すると、幸いなことに一台分空いていた。何とも珍妙な配置であったが、軽自動車の巧妙と何とか無理矢理押し込みて、あと数分後の快速電車へ急ぐ。
思えばこんな時間から何をしているのか、自分でも馬鹿馬鹿しいと思った。こんなに急いで何の意味があるのか。もつと時間に余裕を持って行動したらば良いものを、何をそんなに急かされるやうに行こうとするのか。自分でも理由はわからないが、何かが行けと言う。たまに現れるこの意思が此の身を突き動かす。便所に行く間もなく電車に飛び乗り、便所に駆け込む。そこからはただ無言のまま、到着を待つ。

いつもは片手に鞄を提げて行くのであるが、今日は突然に行く事にしたから其れも無く、着の身着のままという按配である。暇をしそうであったが、電話も見ずにただただ寝て過ごした。いつもと違う。ただ、今から何を買うか、何を作るのか、そして買うにはどこへ行くか、どの順に行くか。それだけを考えていた。

二時間ばかり電車に乗って着いたが、分かり切っているが残り30分も無かった。その間に必要な部品を集めねばならない。幸い店はこの界隈に集中しているからと、早速思い当たる店に行ってみたが、既に閉めていた。その他、思い当たる店はこの30分以内に既に仕舞ってしまったものらしかった。さて既に考えていた順路も何もかもが当てに成らなくなった。先日に彷徨った時を頼りに何件か廻るも既に仕舞っており、最早どこか開いているか見当も付かなくなった。

仕方がないので大概のものを揃えているであろう店へ行って見た。幾らか見て廻ると、幾らかの部品は容易に手に入った。しかし肝心なものが揃わない。さう言えば此処は部品屋ではあるが、楽器の部品も扱う筈であると、普段は皆目足を向ける事もない売場へ行って見た。小生には何とも珍妙に見えるが、随分とよくもまあ此れだけ集めたものと関心せしめたる楽器の部品に紛れて、其れはあった。しかし随分と高価であった。恐ろしいまでに高価ではあったが、普段は数百円のものを使うが、これまた桁が一つ多いではないか。何が違うのか。ただ興味だけはあった。
あれほど急いで来た事もあり仕方もないので、其れを買う事にした。想定していた、普段の物の数倍の値段である。しかし来るにも帰るにも馬鹿にならぬ額を使ったからには、無手で帰るにも諦めるには未だ若かった。
その後、勘定の直前になって、何とも紛らわしい箇所に探していたものがあったので、折角とそれも買う事にした。この店で使った額としては過去最も高額となった。

さて既に想定していたものは揃い、帰るのみとなった。こうなっては、思えばこれは拾い物をしたのだと妙に得をした気分になっていた。だがこれ以上に何かを買うだとか、そういう考えは余り起きなかった。

さう言えば、部屋が狭くなりパソコンをラップトップに替えたいと思っていたのであるが、序でにそろそろForza7も出たことであるし、久しぶりにゲームでもしようかと思いまずは本体を探そうとしたらWindows10のパソコンでも遊べるそうだと言うので、ならばゲーミングPCにでもするかと考え見繕っていたのであるが、丁度良さそうなのが実に奇妙なキーボードを呈していると言うので実機が見たいと思っていたのを思い出し、其れらしい店に寄ってみることにした。
随分と客が多いと思ったが、日本人が殆ど居なかった。夜の八時も近いと言うのに、彼らは何を求めて此処に居るのであろうか。日本にして日本人が居るべきでない場所にも思えたが、異国情緒と信じてパソコン売場を探し、其れはあった。確かに珍妙な配置である。小生は文章を打つのに括弧を入力する時、「括弧」を変換することもあるが、ボタンで入力することもある。其れが無い上に、若干このEnterキーの周囲の配置が変わっている。確かに此の辺りは不便そうなのであるが、何とかなりそうにも感じた。ただEnterキーが小さいのは気になった。小生はEnterキーの上側、Backspaceの下あたりを押す癖があるが、このパソコンではEnterキーは3列目の最右端に一列分だけあり、ということは小生の感覚では別のボタンを押すことになる。つまり、今のこのように文章を入力するには非常に難儀するということである。これは再考が必要であろうと、ひとまず其処を後にした。

続いて、先日SW-HP20を試聴した店舗へ向かった。相変らずの渋滞具合であった。先日の結果に何とも得心行かぬ気にあった小生は、再び試聴したのであるが、やはり確かにそういう音はしていた。今となっては何がどうとは言わぬが、その時はそう感じたのであろう。仕方がない。
そして、そのために買った一方のR70Xを眺めながら、何とかあの装着感を変えられないかと考えていたところ、恐らく担当の青年が試聴をどうぞと謹言されたのであるが、どうもメーカーの出向の様であったので、何とかこれを変えられないかと相談する機会に恵まれた。不思議と其処に展示してあったものは按配が良い感があり、使っている内に変わる可能性があるとのことであった。しかし設計でもう1cmも長くして呉れればと申し入れ出来たのは、この蟠りを解消するのに一際効果があった。

矢張り毎度の如く、東京駅で土産代わりの弁当を買い、帰りの電車に乗ると存外空いているのであった。然し殆どを立ったまま過すことになったので様々にパソコンに就いて調べてみたところ、ゲームをプレイするにもやはり現在のパソコンにグラフィックボードを搭載したほうが安上がりであり、OSを含めてもさうさう値段としては変わりがしないことからお蔵入りとなった。さらに、そもそもそのゲーム自体が余り評判が良くないとのことで、そこまでして遊ぶものでもないようにも思えた。結局こうして、またもや遊ぶ事もなく終わるのであろう。既にそういう歳でもなく、ましてや最近はこうして何かと時間がない。見つけた何かのために忙しく行動するのが面白いのである。

たった三時間のために二時間をかけて電車で東京まで行き返って来るという弾丸であったが、今回ほど新たに何かを見つけた事も無かったであろう。計画では何週間か先になる筈であった、バランス接続用ヘッドホン変換機も何とか近日中に完成しそうである。
最近何かと面白い方へ転がることが多い。そうあるというのが毎日の幸福と言うべきなのかもしれない。
Posted at 2017/12/04 05:26:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味
2017年12月03日 イイね!

金属を木材に近付けるには

最近、行きつけの店でデモ機用のエンクロージャーについて会話を聞いた時のこと、
「こんなに薄いと共振して良い音出ない」
そもそもカー用スピーカーが入るならどんな箱でもいいからと探していた自分はともかく、商売にするとなると訳が違うんだなあと思って聞いていました。

ここで矛盾に感じたのが、自動車用として開発されたスピーカーなのだから、共振するような箱を前提に開発されているんだろうから、別にいいんじゃないの…という事です。
ひとまず、開発段階では木製のエンクロージャーに入れている、売る段階でも同じく木箱で鳴らしているのは良しとしましょう。しかし使うのは、金属製のエンクロージャーです。全く別な材質のエンクロージャーで鳴らすのですから共振周波数は勿論違いますが、そこまで気にするほどでもないんじゃないのかなと感じた次第です。

無論共振などしないほうが理想であり、理想を基準に開発しているのですからそれに近いほうが良いのは間違いないでしょう。但し、これを使う対象は「金属の箱」なのですから、金属の箱で鳴らしたほうが、デモ機になるんじゃないの…なんて思ってしまいました。
寧ろ量販店にあるデモ機の箱で見たことがありますが、アレのほうがはるかに現物に近いんじゃないでしょうか。

ところで、未だに高級なスピーカーにも木材が使われているように、大体音が関連するものでは、木材を使うのが一般的です。楽器にしてもそうですし、大体それなりのスピーカーでは、木製でないエンクロージャーのスピーカーを探すほうが難しかったりします。
それが今のところの答えなのでしょう。なんだかんだで木材を使うのが、スピーカーとしては作りやすいし理想的な音が出せるのでしょう。今の時代、木材よりもはるかに音響用途として優れた材料があっても良さそうなものですが、それでもなんだかんだで木が一番なんでしょう。

前述の会話では、「エンクロージャーが共振してダメ」だと言っていましたが、ならば共振しないのであれば、どんな材料でも良さそうなものです。
実際のところ車では振動を止めるために制振材を使うのですし、吸音材も使います。木材を理想とするならば、金属であっても音響関係の特性を木材に近付けることができれば、或いは他の材質であっても問題なさそうに感じます。
薄すぎて共振するのならば、制振材をベタ貼りすればいいのに…。

制振材を貼り過ぎると音が死ぬのでよくないと言いますが、全面にべったりと貼るとかえって振動が逃げなくなったり、別な共振周波数になったりするようです。ところが振動させてはいけないという。だからチマチマと切っては貼りを繰り返し、よくわからない状態になってしまう。
簡単な話、上手くこの按配を取るのが所謂プロの所業ということらしい。

ただし車種としては、軽自動車のように車体の鉄板が薄い車よりも、普通車のセダンのようにそもそも厚い鉄板を使っている車のほうが理想的であるようです。
それこそ振動しないほうがいいと言っているようなもんじゃないか、だったら貼り過ぎて何が悪いと開き直りたくもなりますが…

要は、振動は残るように貼る、けれども振動させてはいけないという目的を達成するため…言い換えれば、ドアを「木製エンクロージャーにするため」に、一面ベッタリと貼ってしまえば音響特性が木材に近くなりますよ…という材料なんかが、何でないんだろうということです。
軽自動車向けに「これを全面貼りしとけばもう理論的に木材!エンクロージャーの問題はないですよ」とか、普通車向けに「これを一枚、一面に貼っておけば万事解決します」というもののほうが、初心者でも飛びつきやすいように思うのです。

勿論商売上の問題もあるのでしょう。色々と分けてセットにしたほうが、利益率は良いんでしょう。そうそう新規顧客が増える業界でもありませんし、回収率もよくないのでしょう。
ただ、某社のように理想的な形のものからチョイ貼りに便利なもの、上級者向けから初心者向けまで揃えても、そうそう需要があるものには思えないのです。確かに狭いところに手は届くかもしれませんが、反って混乱させるだけのように思えます。

不思議なことに、一番ラインナップの充実している某社だけが、「万能デッドニング材」を出していません。「アブソープ」とか、「HYBRID」なんかは吸音、制振、遮音をそれ一枚でやってしまおうという、これに一番近い材料でしたが、そこまで主流ではないようです。

そう簡単に音響工学を語れるものではないのは百も承知ですが、小生くらいに「ファン」を超えたくらいのユーザーにとっては、選択肢が広くて面白さを増してくれる理想的な環境ではあるのですが、
今や定年後も働き続けないといけないくらいの世態ですから、デッドニングで二日も何日も車が使えないような状態にするようでは、新規のユーザーは増えないと思うのです。

ましてや少子化で車自体が売れなくなるし、経済的余裕も減って車自体が売れない。時間的余裕もない。まあこの状況の最終的なツケはいずれその中心的枢軸に破滅的結果として齎されると思いますが、ただでさえニッチな分野ですから関連商品で手広くいきたいのもわかります。しかし逆に混乱を招いているようにも思われますので、もうちょいコンパクトに…一日あれば、フロントドアくらいは簡単に処理できますよというものを出せば、もうちょっと敷居は低くなるのではないかなと。

ペヤングやきそば位の大きさで、ドアに均等に貼ってやればいいですよみたいなのが出来ると、もっと楽でいいと思うんですけれども。割高にはなってしまうと思いますが、そこそこ拘りたいけれどそこまでコストもかけられない…というDIY人にはいいのではないかと思います。
バラ売りOKにしてやれば使うぶんだけ買えますし、今のようにオーディオ関連コーナーを大幅に占領することもありません。

…なんていうことを、エンクロージャーに収めたJBL670GTiを見ながら思いました。
何せ非常によく鳴ってくれますから、このまま使いたいところでしたが、そろそろ本来の位置に戻ってもらう事にしました。
だったらエンクロージャーのまま突っ込むに限るじゃないかと思ったんですが、中々そうもいかないので、何とかしてドアを木製に化かせられないのかと。

イギリス王室御用達のMorganの自動車はいまだに木製フレームだそうです。外殻は金属ですが、ああいう車だとまた違うのかなあと。
カーボンやFRPで作るよりも木材成型のほうが安上がりだし、環境にも還るしいいと思うんですが…
そんな車が出てきたら面白いなーなんて思いながら、今日もデッドニング材料を発注したのでした。
Posted at 2017/12/03 01:28:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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「そろそろ六十里越の閉鎖解除で新潟方面解禁されると思っていたらの、雪崩で橋流出して再開未定… 檜枝岐側の国道352号は動線には使えないので、49号まで上がるしかないかな 八十里越が2年後に開通するらしいのでこうなりゃ期待」
何シテル?   04/20 22:52
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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