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智海寺の奥山のブログ一覧

2019年02月18日 イイね!

雑感20190217 「ETON PRO170 Re:Returns」

前回申し上げておりました通り、ミッドバスがJBL 670GTiから、ETON PRO170に替わりました。
交換理由は何度も言い続けております、低音が弱いこと、これに尽きます。
結果からすると…本当にそうだったのでしょうか。

ああだこうだ言うのも何ですから、交換後の印象を挙げてみます。

・確かに低音は出るようになった
・低音は出るが、音が軽すぎて重みが全然伝わってこない
・音の細かさが格段に低下
・高域とのつながりは悪くなさそう
・アッテネーター0dB+巻線4.7ΩでTONE調整が要らないが、巻線1ΩだとBASS-1設定が好感触なのが気になる

一応670GTiとのインストール状態の違いですが、今回はcarrozzeriaのメタルバッフルを使っています。やはり670の時に薄いアルミバッフルを使ったことで制振が甘い印象を受けていたので、使えるなら使ってしまえという事で使いました。ところで、エンクロージャーに入れていた時に分かったのですが、PRO170のユニット径がメタルバッフル内径よりも大きく完全に入らないので、4mm厚の木製スペーサーを使いました。実を言うとこのスペーサーの内径も小さいのですが、木製だから広がるだろうという目論見で入れました。現時点で最適なバッフルは670でも使ったアルミバッフルなのですが、制振をしっかりしたいのと、メタルバッフルにアルミバッフルを重ねる方法もあるにはあるのですが内張に干渉してしまうので、今回は試験的な意味合いと割り切ってこれでいきました。

こんなバッフルですから20mmくらい高さがあるのですが、やっぱりETONだと低音は出ます。これは前車セドリックの時と全く同じです。しかし音を聞くと670よりもずっと重みがない。低音自体は出ているのですが、重みがなく軽いくせにびよーんと伸びて、かったるい印象しか残らず拍子抜けしてしまいます。

こうして聴くと670のミッドバスは確かにボリュームを稼がないと低音が出ないのは確かなのですが、その分だけ音の重みや存在感はしっかりあったと言えます。ミッドバス/ツイーターのバランスさえそこそこ取れていれば広告で自慢しているように音量を上げても歪んだ印象はほぼ無く、音の精度と言うか粒度と言うか表現力、完成度と言うか、やはり定価6桁台のモデルであることは「運転中はともかく、きちんとリスニングする環境であれば」十分に感じられるような印象になりました。

第一に670の低音が出ないというか、ETONを基準にしてしまうと確かに670は出ないですが、ETONがやけに出たように感じて、それを基準にしていただけのようにも思えてきました。本当はETONでもツイーターのレベルを合わせる調整の必要があったのでしょうが、ミッドバスが強かったのであまり問題にせず、そんな音だという事で片付けていたのだと思われます。
現に、ツイーターの減衰レベルによっては、ようやく出たはずの低音をBASSで-1に下げたほうが音量が稼げて聞きやすい音になりました。これは670の傾向の音に近いと思いますが、このほうが冗長な低音の伸びが落ちてボーカルとの塩梅が取れるようで、コレでもアリかなと思っています。
元々ユニットとして低音が出やすい出にくいは能率の違いなどから有るのでしょうが、その点では670は確かに低音は稼ぎづらい事は間違いないと思います。しかし交換前の比較対象がETONだったのが良くなかったようです。

第二に、やっぱり670純正ネットワークの設定は、車種にもよるのでしょうが向き不向きがあるように感じます。結局この極端な設定のためにユニット間の音量が取りづらく、ただでさえ出ない低音をさらに出にくく--しかも与えられた変更可能な条件ではとても無理で、単純に落とすだけではユニット間のつながりを乱すことにも--なっていたように思えてきました。低音が出ないので高域を落とす、クロスオーバー付近の中域が足りなくなる、逆にツイーターを上げて…というような堂々巡りでしょうか。

また、バッフルによる影響ですが、ETONではこんなに低音が出るのに670では出ないというのも不思議ですので、やはりアッテネータに関連する部分が大きいのかもしれません。元々出にくいユニットなのであればそれまでですが、バッフル無しで調べることができないので何とも言えません。
どうせなら670でもメタルバッフルを使いたいところですが、影響が否定できない事もありますので、固定方法など含めてまた考えたいと思います。一応、一旦またメタルバッフルで670ミッドバスを鳴らしてみて、音量合わせをしたいと思います。


しかし同時にがっかりでした。ETONよりも670のほうが、やっぱり性能的には良かったのです。一方であのETONの印象がこんなにも変わってしまうとは、驚きました。
まあ仕方もないのです、670はこんなにも手を焼いているのですから見返りがないと寧ろリストラ予備軍ですし格段に良い条件ですから、ネットワーク定数も変えずに相方のツイーターも居ないまま予備役から最前線に駆り出されたETONの評価が悪くても何ら不思議はないのです。いや当然ながらETONと670のユニットインピーダンスは違う訳で、伸びがありすぎ又は足りないとか当たり前ですから、元のユニットは良いんでしょうからちょいとネットワークを弄れば化けてくれるでしょう。

こんな状況になりましたので、既に動き始めているのですがETONネットワークをグレードアップしたいと思います。見た目シンプルですから同じ部品を揃えれば簡単にグレードアップが…と思いきや、部品の定数がわからない。
670のネットワークを見ていると、基盤に部品定数らしいものが書かれているのを見て、もしかしたらETONのネットワークにも書いてあるかも…ということで、力づくですが一度部品を外して確認してみました。そしたらコイルに関しては表示があったのですが、コンデンサの定数がわかりませんでした。そこでネットワークの回路を書き出してみて、設計上のクロスオーバー周波数とミッドバス/ツイーターそれぞれのコイルの値になるような設定を探してみました。
するとETONのツイーターは3Ωで、謎だったコンデンサは8.9μくらい。まあ無難な設定のように思えます。しかしミッドバスは16Ωで0.82mHなんていう数字になりました。本当にこの基盤上の定数と部品定数が合っているのか不安になります。こういう事になるから、やっぱり部品自体の数値を図りたいもんです。

ここまで分かったけれどもまだ若干問題があり、どうもミッドバス側のコイルは鉄心コイルのように見え、空芯とどちらが良いのやら。高域なら空芯で良いのでしょうが。しかも0.82なんて半端な数字です。そんな鉄心コイルがあるのか。
結局コンデンサは前回用意したフィルムコンデンサをあてがい、コイルは想像以上に大きかったので調達することにしましたが、0.82mHについては少し大きいのを様子見ながら解くことにしました。足してちょうど0.82mHになる唯一の組み合わせのうちの片割れ、0.6mHが売り切れだったので、どうせズレるんなら0.03くらい大きくていいやとなったのです。

あとはこれを組むだけですが…定数が全く違っていないか、まずは部品だけで聞いてみようと思います。
どうやってこれを取り付けるかも良い案が出ないので、実装の目途がたったら入れたいくらいのつもりでいます。

もうちょい飼いならしやすいかと思っていたETONでしたが、思ったよりもパワードライブで抑え込んだりしても変わってくれない。どうしたもんでしょうか。
一応、部品を調達できればバイアンプ化もできるので、そこで様子を見たいと思います。

それにしても、最近こうやって何か思う事があると、ちょうど670を入れた頃に直感で感じたことをそのまま復唱しているような覚えがあり、やっぱり直感は大切に思いました。
また、こうしてネットワークの問題を抱えると、何の影響も受けないフルレンジ一発のヘッドホンが非常に羨ましくなります。

ここ何週間かは、東京へ何度も部品調達に行かないといけないかもです。




Posted at 2019/02/18 08:33:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2019年02月14日 イイね!

雑感20190213 「簡単にまとめ」

連休中日、前日の雪の反省もあってそんなに遠出はしないようにしましたが、結局霞ケ浦まで繰り出してしまいました。寄り道しながらあれよあれよという内に土浦市内まで行ってしまいましたが、昨日都内で貰ってきたのか、寒気がしたので引き返しました。

それはさておき、年明けからの流れを簡単にまとめたいと思います。

正月にネットワーク用のフィルムコンデンサーを買ってきました。このコンデンサーをラインナップされている容量とびとびに買ってきました。実際どれくらいの容量の刻みで使うのかわからなかったので、下は0.1から上は6.8μまで、2セット買いました。
メーカーはPARC Audioにしましたが、選択理由は「四角い見た目が気に入ったから」です。後々これが大問題になることに。
結構数があるので、一個あたりはそんなにしないのですが、良い値段になってしまいました…とりあえず初期投資だと思って割り切ることにしました。

ひとまず落ち着いたのが、
ツイーター -6dB/oct 10μF
ミッドバス -6dB/oct 0.4mH 9.1μFのインピーダンス補正あり
でした。結局今の感じだと、わざわざ細かく買った0.1μや0.15μといった数値のコンデンサーは使うことは(少なくとも当分)なさそうです。逆に、1F以上の数値を全部揃えておいたほうが良かったと思いましたが後の祭りでしたので、後日また追加で調達に走ることに。
一応音質については、mundorf shupremeよりも鮮度は劣りますが、値段の差だと言われたら納得してしまうような同傾向の音でしたので、問題はありませんでした。
ただ先にも書いたように、思ったよりも容量間での大きさの違いがあったので、特製ネットワークで使うことができず、端子台を追加して使うようにしました。

兎にも角にも、この数字を出すだけでほぼ丸一か月がかかったと言って過言ではありませんでした。
しかしどうにも数字がかなり際どい設定になっているみたいで、そろそろツイーターも心配になってきたため、殆ど手を付けていなかったコイルとスロープの設定をやってみようかと思えてきました。

ただコイルが案外高いということもあり、また製作者のGラディさんに許可を貰って解いたりしてみたのですが、結構変化が捉えにくく(結局こうなる)、また目安となる数値化もできないので、スロープを変えてみることにしました。
しかしスロープを変えてみるにもどこから始めたらいいのかわからないので、同じくインピーダンスが4ΩであるETON PRO170のネットワークを入れてみることにしました。一応クロスオーバーは3kHzで670GTiの設定よりも高く、ツイーターの減衰も12dB設定でしたので下げすぎて壊すこともなさそうだったので、しかもミッドバスは特製ネットワークと同じ-6dBでこちらは今までと同じ条件だということで、これを目安に組み替えていけばいいだろうと思った訳です。

ここであえて、一旦元の660GTiのネットワークに戻して、純正の音を聞いてみることにしました。例の抵抗をツイーターに入れての音です。
ちなみに660GTiネットワークは、ミッドバス-12dB、ツイーター-24dBのクロスオーバー2500Hz設定です。一応ですが、ミッドバスのみ接続して、ツイーター側のみ別にコンデンサーをつないで-6dB設定として試す計画もしていたのですが、まだ良心的なETONネットワークを早く使いたかったこともあり、すぐにETONネットワークを入れました。
ETONネットワークでもツイーター側に抵抗を挟んでいます。

一聴して思ったのは、狭くて余裕がない鳴り方から広がりを感じる鳴り方になったことでしょうか。音の高低が自然になったような印象です。どうにもいきなりツイーターが主張して鳴りだすような印象を受ける660GTiのネットワークと違い、ユニット間を感じさせないような鳴り方とでも言えばいいでしょうか。要はつながりが適度に緩くなったということでしょう。
特に高域が尖っている感じが殆どなくなり、少なくともこれまでのネットワーク設定では最も完成度高いなあと感じています。やっぱりこのあたりの完成度は、餅は餅屋ということなのでしょうか。


さて、連休にほとんど何もする事がなく終わってしまった格好ですが、ミッドバスを670GTiのものからETONに交換しました。結構苦労して付けた670のミッドバスを外して付けたので、もしこれが逆目に出たら戻すのが非常に鬱です。というか連休から数日経ちましたので結果は出ていると思いますが、さてどうなるのか。
ETONが思ったように変化してくれるといいのですが。
Posted at 2019/02/14 06:03:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2019年02月03日 イイね!

雑感20190202

やばい、何も書く事なく2019年の一月が終わってしまった…
焦燥の念に背中を押され、申し訳程度でも日記を書かねばという強迫観念から逃れるため、日本酒を煽りながら筆を執ります。最近、日本酒は高級でないほうが面白く思います。

年明けから書く事も無いほど何もしていなかった訳ではなく、ずっとゴチャゴチャやっていて、しかしどうにも収拾がつかないので、書くほどの中身にならなかったのです。
しかしそのままではと思い、今日は久しぶりにどこかへ行きましたの報告です。


関東で雪の予報だなんだと騒ぎがありましたが、ものの一時間も車で走れば豪雪地帯に行けるので
そんなに驚きはしないものの、やはり雪の降らない場所の人間だからか雪が降るぞと言われると心が動きます。
そういえば昔は奥鬼怒の温泉に毎年行ったなあと懐かしく思ったのですが、奥鬼怒のある日光市栗山は豪雪地帯指定なのだそうです。そりゃあ降るはずです。同じく栃木県内では栗山から那須地方にかけてが豪雪地帯の指定になっています。

いやあ雪が恋しいとはいえ、車で出られない位も降られることのある豪雪地帯のことですから、じゃあ特別豪雪地帯なんて一体どういう事になっているのかしらと思い、調べてみると栃木県内は特別豪雪地帯の指定はなく、近隣では群馬県の片品に指定があるそうです。福島では檜枝岐や奥只見…檜枝岐や奥只見なんて、酷くなったら本当に陸の孤島になるのでしょう。

特別豪雪地帯の指定も日本海側に集中しています。小生は雷と言えば夏ですが、日本海側では冬なのだそうで、一体特別豪雪地帯の冬というのはどんな事になっているのか非常に謎であります。職場に居た五所川原の人物に聞いたところ、どうせだから冬の酸ヶ湯温泉に行こうと言ったら馬鹿にされました。このあたりの人に言わせれば、小生の地元において「正月に伊勢参りに行く」ようなもんだということがわかりました(=地元だからって行けるほどまともな状態でない、または「外様が思っているほど容易ではない、現実的に不可能であること」の喩え)。

ことに最近では雪道で車がハマったら社会問題になる時分ですから、冬の日本海側というか雪の多そうな所は避けておいて損はありません。遂に関東を抜けて甲信越に足を出そうとしている訳ですが、天気ばかりはどうにもなりません。それに、大体において「日帰りにする」というのが座右の銘というか、「一日一全(=その日に終わらせる)」が行動規範になっているもんですから、行って帰ってきて布団で寝たい。そうするとやはり高速を使っていくのが定石です。さらに、昼間だと渋滞の可能性もあるので、夜がいい。そもそも小生は行くことが目的であって、行った先で何かをすることを目的にしないのです…

話はまだ終わりません。最近はチェーン規制が新しくなり、スタッドレスを履いていてもチェーンを巻かないとダメという、昔は「全車チェーン規制」と言ったものが出てきました。そこまで行ったら最早帰って来れるかどうか怪しい状態、ましてただでさえ長距離なのに、そんな道をチェーンを巻く手間をかけてまで走ってとは…最早行くなと言われているようなもんです。

でも考えようによっては、高速は基本的に完全除雪ですし、豪雪地帯の市街地なら除雪もされているので、雪道でも安心ではあるのです。寧ろスキー場のあるような山地へ突撃するほうが遙かに自殺行為に近いといえます。
また路面状況などはJARTICのウェブサイトで確認でき、道路状況はウェブカメラ等でも見られ、ここ数日の天気と路面状況、そして決行当時の天気予報を考慮すれば不可能ではないという結論に達しました。
すると当に今日、それまで新潟県ほぼ一面に出ていたチェーン規制が消えました。なかなかこういうタイミングが合う時もないですから、行ってみることにしました。

とりあえず目的地は関越トンネルです。北関東道から高崎ジャンクションで関越に乗り換え、そのまま北上。もっと起きたのが早ければ磐越を抜けて一周も考えたのですが、起きたら夜勤明けだったので夜の11時、さすがに一周は断念しました。
目的地を関越トンネルにしたのは、関越トンネルを抜けたところが勝負だからです。今の時期ではトンネルを抜けたら銀世界という可能性があるので、今日はとりあえず湯沢で折り返す事に決めました。

ぶっちゃけ、そのうち新潟にでも行ってみようかと思っているのですが、なにせ距離が距離なので簡単に行けないし、かといって電車は楽だと思うのですがいかんせん高速代の3倍という切符代がかかりますし、実際車で行くとどうなのよ?という疑問があったというのも動機です。

其のうえで最大の難関がやはり雪道、次に道程、三つ目に関越トンネルだったのです。雪道は先の通り時運が全てですが、道程は幾つかありますけれども、第一選択としてはやはり関越、次に東北道郡山経由で会津を抜ける磐越でしょう。磐越を次点としたのは、どうしても会津より先が読めないからです。しかし会津までなら何度か使っていますが、関越は10年前に通った一度きりで、まずまず知っているという長はあるものの次点としたのは、磐越を抜けた人にはわかるでしょうがやはり片側一車線になる会津~新潟の区間の存在です。
確かに磐越の立地自体は関越トンネル以北よりも雪が幾らか弱そうに思えるのですが、その昔に新潟へ一度行った時に除雪車に阻まれ、しかも道は凍ってガタガタで、後ろからつつかれるという思いをしたのが大きいでしょう。それに近い状態が会津からひたすら続くのも大変に思います。実際に新潟へ行くとなれば恐らく出るのは朝の四時位、関越又は磐越を実際に走るのは朝六時位でしょうから多少車も多いでしょうし、そうなると多分辛いのではないかと。
そして関越トンネルの存在です。言わずと知れた元・日本一の長大トンネルですが、小生は今でも関越が日本一だと思っております。というのも、確かに山手トンネルは長いことは長いですが、出ようと思えば横へ逸れるなりして出られるからです。関越はただひたすら11キロの間、余計な出口がなく、入ったら抜けるしかないからです。同僚と話していた折、「気持ち悪くなる位に長いトンネル」等と言われていましたがやはりあのトンネルの圧迫感というのは苦手で、ましてや渋滞でもして入り口から止められたらと思うと背筋が凍ります。
そんな所の確認も兼ねて出発しました。

当然ですが、連休でもない週末の真夜中、ほとんど車は通らずスルー状態。ハイビームにしておいても対向車が来ないので殆ど下げる必要がないレベルでした。おかげで、ほとんどgoogleマップの経路案内の所要時間とほぼ同じ位に通過できました。

行き道は太田強戸PAでのんびりしました。ここでちょっとネットワークを弄り、紆余曲折を経て復活していた660GTiネットワークから、ETON pro170のネットワークに変更。仔細は後日お知らせの予定です。
ただ失敗して、アッテネータ替わりの抵抗を家に置いてきたままだったので、高域がうるさくなってしまった。仕方ないのでデッキでトレブルを落としましたが、聞いている感じでは中高域の印象はかなり良いです。相変わらず低音は弱めですが、ネットワークのつながりは良好で、大変自然に聞くことができる状態です。やっぱりこれくらい完成度を高めないと納得できない自分がおります。
同時に、低音不足はユニット絡みの可能性が非常に高いことが証明されてしまいました。欲を言うとETONのツイーターはちょっと硬めの音だったので、このまま670のツイーターでETONのミッドバスを入れれば良さそうな感じがします。まあミッドバスの交換はもうちょっと先ですね。欲はありつつも今回はエージングだと思い我慢。

その後は渋滞もなく、夜の闇の中をどんどん関越トンネルに向けて進行。高崎から関越に乗り換え、去年あたりに来た渋川も超え、およそ10年ぶりに(その時は上り側だったが)やって来ました。
月夜野PAあたりから路肩に雪が見られ、遂に「危険物積載車ここで出よ」の看板が出現、そろそろ後戻りも逃げもできなくなります。関越トンネルの目の前、谷川岳PAでホットな緑茶を飲んでいざ突撃。

正直なところ、関越トンネルに入ってしまえば、トンネルがクッソ長い以外に何も思うことはなく、寧ろ出てからが怖い事だけが気がかりでした。真っ白なのか、ガッチガチなのか、吹雪いているのか。来た事を後悔するほどのレベルの雪なのか。一応、事前に調べた限りでは路面は完全除雪。
計算上は80キロだと8分くらいで関越トンネルを抜ける計算になる、なんて思いながら走っていると、調べていた通りの状態に抜けました。
というか、真夜中なのに除雪基地はものすごいキラキラして、全くご苦労様なことです。

しかしまあ、路肩を見るとものすごい雪が積もってました。スキー場だらけなのも頷けますが、除雪しないとこんなに降る場所なんですな。雪の降らない土地の人間からすると、よく生活できるなあというのが正直な感想。当地の人には当たり前の状態なのでしょうが、ただただ生活に困りそうとしか想像ができないのです。だから、豪雪地帯というものが謎な存在なのです。一日だけホームステイしてもいいかな、なんて思ったりもしてしまう。

一応今日の目標としていた関越トンネルは越えたので、塩沢石打で下りました。寒さのせいか非常にトイレが近いのでコンビニに飛び込むが、コンビニの駐車場も散水装置が埋め込んである。というか、当然のごとくコンビニでは毎日雪掻きをするのだろうから、コンビニ勤めが肉体労働になっているのだろうという想像をしてしまう。ついでに見たことがない日本酒を買っておいた。新潟は酒処だから、変な酒の一つもあったら面白い。
そういや、いつの間にか新潟県入り。思ったよりあっけない新潟県入り。人生で二度目のはずなのに、こんなにあっさりしていていいのか。

夜にドライブして何が楽しいのかと言われそうだが、今回ばかりは景色が良かった。そりゃあ関越トンネルを抜けている時はトンネルの中まんまの殺風景だったが、湯沢あたりはスキー場がライトアップされていて綺麗だった。小生はスキーというかウィンタースポーツをやった事がないうえ、どういう訳か連れていかれたスキー場で車の番をしながら雪だるまを作って遊んでいたクチであるので、一体どういう訳でただでさえ滑って危険な雪の上で滑るという暴挙に出るのか、皆目理由の見当がつかない。そういえば昔に子供会で妹がスキーに行ったらしいが、初めて行った筈なのにやたら上手かったから、家族ぐるみでスキーによく行くのだろうと誰かの親から聞かれたのを思い出した。

ほんの数分走っただけだが、道沿いの民家はかなり積雪があって、一層小生の「雪国の謎」は深まってしまった。同時に、恐らくここいらでは冬場の今の時期にスキー産業で稼いで、間期の夏には一体どんな産業で稼いでいるのかと、妙に現実的な疑問も湧いてきた。それに引きつられてか、某温泉宿の従業員なんてのも悪くないのではと思えてきた。
ふと思ったが、小生は週末金曜に来て泊まって、翌日滑って帰り、日曜を家で過ごしたいタイプである。

日が昇るまでには帰りたかったので、一時間もせずに湯沢から高速に乗り直し、来た道を逆行。地形からすると帰りは下りになるので、幾分走りやすかった。
高崎ジャンクションあたりに出ると、市街地が開けて夜景が見えたのが綺麗だった。
その後は一度も止まる事無く、最寄りのインターまで直行。初めてgoogleマップの所要時間ジャストで着いた。


こうして振り返ると片道200キロ、総じて400キロ走っていたことになる。ちなみに途中のコンビニから新潟へは140キロだったので、新潟まで行くとなればそれが片道になる。地図ではそんなに無さそうだったが、数字で見ると結構ある。
心配していた天気だったが、逐次路面をライブカメラで確認すれば、特に問題なく走ることができるように思われた。さすがに寒波が来ているとかいう時にはやめたほうが良さそうだが、今日のように殆ど路面に雪がない状態であれば、今の時期でも殆ど問題なく新潟までは行けるように思われる。
ただそれが、行こうと思っていた時に条件が揃うかというと、結局は春先まで待っておいたほうが遙かに楽であるのは確かではある。

毎回こんな感じであれば、寧ろ雪の心配があまりない仙台であれば簡単に行けそうな気もするが、なかなかそうも行かないのが日中の移動なので、暫くはタイミングが合う時に狙いたいと思う。
だが例によって、新潟まで行ったからと言って何をするか決まっている訳ではない。どうせ小生のことであるから、某チェーンで中古の何某を探したりだとか、車で使う何某を探したりというのが関の山になろう。それ以外に何をするであろうか。
まあ結局そうやって、何か目的がある訳ではないが留まらないのが性であるのも了解しているので、そのうち真夜中に仙台まで行って帰って来るという暴挙も、やるかもしれない。

…と、今年最初のカキコが車弄りでなくなったのも結局は寒すぎて何もやる気にならないからであります。案は色々考えてみるのだけれども、結局実行に移せずに走りに出てしまうので、煮詰められない。まあ時節柄仕方ないですね。
もう二月は何もできないかもですが、今のところは長い目で見て頂きたく存じます。
Posted at 2019/02/03 11:53:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「そろそろ六十里越の閉鎖解除で新潟方面解禁されると思っていたらの、雪崩で橋流出して再開未定… 檜枝岐側の国道352号は動線には使えないので、49号まで上がるしかないかな 八十里越が2年後に開通するらしいのでこうなりゃ期待」
何シテル?   04/20 22:52
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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