非常事態宣言が一部解除になりました。このまま二度と再発令にならなければいいのですが、そうもいかないような気がしてなりません。
そんな今週は夜勤だったので、起きたら真夜中12時過ぎだったので土曜にはほぼ何もできることがなく、多少は胸を張ってドライブできるかと思ったのですが、全く車がいない。そもそも真夜中の2時とかなので当然ではあるのですが、トラックすら通らない。しかも道の電光板には「県境を超えた移動は自粛を」なんて書かれる状態で、元々買い物だとか、市中には小規模の店しかないこともあり県境をまたいで移動するのが普通の自動車社会だった土地柄もあって、何とも窮屈な状態のままです。しかし役所の感染者データを見ると一目瞭然で、控えておいたほうが良さそうですので、まだ暫くは大人しくしておいたほうが良いのでしょう。
そんな感じで燃焼不足なままに夜が明け、車でも弄ろうかと思いつつも、非常にメンドクサイという意識がどうにも消えず、じゃあ酒でも煽って寝るかと思ったところ、飲み始めて暫くして謎の衝動に駆られて車へ。勿論ドライブに行った訳ではなく、弄りに行った訳です。
弄ろうと思っていたのはネットワークです。先日安定化電源R70Aを取り外したので、助手席と運転席の下に同じように空間が確保できたので、容量不足になっているトランクからネットワークを移動させようという考えでした。これができれば、トランクにプリアンプTP1200を設置して、念願であったRCAケーブルのAT-RA5000を使うこともできるようになります。もっとトランクの構造を複雑にしても良かったのですが、スピーカーケーブルやRCAケーブルとかケーブル類のグレードアップを考えたらシート下から延ばせるのは非常にメリットが大きいので、これは必須として、早い事やってしまいたいと思っていました。
ただ、スピーカーユニットにつながるケーブルの通しを変える必要があるので、そこが面倒だったのです。それに助手席下には、ヘッドユニットへの電源の延長のために居座るキャパシタもいるので、こいつの絶縁も考えないといけませんでした。
なんて言いながらも、始めてみれば案外すんなりと進んでいき、2時間くらいでネットワークを移設できました。
遂にここまで来ました。あとは、ヘッドユニットにTP1200をインストールして、画像右側の黒いTP1200のメインユニットと接続して、AT-RA5000で接続するだけですが、黒いのはただ置いただけで、配線はしてません。
と言いながら、問題はこのTP1200のヘッドユニットのインストールで、そうするとヘッドユニットへの電源ケーブルの長さが怪しくなります。今日作業中に見ていた限りでは、先日まで使っていた電源ケーブルのうち長いほうを使えば、なんとか引けそうです。そこまでやりたかったが、今日は最高気温30度とかいう訳のわからない陽気になるらしく、既に結構な暑さになってきていたので中断しました。それより前に夜中から起きていた事を忘れていました。
そうは言っても、一番の難所だと思っていたネットワークの移設ができたので、あとは気が楽です。なんなら、仕事が終わってからでもヘッドユニットの換装はできるくらいには慣れた車なので…でも最近は仕事終わりに何かをやろうという気も起きないほどには残業してます。会社は帰れと言うんですがね。それができない性格なのが腹が立ちます。
でもこうして画像を見てもわかるように、アンプからのスピーカーケーブルの取り回しがちょっときついのと、電源ケーブルの出方がなーんか気に食わないですね。特に電源ケーブルはTP1200のメインユニットに接触するくらいの位置で、ノイズの影響を受けそうで、できれば離したいです。
あとはアンプと安定化電源の間の赤青の電源ケーブル。そう、真ん中が安定化電源で、それを二分してこの赤青ケーブルでアンプにつないでいるのですが、これが前のままTPCのケーブルで、Rexatになっていません。予定では、とりあえずまずはトランクまでの電源を引いて、とりあえず細かい線はTPC流用で鳴らせる状態にする。そこまで行ったら、電源ケーブルの長さに余裕があるならまた切って分配用ケーブルを作る。…という予定だったので、とりあえず鳴らせる状態にしただけなのでこうなっています。ただ電源ケーブルが交換前のケーブルとほぼ同じ長さで(交換前は片側5mだと思っていたら、今回と同じで5m半くらいはあった)、それほど余裕がないために、分配用ケーブルを作るのがちょっと気が引けています。
取り外したほうのRexatから作ることも考えてはいるのですが、どうせなら良いのを使いたいという意識から、まだ決めきれていません。ここだけは、最新のRexatを入れるかもしれません。
そういや、ネットワークに例の赤い変なコンデンサーを入れてから1週間経ちました。そろそろエージングも進んできたと思うのですが、相変わらず高域は強めのままです。
実はコンデンサーを買った時に、一緒に抵抗も買っておきました。今は15Ωを入れていますが、これが巻線抵抗なので、メーカー違いで酸金抵抗の15Ωを入れたらどうなるかを試そうと思っていたのですが、今日はとりあえずそのままにしています。
高域の印象を変えるにはクロスオーバー設定を変えるかアッテネータを変えるかですが、そのうち抵抗を変えてみるとして、他にも抵抗の候補を考えています。とは言っても、選ぶにも許容電力の大きい抵抗は限られているので、せいぜい2Wくらいしか取れませんが、高域ユニットならまあそこまで音量を上げない小生ならばイケるかなと思った次第です。
一番の候補はタクマンだったのですが、いつも買っていた店では低抵抗値の巻線抵抗が遂に終売になってしまいました。次に考えているのがスケルトン、他にリケノームですが、どれもヘッドホンの減衰用に使った時に気になった抵抗です。
スケルトンはタクマンと僅差で好みだったのですが、リケノームは妙な鳴り方をしていて先の二つとは異なり、まるで伴奏がボーカルを邪魔するかのごとく目立ってくる鳴り方をします。案外、あっちだと聞こえていた音が聞こえないという状態を解消するには早そうな気もして、それで使ってみようと思った訳です。
しかしいずれも、今の状態では調達がなんとも面倒ですので、また暫く先になるかもしれません。タクマンなら手持ちがあったかもしれませんが、不明です。
ほか、今のネットワーク設定は耐えられないほどに悪い訳ではないのですが、如何せんコンデンサーが多すぎて金がかかります。どうせならもっと現実的な設定にしたいので、ではどうしようかと考えてみたのですが。
やはり参考になるのは、BRAX 6.1と1.1の2WAY用に出ていた純正のネットワークでしょう。しかし今以て現物は手に入っていませんので、メーカーホームページと外観写真から、大体のクロスオーバー設定値を弾いてみました。すると、意外にもミッド側のローパスフィルター設定は今とそれほど変わらないようで、しかもツイーターのハイパスフィルターもなかなか常識的な容量のようで、多少ずれますが今の手持ちの赤いので近い値で組めます。
しかしそう言っても、なんだかいつか試した数値にも見えます。
アッテネータの抵抗の種類とネットワーク設定でまた良くなればいいですが、それより先にTP1200を入れたいところです。なんだかんだで一番最後にしそうな電源ケーブルを替えたらすぐに終わる問題のような気もしますが。
とりあえず、難関と思われていたネットワークの移動が終わったので良かったですが、順調に進んできたのでDACも探さないといけなくなってきました。
最近ですが、例のごとくヘッドホンでCDプレイヤーの内蔵DACと外部DACで聞き比べたら、やっぱり解像度は外付のほうが良くて、これが時代の差なのかわかりませんが、今あるDACを入れるとこういう系統の音になるのかとある意味で安心していますが、車載でも同じ音になるのか気にもなっています。
この場合、また電源ケーブルの問題が出てくるのはさておき、今のところ聞いている音は2000年代の音作りのアナログデッキですから、それはカルチャーショックになるだろうと期待しています。
これで盆にはDACまで間に合うと思っていますが、自粛の影響もあってオイル交換が行けていないせいかパワーが落ちてきました。エアコン点けた時なんか結構に良い感じに走らなくなります。今まで踏んでぶん回せば何とかなったエアコンオフも、踏んでも何だか怪しい時があるのが気がかりです。これがクラッチの滑りというやつなのでしょうか。そうなると、いよいよ車を真剣に考えねばならない事になりそうですが。
ちなみに、数年前の記録から、クラッチ交換の費用を探してみました。このMH21Sの場合はラジエーターを外してエンジンを下ろさないといけないのでまあ大掛かりなのですが、総額でも10万はかかっていませんでした。そう思うと、エンジンは快調な今の状態と、この何ともいえない世態の下では、クラッチ交換するのもアリかと思っています。まあまだクラッチが原因と決まった訳ではないので、オイル交換して様子を見ますが、気が付いたら今のクラッチで10万キロなので、良い時期ではあるのです。
こうして、今のところは今年の目標は結構達成しつつあります。連休に帰れない、家にカンヅメというのは予想外でしたが、マスクしてでも作業できるのであればそれもアリだと思いました。これが盆もまた、となると恐ろしいですが、何だかその可能性も微レ存かと思えてきました。
今は久しぶりのドライブに行きたいです。
Posted at 2020/05/17 14:59:05 | |
トラックバック(0) | クルマ