2020年09月14日
深夜の高速ドライブをしてきました。そのうち高速で遠出するかもしれないので、その練習に乗ったのですが、やっぱりNA軽は厳しいものがあります。
別に一人で法定速度内で走っている分には問題ないんですが、これが連休で数珠繋ぎに隊列を組んで走っていると、なかなか定速で走るのが難しいです。まだオートマなら変速のタイミングやらを気にしなくていいのですが、微妙な坂道で5速から4速に落とす時なんかは回転数合わせに神経を使います。多少アバウトでも気楽に走れる夜間と比べて、やたらと疲れます。
それで言うと、上信越道や中央道が一番難しい道になってきます。ほぼ全区間でアップダウンがあり、非常に忙しいです。一方で東北道や東名、常磐道では、一部にそんな区間はあるものの比較的平坦で走りやすいです。
こういう時はただただ、どうしてターボモデルがないのかとひたすら文句を言いながら走るしかありません。エブリィなんかでターボマニュアルを出しているのに、なぜワゴンRでは、エブリィよりも売れていたであろうワゴンRでは出さなかったのか。なぜRRでしか出さなかったのか。実に不思議ですが、遅れに遅れて新型アルトワークスが出てきたところを見ると、そんなもんよとアキラメてしまう自分がいます。
そういや知人がエブリィのマニュアルターボを買って一年ほどになるのですが、非常に乗りやすかったです。なんなら型落ち中古からエンジン載せ替えてやろうかとも思うところです。
まあそんなことを考えたところで、もう車体がボロボロになりかけで、足回りもリアルに悲鳴を上げている車体なので、大人しく替えることにはなるかなぁと、でもなかなか離れる踏ん切りもつきにくい、重宝な車だなぁと思います。
エブリィは貨物車設計だからパワー重視してのターボなんでしょうが、理由はともかくパワーはあるし楽なんでしょうね。何で、燃費もそんなに悪くないし流行のダウンサイジングターボに倣って燃費重視のターボにすれば十分登録車とも戦えるというか伍するに勝る軽自動車ターボを後継に出さないのかとは言いたくなりますが、もう最近は当人ですら軽自動車は儲からないからと普通車を推してきますからね。作らない訳です。
この要求では最早新型ワークスにするか、頑張って自分で作るかしかないですが、後者は現実的ではありませんし、もしもの時を思うと考えておきたいですがなかなか決まりません。これで、もしもがあった時が楽しみで仕方がありません。
もとい、平地で100キロを出すのも結構大変です。4速では回転が上がり過ぎるので5速に入れるしかないのですが、目に見えない上り坂でも簡単に落ちるし、意識的に踏まないと出せないので、これを数百キロも続けているのは結構しんどいのです。
ましてやこれが120キロともなれば想像に難くありません。
ところがこのK6Aエンジン、6000回転あたりになってくるとパワーがドンと出るポイントがあって、これを出せるのが寧ろ120キロに近いのですが、逆に100キロというのが出しにくい速度でもあるように思います。100キロに合わせてくれたら良かったのですが。
まあこんなポイントがあるよ~だから120キロで走るといいよ~と言うには、そんな道がまずねえだろ静岡と岩手しかねえだろという条件付きで、それをクリアしても、あのグワッとパワーが出ているドッカンターボ然の状態を、新富士から森掛川までずっと耐えろと言われてもなかなか大変です。だったら普段からパワー出せるようにしとけよ=デカいの乗ればいいんじゃね、という事になってしまいます。
こんな、何度も出た話を蒸し返す小生ですから、じゃあその状態で100キロになるように荷物載せてパワー落とせばええんやなと試してみたのですが、まあそんな上手くいく訳がなく、通勤用に30缶入り缶コーヒーとミネラルウォーターと麦茶を数箱入れていますが全然変わりません。むしろ出足が遅くなるばかりで、加速では負けるけど最高速が伸びるので直線がないと厳しい、F1での某有名チームのマシンみたいになってます。
何か業界の不文律なのか、後付け軽用ターボは意地でも出さないというサードパーティーのカルテルでもあるかのようですが、変に回されて壊されるからという理由とはいえ、後付けして設計に想定がない事をしたんだから当然あんたが悪いんでしょという弩直球な戦法が使えそうですし、サードパーティーにしても同じ理由で、それでも付けたいなら責任持たないよで出してもいいと思うんですが。
エンジン設計自体はターボモデルもある訳で耐久性がギリギリという訳でもないのでしょうし。コストダウンのためにNAとターボで部品強度を使い分けてる事もあるのかもしれませんが、逆にそのほうが高くつく気もします。
どうせなら、どんどん乗り換えてもらったほうが。経済面で言えば、そのほうが良いですね。
このあたり、NAターボ問わずR06Aを乗っけた現行モデルには期待したいところですが、買うかと言われたらないかもですね。それならアルトワークスでしょうか。
最近ではリッターならNAでもいいやという事で、セダンかクーペのMTならどれでもという感じに考えています。三菱ギャランフォルティスやランサーなんて良さそうですがとにかくレガシィ以上にタマがない。最近では部品面も厳しいと聞きます。タマで言えばV系の日産スカイラインもありますが、やたらと相場が高いのでほぼ眼中にない。これが買えるならスポーツ系いきますが、そこまでは正直求めていません。
そんな感じに益々収集がつかなくなりつつある次の車ですが、高速や都内を走るたびに欲しいと思ってしまいます。
そのうち、前の乗り換えの時のように本当に突然必要になって買い替える事になるんだろうなと思います。
まあ前車セドリックの時もそうでしたが、660ccから3000ccに上がったんだし、乗り心地と安心感と質のセダンなんだから遠出も苦にならないだろうと思っていたら、多分何に乗っても疲れると言いパワーがないと言うことにはなるのでしょう。そんなもんでしょう。
ま、そんな感じで長距離高速ドライブをせねばならない時が迫っているのですが、今回の感染症という観点とかを考えると、やっぱり単独移動は疲れるけれど基本であり一番なんですよね。自分でできたほうが、やっぱり良いのは良くて。
完全に今の騒ぎが消滅することはないし、いつまで続くかわからないし、それなら早い目に楽に移動できる手段として手に入れたいとは思いますが、今度は維持費がーとか絶対に言い出すので、うまいこといかないもんです。
正月にはラクに帰省できるようにしたいですね。
Posted at 2020/09/14 12:27:55 | |
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2020年09月13日
自作グレードアップ版ネットワークから、JBL670GTi純正ネットワークに戻してみました。
何で折角の660のネットワークにしなかったかというと、助手席と運転席の下までの最短配線しかないので、左右両側が一体になった660だと物理的に無理だからです。
そこで、最早押し入れを開けた時に賑やかさを演出し所有欲を満たしてくれるだけの存在に九割九分なっていた670GTiのネットワークが必要になったのです。
出したら出したで、ネットワーク定数解析のために素子を取り外したりしていたのでハンダ付けする必要があり、非常に億劫だったのですが何とか終えました。
この手間があるのは分かり切っていたので、670のネットワークは使いたくなかったのですが、
・アンプとかを今の構成にしてから純正ネットワークで聴いていない
・素子の定数は同じ筈なので、自作グレードアップ版がどれだけ違うか聴いてみたい
ということで、交換しました。
まぁ聴いてすぐに、スッカラカンでシャリシャリのキンキラキンのオンパレードです。酷いとかいうレベルじゃなくて、一体これは何なのか、何かの間違いだと思いたくなってしまう音です。こりゃあ長年のネットワーク地獄に突入して間違いない。
希望をもって数日鳴らしたものの、全く変わらない。まあ素子を比べれば、18AWGくらいのコイル、妙な容量で特注だけど謎なクオリティのコンデンサー、なのに制振対策完璧でメタルケース入りの抵抗(きっと中はカーボンだろう)、こうなるのも無理はないかと。
事前の予想と実際は殆ど一致していました。
さて今回ネットワークを入れ替えたのにはもうひとつ目的があって、自作ネットワークのアップグレードをしようと思っていたのです。
そんなの一日でできるだろうと思われるでしょうが、小生の気合と根性と集中力はあってないようなものですから、まずそれがいつでも出来る状態になっていて、思い立つ時を待たなければならないのです。そして途中で飽きてもいいように、代わりの道を用意しておかなければいけないのです。
今回のアップグレードは、ミッドバス側ローパスのコンデンサのアップグレードと、ツイーター側の謎の回路の容量微調整用コンデンサーの追加です。
ローパスのコンデンサーだし奢らなくてもいいかなと思っていたのですが、やっぱり入れたくなってしまった。ついでに、よくわからないツイーター側の回路も容量が純正ネットワークよりちょっと少ないから、合わせる用のコンデンサーと一緒に二つともグレードアップしました。
このコンデンサーが12μもあるものだったので、車で作業するには難しいので取り外したのです。
家でなんとかコンデンサーを入れてみたところ、買ったはいいけれど太すぎて車では使えなさそうなvandenHulのスピーカーケーブルmagnumが、なんとかギリギリ接続できそうだったので頑張ってみました。そしたら何とか接続できそうなので、一緒に入れることに。
で、ケーブルとネットワークを一緒に交換してみました。
アンプやらの規模に似つかわしくない妙な赤いケーブルが不気味さを際立たせています。
そりゃあもう沈み込むようなサブウーファー並みの低音を期待してしまうところですが、まあコンデンサーが新品ですから、まだ本気で鳴るとは思っていません。
多少低音は減りました…というか、下はやたらと伸びてはいるのですが、太すぎたせいか抜け抜けになってしまい、低音が弱くなってしまいました。ドスの効いた大型スピーカーに向いていそうな鳴り方ですが、全然低域が出ない。超低域を出そうと頑張っているけれど、こんな16cmスピーカーでは到底鳴らない。
まあこれは予想していたことですが、やはり今まで使っていたclearwaterくらいが丁度適当なのでしょう。
問題は高域です。自作ネットワークは取り外す前は高域の刺さりがあまりなく、デッキのトーン回路はフラットで良かったのですが、高域がやたらうるさくなってしまいました。まるで純正ネットワークのようです。
ミッドバス側のコンデンサーを替えても高域は切られるので関係ないとすれば、原因はツイーター側に入れた容量調整用の0.4μコンデンサーと見て間違いないでしょう。
一体どういう働きをしているのかわからない回路ですが、回路を追っても益々わかりません。しかし高域がうるさくなる変化があったので、フィルターのハイパス周波数を下げる効果があったのは間違いないようです。
結構苦労して接続したのですが、これは戻しても問題ないと思います。
とは言いつつも、折角苦労して取り付けたので、暫くは鳴らしてみたいと思いますが、抵抗値は増やすかもしれないです(でも抵抗で弄ると昔やったように良いところが出ないように思います)。
これで、あとは各スピーカーへのケーブルと、バイアンプ化くらいしか残らなくなってきました。ひとまずの完成予想図が見えてきた形です。
それが揃う前にビスカスカップリングが完全に焼き付いて(も動かなくなる訳ではないらしいが)、乗るに堪えない車になるほうが先な気がしてなりません。
Posted at 2020/09/13 10:55:38 | |
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