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智海寺の奥山のブログ一覧

2020年12月20日 イイね!

雑感20201220 三国峠

もう幾つ寝ると正月か、カレンダーを見なくても感覚でわかる頃になってきましたね。
いつもは問答無用で、ここに用はないとばかりに真っ先に帰省していましたが、今回もそうはいかず。9月に別な連休があって顔出しだけしたので、早いうちから帰る予定はありませんでした。
ということで、今回初めて、ここで正月を迎えることになりました。どうせ正月なんて暇なんだろうからと、車でも弄ろうかと思っていた訳ですが、そう都合よく用意できる訳もなく、特にこれという事もなく過ごすだけの正月になりそうです。

ところで、正月と言えば正月飾りです。いつもは意識した事がなかったですが、これはおせち料理を頼んでおくべきだったと今更ながらに後悔。帰省すると、どうせ残るし別にんなもんあらへんでもええやんと言っていますが、本当に本来の意味で、おせちを用意しておいたほうが良かったですね。今更。
そして飾りと言えばしめ縄ですが、あんまり意識してなかったのですが、地元はしめ縄を「外さない」のです。正月につけたら、次の正月までそのまま。1年交換なのです。これが、言われるまで本当に気付いていなかった。そういやここへ来てから付けたことがないから、今年は付けるかと思っているのですが、いかにもその辺の農家が手作りしたようなヤツを探そうと思っています。

それ以外?別に何もありません。今年の正月は確か、10年ぶりの敦賀にいましたね。帰り道に大阪で、とんでもない粉もん屋に入ってしまい、口直しに天理でラーメンを食った記憶が。あれ、王将だったか。そんな感じで、正月だからと行動がそっくり変わる訳もなく、いつもの連休と変わらないような経過。かえって正月休みで店が開いてないのが面倒。どこぞの誰かが元号の必要性を否定していましたが、正直、年の概念もいらないっちゃいらない。まるでエクセルの数値換算日付みたいに。ただ管理スパンとして便利なので使われているだけで。それの切替を記念にするのは、あんまり必要性を感じない。まあ、それを言い始めたらきりがないし、みんなで申し合わせて帰省できる機会ということで、こういう事が1年に1回あるのは悪いことではないとも思います。

今になってみれば、別に毎回そんなにやることが変わらないし、むしろ移動が手間なくらいだが、こうして見ると楽しみだったんだなぁと思う帰省ですが、それが難しいと明らかになったら途端に、じゃあどうやって過ごすか、という現実問題に変わる訳です。
まあどうせやることは普段の休日と変わらないんでしょう。ドライブ、車弄り、ゴロゴロ、買い食い、寝る。布団を放り込んで長距離ドライブも考えましたが、さすがに凍死する可能性もあるし、スタッドレスが寿命なので無理は禁物。ということで、最後のオーディオ弄りをしようと思います。


それはともかく、栃木県内では大体今頃を境にして、冬季閉鎖になる道があります。今年のマイブームだった土呂部は早目で、湯西川からの道が12月頭に閉鎖。
県はまたぎますが、福島県の檜枝岐から尾瀬を経由し新潟県に抜ける道も同じ頃に閉鎖。
そしてクリスマスあたりに、栃木県日光から群馬県に抜ける金精道路が閉鎖になります。大体毎年閉鎖前になるとまとまった雪が降り、その時にスタッドレスの性能点検をしています。実は今年は既に那須高原方面に出ていて、その時に凍結路は走ったのですが、明らかに去年までとは違う感覚がありました。劣化を感じるというか。ただ凍結路と雪道では、雪道のほうがずっと走りやすいので、雪道を走るまではわからんと期待(?)していたのですが、日常で遭遇するのは凍結路なんですよね。

今週仕事が夜12時頃に終わる週だったこともあり、週末にそのまま勢いで金精峠に繰り出しました。同じような考えをしている人は多いようで、大概走り屋がいます。某漫画の影響かは知りませんが、FRで馬鹿みたいにリヤをスライドさせながら走るのは、やっぱり面白いですからね。…と思っていたのですが、今回は木曜日が週末になったので、全く誰もおらず。しかしそのうち、峠寸前で除雪車に遭遇。確かにグリップも落ちているのがわかるし、何よりカーブで振られるのが明らかにわかっていたので、帰れという思し召しだと思って、引き返すことにしました。

問題は翌日です。何か昨日は消化不良だったなぁ…なんて思いながら、スタバでカモミールティーを買って啜りながらドライブしていると…気が付いたら再び日光に。
気が付いたらいろは坂。一方通行だから戻れない。そのまま金精峠へ。いやしかし、昨日よりか雪が少ない。いくらか減ったのでしょう。これなら登れると思いながら進んで、あっさりと峠の金精トンネルに到着。するとヤンチャな車の集団が集まって何やらしている。良い車乗ってると思います。まあ小生も、多趣味をやめて車に絞れば乗れるんでしょうけれども、無理だなぁ。羨ましく思いながらもトンネルを抜けて群馬県側へ。正直、昨日も来たからかもしれないが食傷気味で、このまま群馬県側に抜けるというのは軽く200キロコースになるので行きたくない。というか、ここまでは登りだったがこれからは緩い下りで、山の向こうだから雪が増えるから最悪登れなくなる可能性がある。…なんて思っていても行ってしまうのがこの人間の悪い癖で、気がついたら群馬県側に。

いい加減いい歳に足を突っ込んでいるのだから丸くなってほしいものだが、ついこないだ大雪で関越が立ち往生したというのに、そんな時期にそんな方面へ行こうとするのだから、馬鹿以外に何者でもない。認めつつも、戻るったって登れるか怪しいから戻れない。進むしかないのだと勝手に理由付けして進めや進め。対向車が結構来るのでふさがっている訳ではないようだが、このタイヤでは厳しいかも。だとすると抜けていくほうが帰りやすいと、とにかく沼田まで早く抜けたい。
典型的な向かい雪で猛烈に前が見にくい中を進んで、結局片品まで到着。最初は勢いだけだったが、真っ白な中を走っていくにつけ、関越の通行止めと、そういやこのあたりは片品村だったなと、そういや片品村は関東圏唯一の特別豪雪地帯だったなと思い出した。無知ではないが、そういうところを考えて行動できないのがお前は致命的に馬鹿だと、自分で自分を叱るが、はいはいそうですかー次からは気を付けますねーと流している自分が嫌にもなってくる。そう飄々としているのが、世間一般と一枚二枚と違いを付けられているのに気がつかんのか。いずれ捨てる時は来る、それまではイケイケドンドンで行くのがワシだと、守りに入るのは貞操だけで良いのだと誰かが叫んでいる。一体これらは仕事中、どこに潜んでいるというのだろうか。全くオンとオフの違いが凄い。

片品まで来るとさすがに雪が凄く、尾瀬方面に向いていく尾瀬大橋を渡ってみたら、背丈を超えるほとの雪が積もっていて正直ドン引きした。特別豪雪地帯というのは伊達ではないらしい。道で雪が積み上がっているのは除雪で積み上がったからで、降るだけだったらそんなに積もらんものだと思っていたのですが、いやそんなに降るもんなのねと、雨なら流れて終わりだが、雪はその場に残るんだからそりゃそうだわなと妙に納得してしまった。今でこれなら、年を越えたら一体どうなるのか不思議で仕方がありません。
そのうち沼田市街に抜け、国道17号線にぶつかる。17号は都内に行った時にたまに通りますが、こうして沼田を抜けて新潟まで伸びている路線で、大体関越道と並走している路線です。じゃあ新潟方面に進むだけ進んで、途中から乗って帰ればいいと…そんな事を考えてしまった訳です。

沼田市内はそんなに雪がなかったので、大雪になると騒がれる新潟県側と比べるとそうでもないのかなあと思って、どんどん北上。そして関越からは離れて、三国峠に近い猿ヶ京温泉に入りました。
ここで、その前から気配はあったのですが、タイヤの臨検に初遭遇。チェーンを巻いてあるかとかのチェックをしていました。これにはさすがにマズイと思ったので、ここで引き返すことにしました。曲がりなりにもここまで走れてはいたので行けるようにも思ったのですが、臨検のアンチャンによればこのタイヤでは厳しいそうで、三国峠という場所が一体どんなことになっているのか、不思議でたまりません。
数年前の大雪の日のいろは坂で、2速でないと登れなかったのが一番酷かったと思うので、それに比べたら全然行けそうな気がしていたのですが、臨検まで出てくるとさすがに気が引けて、引き返すことにしました。

ただそのまま引き返すことができないのが悪いところで、地図を見ると、関越から離れてはいるものの、山道のようですが抜けられる道があるらしいので、これを進んでみることに。山道なんだから国道のようにいく筈なんてないのに、それを選ぶこの馬鹿。
進んでいくと1台通った跡があり、そこまで雪は深くないようだったので、深くなったら引き返すことにして進む。前の跡はずーっと続いていて、ナビによれば案外すぐに抜けられそう。途中で、ここでもヤンチャな車の集団に会ったので、意外に抜けられるというか、生活道路にされている路線らしく、その意味では普通に抜けられそう。実際そのまま、関越の谷川岳パーキングの下に抜けて、みなかみの温泉街に出た。心なしか、雪が積もって白いのでにぎやかに見える。
そこで初めて見たのが、融雪の噴水。長岡に行った12年前に初めて見ましたが、その時は冬ではなかったので水は見られませんでしたが、本当に噴水になっているのは今回初めて見ました。思ったより激しい噴水らしく、路面が濡れてるどころか、路面を流れていくレベルに吹いていました。おかげで道は快適。
谷川岳PAが近いように、すぐ近くに水上インターチェンジもあるのですが、行ってみると見事に通行止区間内。このあたりの地理的な位置関係を全然知らないのですが、もうひとつ南の月夜野インターからは乗れるということで、圧接凍結路を進んで月夜野ICへ。そこからは高速に乗って一目散に最寄りのインターへ。

日光に入る前に満タンにしていったのですが、帰ってくるとタンクが空。軽く350キロあまり走っていました。これが出来るなら車の帰省も普通にできる気がするのですが。でもやはり、車が非力で神経を使うのが一番大変ですね。3速まで入れないとまともに速度が乗らないし、流れに乗りにくいとストレスにもなります。踏んでもパワーに限界があるし、意外に雪道ではパワーがないと進めなくなる。
小生は所謂走り屋ではなくパンチドライバーというか突撃屋なので、ドリフトができる事に拘りはしないですが、雪道を考えるとやはり四駆、最低でも前輪駆動が良いと思います。滑った時には後輪駆動のほうが安全ではあるものの、進めなくて立ち往生するくらいならば前輪駆動のほうがマシです。じゃないと生命の危機になります。
そうして見ると、結構すれ違ったのがスバル車で、やはりレガシィの四駆が強いんだろうなと思います。維持費はかかりそうですが一番安心して乗れるという印象。ただ現実的に考えていくと、やはりスイフトなのかと思います。スポーツ狙いですから四駆はないですが、前輪駆動ではあるので性能は十分でしょう。

恐らくどちらかから選ぶことになろうとは思いますが、一度でいいから冬の三国峠を越えてみたいですね。勿論こんな大雪の時に来る場所ではないですが、真冬の特別豪雪地帯を一度でいいから見てみたいです。
できれば、来年の早いうちにまた見に行けると良いのですが。
Posted at 2020/12/20 02:57:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「そろそろ六十里越の閉鎖解除で新潟方面解禁されると思っていたらの、雪崩で橋流出して再開未定… 檜枝岐側の国道352号は動線には使えないので、49号まで上がるしかないかな 八十里越が2年後に開通するらしいのでこうなりゃ期待」
何シテル?   04/20 22:52
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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