4回目の車検。

はや4回目の車検である。

フォード撤退後ボルボを販売していた地元ディーラーだが、諸事情でボルボの販売が昨年をもって終了、現在はフォードとボルボの整備のみを行っている。売るクルマもない自動車ディーラーというのはまあこれが寂しいもので、当然ながらお話好きな営業マンもいなければ昨年一昨年といただいたカステラのような販促グッズもなく、4回目の車検にしてエンジンオイルとブレーキオイルの交換、タイヤローテーション以外何もすることもなかったこともあり、本当に今回の車検はアッサリとしたものだった。

土曜日に預けて翌日曜にはクルマが戻ってきていた。陸運局が休みなので保安基準適合証が貼られており、車検証はまた後日という話になったけど。



帰りに散り始めの桜と一緒に1枚。

フォーカス、いよいよ10年目に突入である。そろそろ買い替えも視野に入ってくる頃合いで、一応、「これ欲しい！」というのもあるにはあるんだがよりによって地元に正規ディーラーがない。そらフォード正規ディーラーがない高知でマスタング乗ってる人もいるんだからどうにかなるのかも知れんけど、実際のところどうなんでしょうね。

地元に正規ディーラーがあるメーカーで候補を選んでみたが、いくら考えても「あんまし欲しくないな、これ」という結論しか出てこない。そんなモンに300万400万出せるかっつーたら、ねえ。

地元のイオンで展示されていた（今も展示中みたい）フィアット500の限定車。先月イオンを訪れた際、ひと目見て思わず「これ、ください」て言いそうになってしまった。


（画像は公式サイトより拝借）

16インチの45タイヤは明らかにオーバースペックで気に食わないけどなんか色合いがいいし、2気筒マルチエアターボもステキ。そしてかつての愛車である初代シトロエンC3と同じ5速AMTが実にソソる。マニュアルがいいけどクラッチ操作が嫌なんですよ、私。普段はいいけど撮り鉄旅行の帰りとかでヘロヘロになっているときつらそうなんで。

しかし昔の記憶を掘り起こすとフォーカス購入時の試乗行脚の中でこの500と兄弟車であるクライスラー（ランチア）・イプシロンに試乗していて、ペダルの位置が良くないのかシートに腰かけた瞬間から腰に違和感があり、それが購入を断念する大きな理由（それだけではないが）になったことを思い出して踏みとどまったのである。腰痛持ちだし、仕事上のストレスで正常な判断力が失われている自覚もあったし。

今でも「5年でサクッと乗り換えるならアリかなあ」などと思ったりしないでもないんだが、まあ、2年かけて次期愛車探しをしていくつもり…ですけど2年後にしれっと5回目の車検を通しているかも知れない。車検で何もなかったとおりで特に不具合が発生しているワケでもないし、自分でもどうなるかわからんのよね、正直。