走行距離が7000kmに達した年末のある日、遂にこの警告が。
アドブルー補充のお知らせ。
納車時に「ディーラーで補充すると高いんで、GSとかで買って自分で補充してください。カンタンにできます」と説明を受けていたので、家から車で15分ほどのところにあるジェームスで購入。店内を探しても見つからず、店員に尋ねたらレジ裏の倉庫から出してきた。5L×2個で5200円也。
ガソリン車に対するディーゼル車の維持コストにおける優位性が損なわれるほど高いワケではないが「5200円かあ…」と思ってしまうのも確か。まあ、ディーゼルはNOxだのPMだのの処理にかなり手間がかかる「割れ鍋に綴じ蓋を何枚も重ねて強引に成立させたパワーソース」(by沢村慎太朗)なので、この程度の出費は飲み込まなければしょうがあるまい。
ディーラーの人が言っていたとおり、補充は至って簡単。写真は撮れていないが、給油フラップの青色のキャップを開け、充填キャップをつけたアドブルーのバッグから注ぎ込んで充填するだけ。
警告サインは無事に消えた。
ゴミは市町村が定める分別の基準に従い、正しく処理しましょう。
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年末年始は高知に帰省、撮り鉄に励んだ。
この年末年始は増結がなく2両で走っていた2000系あしずり。クルマで移動中に見かけた下り列車は2両のコンパクトな編成に立ち客が出ており、チト気の毒な感じだった。
こちらは多客期対応で5両に増結された黄色いアンパンマンの2700系。黄色いアンパンマン、なぜかこれまで撮影にトライしては失敗を重ねていたのだが、この正月でようやく満足のいく写真を撮れた。
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ついでに6~8日の連休は福井へ。C4の6か月点検、本来は12月の予定だったのだが「ディーラーから案内のハガキが届いたら予約するかな」と思っていたらそのハガキが一向に来ないまま11月が過ぎ、12月に入っても来ないので仕事が一段落したタイミング(11月は忙しくてそちらに意識が向かなかったというのもある)で電話したら既に12月は予約で埋まっており、1月も6日の午後しか取れないということで、連休初日に西宮くんだりまで点検だけ受けて帰ってくるのもシャクなので無理矢理旅の予定をぶっこんだのである。
北陸新幹線の敦賀延伸を3月に控え、敦賀以北で雪景色の中を走るサンダーバードやしらさぎを撮る最後のチャンスなので撮れたらいいなあと思っていたら正月に例の大地震ですよ。さすがにこれはムリなのではないかとキャンセルをしようとしたら、宿を早割で予約していたせいかネットでのキャンセルはできなくなっており、その後のニュースで福井のダメージはそれほどでもないことが分かったため、この時点で雪はあまり期待できなかった(むしろ降って欲しいなんて言ったらそれは北陸地方への呪いの言葉だろう)が、まあ何か撮れるだろう、撮れなかったらまた2月にでも来ればええわ、と思い行くことに。
福井市とその周辺、私が巡った範囲では至って普通の日常が繰り広げられていた。
サンダーバードを降りて福井駅前に降り立つと福井鉄道のフクラムことF1000形がお出迎え。さっそく小雨の中撮影。信号待ちで停車しているフクラムの脇を原付が通り過ぎていくこの写真、気に入ってはいるんだが上の方にゴースト(前照灯の光がカメラの中で反射を起こして写り込む光の帯)が入ってしまっており、やや不完全燃焼。
翌7日はあいにくの雨。8日も福井市周辺の北陸本線沿線は雪は降らなかったので狙っていたような写真は撮れなかったのだが、7日の下見中、四国ではお目にかかれない消雪散水(消雪パイプ)を見かけたので思わず撮影していたら、しらさぎ用の増結編成を組み込んだサンダーバードに遭遇。
敦賀以北で撮れる写真としてはこれも悪くないのではないかと思っている。敦賀以北の雪景色を走るサンダーバード/しらさぎ、ちょっと調べたら沢山の人が写真に収めているので、なんかもういいかという気になってきたし。
下見中は他の場所でも消雪パイプを目にした。噴水かよ、と突っ込みたくなる豪快な散水ぶりを見せているものもあり、部外者としては面白く拝見したが、当事者にとっては維持管理が大変なんだろうな、これ。
8日は疲れていたので朝のうちに帰ってしまおうかとも考えたが、内陸の方は雪が積もっていそうだったので、予定になかったえちぜん鉄道の撮影に。
内陸へ進むに従い、徐々に雪景色へ。
終点の勝山ではご覧のとおり。
地元の方曰く、この日の雪は「まだ序の口レベル」だそうだが、それでも降りしきる雪の中で写真を撮れたので個人的には満たされた。
まあなんだかんだで結構楽しんでしまった。またチャンスがあれば来てみたい。
越前そばも美味しくいただいた。
Posted at 2024/01/13 23:54:26 | |
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