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2020年09月29日 イイね!

(車両本体価格864万円の)代車生活(その2)。

フォーカスの故障により代車として急遽我が家にやってきたボルボV90 T6AWDインスクリプション(車両本体価格864万円)、走らせてみた印象はというと…。

2リッター直4ターボ+スーパーチャージャーという豪勢なエンジンは320psを発揮、8速ATを介して4輪を駆動するのだが、街中を含め、ゆるゆる走っている限りにおいてはそのスペックを全く感じさせない。踏めば踏んだなりにスピードは出るが、アクセルを蹴飛ばすように踏みつけない限り、挙動は至ってジェントル。ドライブモードをダイナミックにしてワインディングを走れば、室内に聞こえてくる過給機の作動音が気分を盛り上げてくれはするけど、何というか、同じ道をクーガの2リッタータイタニアムで走った時のような感動はない。


ドライブモードはエコ、コンフォート、ダイナミックの3つから選べる。

全体的に、運転時においてクルマは黒子に徹している印象。車線からの逸脱を防ぐボルボご自慢のLKA(レーン・キーピング・エイド)もギリギリまで介入せず、以前乗ったVWパサートのように「運転者がステアリングを切る前/切ると同時にクルマが勝手にステアリングを切り始めるためにステアリングの重さが変わって不愉快」という思いをすることはない。当然ACCも装備しており、高速道路はラクチン。そういえばパサートには右足用のフットレストがあったのだがV90にはなし。高速をACCを使ってクルージングすることを考えたら、右足にフットレストがあるとなお良い。

ちなみに高速道路でダイナミックモードに入れているとステアリングに振動が伝わってくる。Eセグメントのクルマでこれは良くない。その点も含め、このクルマはドライブモードをコンフォートから切り替える必然性は感じられない。これまでに試乗した一部のボルボ車のように、コンフォートでも80km/hを超えると接地感が失われて怖い思いをすることもないし。

代車のV90はリアサスに板バネを採用しているが、乗り心地は良好。路面の凸凹も難なくいなし、ショックが体にほとんど伝わってこない。この辺、かつて試乗した板バネのXC90 T5とはえらく印象が異なる。XC90の乗り心地、とにかく硬かったので。


V90のリアサス。マフラーの奥に見えるオレンジ色のパーツが板バネ。

ただ、一般道を60km/h前後で走っている時に、ピッチングといえばいいのか、船に揺られているように感じられることがあるのが気になった。低速で走っているときや高速道路ではそういう感覚はなかったので、特定の速度域と路面状況で発生するのかも知れない。

何だか辛めの評価に終始しているように見えるかも知れないが、私はこのクルマ、大変気に入っている。ボルボV90は我々が大好きな欧州フォード車のようにステアリングをクルクル回し「イヤッホー!」と心の中で叫びながら「運転そのものを楽しむ」クルマではない。そうではなく、センス溢れる内装とお金のかかったBowers & Wilkinsオーディオシステムから流れてくる音楽に包まれながら「目的地へ到着するまでの時間を楽しむ」クルマなのだ。

だから文中記した「感動はない」「黒子に徹している」というのはこのクルマに対して私が送れる最大限の誉め言葉である。いやあ、これエエわあ。V90でどこか遠くへ1泊か2泊ぐらいの旅行に行きたい。乗っているだけで心が豊かになった気になれるぞ。

V90とフィエスタSTの2台体制なんて組めたら極上のカーライフを送れそうである。2台合わせていくらだ?1300万円ぐらい?すいませんムリです。

Posted at 2020/09/29 21:55:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年09月28日 イイね!

(車両本体価格864万円の)代車生活。

フォーカス、26日に再びエンジン警告灯が点灯。そのままディーラーへ直行→入院と相成りました。幸い、今週中には戻ってこれそうということでそちらの顛末はまた後日書くとして、今回は代車の話を。

何せ急な話だったなので代車がほとんど出払っていたらしく、担当氏が恐る恐る話しかけてくるには

担「V40(XC40だったかも)はあるんですけど試乗車しかなくて…代車、大きいんですけど大丈夫ですかね?」
私「あー…まあ、大丈夫じゃないッスか?」

という会話を経てあてがわれた代車が


「よろしくやで」

ボルボV90 T6AWDインスクリプション!全幅1,890mm×全長4,935mm、2L直4ターボ+スーパーチャージャーで320psを絞り出し4輪を駆動する憎いヤツ!車両本体価格864万円!担当氏がクルマを回している間に店内のタペストリーに書かれている諸元や値段を見て「マジか…」と思わず息をのむ。

クルマが来たので運転席に座る。電動のスイッチでポジションを調整し、タッチパネル等のおおまかな使い方を教えてもらう。ディーラーを出たら買い物に行ってとっとと帰宅するつもりだったのだが、別れしなに

担「メッチャ速いですよ」

などと言われたら鳴門スカイラインや高速道路へ向かうしかないだろう常識的に考えて。夕方5時半にディーラーを出て鳴門スカイラインへ向かい、高速道路に乗って高松へ行ってうどんを食べ、帰宅したのは9時半。うどんを食べていた時間を差し引いても3時間半ほど走り回っていた。

ディーラーからクルマを渡されたときに1/2のあたりを指していた燃料系の針はEに近づいており、インパネ内に「燃料レベル低下 残り走行距離80km」といった感じのメッセージが表示されたので、さすがにこのまま返すのも気が引けるため20L給油したら燃料系の針は1/2の位置に戻った。何km走ったのかはわからないが、20L分ぐらい走ったようです。

高速からワインディング、街中まで走らせての感想は次回にて。
Posted at 2020/09/28 21:47:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2020年09月22日 イイね!

80,000km突破。

昨日、フォーカスの走行距離が7年半で8万km超え。

それと同時にエンジン警告灯が点灯。


一瞬、エンジンの回転がフワッと上がるのと警告灯の点灯がほぼ同時に起こり、あわてて路肩の広い部分に停車。一旦エンジンを止めて再始動。警告灯は消えず。

何が最悪って、警告灯が点いた場所が鳥取の米子なんですよ。1泊旅行の2日目、朝8時の話である。



近隣にディーラーがあるワケでもない(遠くにもないけど)し、エンジンは異音も振動もなく変わりなく回ってるし、何回かエンジンを止めたり始動させたりしながら様子を見たが事態は変わらないしで、ここでじーっとしていても埒が明かないので今後の予定をとりやめにし、下道を通ってソロソロと帰ることに。

10kmほど走った(上の写真を撮った頃)が何事も起こらない。1時間走ったがやはり何も起こらない。つか、信号の少ない道を60km/h程度で粛々と走っているせいか、むしろ普段より静かだぞ。途中、このことをFacebookに投稿したら同じフォーカスに乗っている方から「3,4年前に出たけどしばらくしたら直った」との情報が。

うーん、これ、大丈夫なんじゃないか?という思いが頭をよぎる。マニュアルにも「警告灯が点滅を続ける場合は(中略)点検を依頼してください」とあるんだが、警告灯、点滅はしていないんだよなあ。

さすがにこのペースで一般道を走り続けるのは疲れるし、片側2車線なら逃げ場所もあるし…ということで、新見から高速に乗り、PAで休憩後クルマに戻ると…



警告灯、消えてる!

この時点で予定をとりやめるのをとりやめることは決めていたんだが、もう何が何だかである。このまま米子へUターンしたのだが、時間にして約3時間、170kmぐらい余計に走る羽目になってしまった。

結局、何事もなく昨晩遅くに帰宅。今日もエンジンを一瞬だけかけてみたがやはり警告灯は点かず。10月に6か月点検を控えているので、一応、診てもらうつもりではいる。大した事がなければいいんですけど。まだ買い換えの頭金、全然貯まってないのだ。

++

新型コロナウイルスの感染が全国的に収束傾向なのとシルバーウィークが重なったせいかこの連休は人出も多かったようで、私が宿泊したホテルは満室、お盆ですら見られなかった渋滞も発生したそう。そんな中、連休時は6~9両への増結が恒例の特急やくもは平時と変わらない4両編成で運行。増結が予定されていた筈だが指定席の予約状況が芳しくなかったのか。

Posted at 2020/09/22 21:44:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | フォーカス | 日記
2020年09月13日 イイね!

ボルボXC40リチャージ・プラグインハイブリッドに乗ってきた。

本日はフォーカスのオイル交換へ。ちょうどXC40のPHEVが日本デビュー、試乗記事を読んだばかりだったので気になっていたのだが、運よく試乗車が空いていたため乗せてもらえることに。なおボルボではPHEVのことを「リチャージ・プラグインハイブリッド」と呼ぶ。


左前フェンダーに給電口を設置。

XC60はそれほどでもなかったが、デビュー直後のXC90&XC40に乗って感じたのは落ち着きのないステアリングフィール。終始フワフワしており、特に80km/hあたりを超えるとそれ以上スピードを上げることがためらわれる出来映えで、正直、あまりいい印象はない。ただ、1年前に試乗したXC90はそのあたりが大幅に改良されており(ただしダイナミックモード限定)、XC40も年次改良での改善を期待していた。

…のだが、結論から言うと「やっぱり飛ばすと怖い」。前回AWDのRデザインに試乗したのは1年半ほど前だが、1年半では熟成もそれほど進んでいないということなのか、はたまたこのクルマの素性としてこの辺が限界なのか。19インチのピレリPゼロなんて大層なタイヤを履いているのだから、もうひと頑張りほしいところ。

一方、新開発の1.5L3気筒ターボ+モーター+7速DCTは思わずうっとりする乗り味の良さ。

特にモーター走行時の気持ち良さは出色。アクセルを踏み込むときの(これぐらいの勢いで加速してほしい、という)こちらの意図と実際の加速が良い具合にシンクロしており、自分の脳みそとクルマが右足~アクセルペダルを介して直結されている感覚。化石燃料を使用したクルマでこれを感じられたのは2代目クーガの2Lタイタニアムだったが、クルマの電動化によって心地良さの最高値が更新された。これはハマる。


ハイブリッドモード時のインパネ表示。

一応、ドライブモードにしてエンジンの乗り味も試してみたが、凄い勢いで加速するけど恐らくモーターのアシストが入っているので、エンジンの実力はわからず。こんな調子なので「別に180馬力(モーターと組み合わせたシステム全体で262馬力)もなくていいんじゃない?」ぐらいにしか思わなかった。


ドライブモード時のインパネ表示。

ドライブモードにするとエンジンが常時かかった状態になるのだが、モーターに慣れると加速時のエンジン音がたまらなく古臭いものに思えてくるから不思議である。試乗を終えて自分のフォーカスに乗り換えたらそんな気持ちも一瞬で雲散霧消してしまうんだが。そっちよりフワフワせず腰の据わった乗り味に安心してしまう方が大きいかな、自分の場合。

余談。試乗前にお茶をいただいた時に出てきたおしぼりが驚きのボルボオリジナル。



中身も厚みのある随分しっかりしたもので、洗って再利用できるらしく持って帰る客もいるのだとか。以前はおしぼりなんて出てなかったと思うので恐らくコロナ禍の影響で出すようになったと思うのだが、余分なコストなのだから手でたやすく破れるような安い汎用品を出したところで大した文句も出ないだろうに、こういう細かいところにもボルボ自身のブランドイメージに対する考え方というか、こだわりが現れているのだろう。少し感心してしまった。
Posted at 2020/09/13 14:06:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

プロフィール

「@citrobon 2輪に乗ってる方には常識でしょうけど、点灯のココロは視認性じゃなくて被視認性の向上なんですよね。これを自動車学校でしっかり教えにゃならんと思います。」
何シテル?   02/26 19:18
四国在住。2017年末に一眼レフカメラを導入してから急速に撮り鉄おじさん化が加速。現在、ブログのメインコンテンツはうどんと撮り鉄です。 愛車はシトロエンC...
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