11月5日は595の納車日で、私がABARTH 595 COMPETIZIONEのオーナーになって7年が経ちました。
納車から7年間での総走行距離84560km。

この1年間でかかった整備費用は
【納車から7年、3回目の車検とこの1年間でかかった費用 2024/10/14】から見ていただきたいのだが、7年目は去年同様に年間走行距離が6372kmと少なく、正規ディーラーでメンテナンスを受けた回数も少ないものの、ドライブレコーダーを新しく入れ替えとバッテリー交換、車検があったため、正規ディーラーに支払った総額は583,956円となりました。
7年目を振り返ると大したトラブルはなかったが、7月に助手席側のパワーウィンドウレギュレーターの固定ボルトが緩み、走行中にガタガタ異音がするようになった事と、秘密裏に開始していた「バッテリー突然死チャレンジ」が9月に終了した事くらい。
詳しくは
【ブログ】
・ パワーウィンドウのガタガタ異音の話。
・純正バッテリー突然死チャレンジ
をご覧ください。
ちなみに今年初めに新商品として発売された「アバルト純正(?)ドライブレコーダー付きディスプレイミラー」だが
これの起動時にアバルトロゴが表示されるはずが、「Welcome」の文字のみになっている問題について、車検で預けるついでにこの事を報告し対応してもらいました。
結果、無事にアバルトロゴが表示されるようになりました。

最近の純正ドライブレコーダーは在庫共有の観点から本体にブランドロゴを入れずに、ステランティスジャパンの各ブランド先でデータを入れてロゴ表示する方式のようで、今回は販売実績が無かった為か単純にディーラーがアバルトロゴのデータを入れ忘れて取り付けてしまったようだ。
ちょっと前にまた別タイプの「本体にはロゴが無いデジタルロゴ表示方式」の純正ドライブレコーダーが出ているから、これから購入される方は起動画面のブランドロゴ表示には注意していただきたい。

さて、これから8年目、この1年間で総走行距離9万kmは超えますが、まだブレーキパッドとディスクローターは納車から一回も替えておらず、整備記録によるとフロントはパッド残量5.7mm、リアは3.7mm残っており、さすがにセンサーが触れてインジケーターが付く残量1mmまでは使いませんが、ブレーキダストをよく出す割に長寿命です。
パッドを長持ちさせるコツとして、普段からエンジンブレーキをよく使いますが、これはつまりシフトダウンを多くするという事であり、そのぶんクラッチディスクの摩耗も増えるという事になりますが、ペダルの踏力の変化や走り出しの違和感も特になく、10万kmを超えてもまだまだいけそうな感じです。
※注意※
ブレーキパッドは使用限界値として残量センサーが反応してインジケーターが付くまで使えますが、リアとは言え残量3mmは普通に交換を勧められるレベルです。
残量が少なくなるとその分ピストンが飛び出す事で初期タッチが悪化し、摩擦材からバックプレート、ピストンに熱が伝わりやすくなり、ブレーキを多用するとブレーキフルードが沸騰するべーパーロック現象を起こしやすくなります。
前後共に3mm以下ではないので通常の運転において特別警戒する必要はありませんが、「ブレーキパッドが減っている」という事実を常に頭に入れておく必要があります。

先日、7年間の集大成として「納車から7年、青空駐車アバルトの劣化具合を見ていく。」というブログを上げたが、7年程度では輸入車ゆえの不安な所とか大きく劣化するところは「特にない」という評価だが、カーボンバックシェルの白ボケは改めて見ると結構ショック。

カーボンバックシェルは2020年6月頃から2023年3月頃までの595コンペティツィオーネで一時期廃止された装備で、この期間に595コンペティツィオーネを新車で買ったオーナーからはとても羨ましがられる装備だが、遅かれ早かれ白ボケしてみすぼらしくなるなら、いっそのこと梨地のグレーシェルのほうが良いような気がしてきた・・・。

パッと見、グレーシェルと変わらないほど白ボケしているけど、それでもやはり腐っても鯛ならぬ、腐ってもカーボンなのだろうか。
ちなみに下は新車時↓
確かにこれなら羨ましい。
一部モデルでカーボンドアミラーや、カーボンインサートが純正装備のモデルがあるが、そこそこ年式の経った中古車なんか見るとクリアの白ボケだけならまだしもクリア剥げが起っている個体もあるので、社外の貼り付け品も含めて外装にカーボンパーツはメンテナンスに気を付けてくださいね。

毎年恒例の「給油口の錆びチャレンジ」は、相変わらず全く錆びておらず引き続き続行。
ただ先日給油キャップのゴム紐が切れた為、現在はゴム紐は根元から切って使用しています。

最後に ブログ
「ABARTH 595 COMPETIZIONEオーナーになって6年」の時の一文、「1年後のアバルトはどうなっているのか 」だが、今現在もギリギリラインナップを保ち、ハンドル位置とカラーを選ばなければ全グレード新車で買える状況ではあります。

最後の限定車ABARTH 695 75° ANNIVERSARIOも即完売というわけでもなく、全国ディーラーの展示車を見ると結構残っている印象です。

しかし1年後のブログを上げるころには、さすがに現行のガソリンモデルはラインナップから消えているでしょうね。
来年はここ日本でもEVのアバルト版600eがデビューし、そのハイブリッドモデルも日本デビューする可能性があり、現行のガソリンモデルはいつまでカタログに載っているのかとても気になります。

というわけで、今年も整備はもっぱら正規ディーラーへぶん投げるだけで、自分は休日に洗車しては気ままに乗り回すだけの楽しいカーライフであった。
まだ年末の挨拶をするのは早いが
2025年もよろしく頼むぜ、相棒!
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Posted at
2024/11/05 01:50:33