
タクシーにも採用されているプリウスは、低燃費が特徴のガソリンエンジンと電力モーターを融合させたハイブリッドカーです。
従来のレシプロエンジンとは、違い燃費を良くするには特殊な運転方法が必要となってきます。
基本的には発進時の加速は通常のレシプロエンジンと同じように普通にアクセルを踏み込んで周囲の車両と同じ速度まで上げ、ちょうど良い速度になったら軽くアクセルを抜いてエンジンを止めてモーターでの走行に切り替えます。
5~10%くらいアクセルを抜くとモーター走行に切り替わります。
一気に抜くとエンジンブレーキが効いてしまいますので足を乗せておくのを忘れずに!
発進時もなるべくモーターで加速できるようにアクセルコントロールするのも良いですね。
システム起動したときにPレンジのままアクセルを軽くポンと踏んで暖機しておくと発進時に無理な電力を消費しなくなりますよ
走行速度まで加速させたら、あとは充電した電力で走る
ガソリンでの走行量を少なくしてモーターでの走行量を増やすことでリッター40km以上の低燃費を出すことができます。
また信号なんかで停止する時も、なるべく長い時間、均等にブレーキを踏めるように調整して回生充電量も増やしましょう。
赤信号が見えたらすぐにアクセルを離しちゃいましょう。
プリウスは、上り坂じゃないかぎり惰性走行でもほとんど減速しませんので後続車に迷惑をかけることも少ないですよ。
ここまでは走るコンピューター プリウス特有の低燃費方法です。
おそらくプリウスオーナーの方は、みなさん実践できていると思います。
ここからは、ただでさえ燃費のいいプリウスをもっともっと低燃費にする荒業低燃費術を考えていきます。
・ガソリンを満タンにしない いらない荷物は降ろす
プリウスは45リッター(34kg)ガソリンが入るようになっています。
満タンにするとその分、車重が重くなりますので燃費が悪くなります。
だいたい50kgの荷物を積んで100km走ると約3~40ccのガソリンを多く使うことになります。
またガソリンは温度が上がると体積が大きくなり温度が下がると体積が小さくなりますので寒い時間にガソリンを入れるとその分、重くなりますので朝方や夜中の寒い時期に給油しないで暖かい時間に給油することでも重量増加を抑えられます。
・低燃費タイヤにする
燃費を削ることに情熱をかたむけているプリウスオーナー様は、みなさん低燃費タイヤを履いているでしょう。
低燃費タイヤにしていない人は次のタイヤ交換のときに検討してみてください。
ちなみにプリウスツーリングセレクションのタイヤは低燃費タイヤではないので5~8kmほど燃費が落ちます。
・タイヤの空気圧を高めにして路面設置面積を少なくする
スポーツ走行するわけではないのですから空気圧を上げるだけでタイヤ性能のグリップ力を落として燃費に振り分けることができます。
プリウスの指定空気圧は、前230kpa 後220kpaですが250~280kpaくらいにしても問題なく走行できますし燃費がグンと良くなります。
制動距離が若干伸びますが慣れればその分、長い時間ブレーキを踏むことができるので回生充電量も上がり一石二鳥です。
・トーインを0度に近づける
車のタイヤは、車両を上から見ると「ハ」の字にセッティングされています。
これは加速時の直進安定性を高めたり前に向かって走ると自動的にハンドルがセンターに戻るようにするため「ハ」の字になっています。
これを「I I」」にすることで路面との摩擦が少なくなりタイヤの回転効率も格段に上がり燃費が良くなります。
タイヤがスムーズに回転することで燃費が良くなるのです。
おそらくトーインを0度にするのが燃費アップには、一番効果的でしょうね
0度はさすがにハンドルが戻りにくくなるので0.5~1度inくらいで良いでしょう。
・スリップストリーム 空力を利用する
車体の大きい車の後ろを走ることで空気抵抗が減り走行効率が良くなります。
高速道路なんかで速度リミッターがついている大型トラックの後ろを同じ速度で走ってるだけでも十分スリップストリーム効果を得ることができます。
フロントだけでも空力が良く重量の軽いエアロを組んでみても効果が出るでしょうね
・オーディオ、ナビ、エアコンを切る
ここまでくるともう修行の域ですが、燃費効率アップには、かなり効果が高いです。
プリウスのエアコンは、走行用バッテリーを利用しているので停車時や渋滞時は、バッテリー負荷が大きくなってしまいます。
レース用の車両はエアコンもオーディオも取り外して軽量化&燃料効率アップしています。
地図は頭に入れておく 寒い日は厚着して乗る 音楽は聴かずに自分で歌う これだけでも燃費向上しますよ
すべて実践すればリッター50kmオーバーも夢ではありません
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プリウス | 日記
Posted at
2014/11/17 15:34:29