
最近、街中でもよく見かけるようになったメルセデスの艶消し塗装
光があたると優しく柔らかくボヤけるので高級感がでるので最近ではランボなどにも多く採用されています
しかし、このようなマットな塗装は見た目以上にボディメンテナンスが面倒なんです
触ってみるとわかるようにボディ表面は細かく凹凸ができザラザラとしています
だから凹凸の隙間に汚れが溜まり水垢が付着しやすい塗装にもなります
画像は茶色の細かな斑点模様がルーフ全体についています
今回、ご相談を受けた「C63 AMG クーペ ブラックシリーズ パフォーマンススタジオ・エディション」は水垢が固着していてなかなか落とせないというご相談…
磨いてしまったりカーシャンプー(研磨剤入り)などで洗車してしまうと凹凸の角が取れツヤが生まれてしまうし、恐らく窪みに入り固着した汚れは中性洗剤でも落とすことが難しいと思われます
まずは、温かいぬるま湯で汚れている部位をふやかせます
次に油脂成分除去剤オイルバスターを表面に塗り放置させます・・・
が炎天下などで作業すると液剤が蒸発してしまい逆にシミが残ってしまったりするので日陰や気温の低い場所で施工していください
オイルバスターは、アルカリ性ですので下地処理液剤やブリス施工後の輪ジミ除去剤として使用することができます
今回のケースは凹凸の隙間に汚れが固着しているので少し放置させて汚れを浮かせます
放置している間にインテークなどの隙間の汚れを刷毛で洗車します
最後にまたお湯で流しスーパーゴールドクロスで拭きあげます
拭き上げ作業は洗車の中でも最もボディに触れる回数が多いので粗めのマイクロファイバークロスで拭きあげてしまうとこれもまたクロスの摩擦でツヤが出てしまうのでボディに優しいクロスを選択してください
お客様も喜んでお帰りになられました。
油脂成分除去剤オイルバスター…1,058円(税込)
艶消し塗装に限らず、輪ジミや水垢が付着してしまった場合はまずはオイルバスターで洗ってみてください。
Posted at 2017/12/21 13:46:15 |
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