
こんにちは、ブリスショップです。
更新しようかと思ったら地震!恐い恐い!
茨城県南部など…今後の情報にご注意くださいね!
また、先ほど、ヘッドライトのご質問を受けましたので久々に「ライトの黄ばみを落としについて」またまた書かせていただきます!
自動車のヘッドライトは黄ばみます。
昔の車のヘッドライトはガラスで作られていましたのでガシガシ磨けたんですが現在、事故破損時の危険を減らすためにライトはポリカーボネイト(プラスチック)製になっています。
ポリカーボネイトは、透明度が高く衝撃に強く
(割れても細かく飛び散らない)重量も軽いのでヘッドライトのパーツにするには最適ということで使用されていますが高温になると加水分解を起こして黄色劣化する性質があります。
(熱で変色してしまう材質が本当に適していると言えるのでしょうか… まぁ人が怪我するよりはいいのかな…)
またポリカーボネイトは、表面硬度が低いので生産出荷時にコーティングして硬度を上げたり紫外線劣化を防いでいるのですが、このコーティング被膜も熱劣化することで黄ばんできます。
ならばどうすればいいのか!
ポリカーボネイトが黄ばんでくる前にコーティング被膜が黄ばんでくるので、ちょっとでも黄ばみやくすみを感じてきたらメンテナンスしてやることでポリカーボネイト自体が黄ばんでしまうことを防ぐことができます。
まずは研磨剤で初期黄ばみの原因になっているコーティング被膜を除去します。
わかりやすくするためマスキングして上半分だけ磨いています。
今回は「
ハイブリッドコーティングコンパウンド黒専用」を使用して研磨しています。
軽く磨いただけなんですがクロスは、こんな色になってきます。
これが全面についているかと考えると、そりゃ黄ばんで見えますよ
ライトが曇っていると車のシルエット全体が古く見えてしまい、ちょっとカッコ悪いですよね
部分的に軽く磨いただけですがけっこう簡単に劣化したコーティング被膜は、除去できます。
ポリカーボネイトの表面硬度は柔らかいので紙やすりや粗目の研磨剤を使用すると簡単に深い傷がついてしまい修正が難しくなることもあります。
細かめの研磨剤で劣化したコーティング被膜や油膜だけを除去する感覚での研磨作業をオススメします。
全面の黄ばみが綺麗に落とせたら「
ブリスアーマー」のような樹脂にもしっかり使えるコーティング剤で保護してポリカーボネイトの劣化を防いでおくことで長く綺麗に維持できます。
ライトは、しっかり脱脂してからコーティングしないとコーティング被膜がはがれやすくなることもあります(コーティングがのりにくい材質組成の物も稀にあります)ので綺麗に油脂成分を落としてからコーティングしましょう
こまめに磨いてあげれるのであればコーティングしない状態でも良いでしょうし洗車時に「
ブリス」で軽くコーティングしておくだけでも良いでしょう。
「
ブリス」の被膜は樹脂コーティングよりも硬度が高く薄いので熱っせられても色が付きにくいです。
※固形ワックスは、酸化変色を促進しますし油膜も発生しやすくなりますので熱量の高いライトパーツには、お奨めできません。
純正状態でもコーティング保護になっている部品ですのでメンテナンスも性能の高いコーティング剤で行いましょう。
後のメンテナンスのことを考えると「ブリスアーマー」よりも「ブリス」のほうが向いてるような気もします。
どうせ曇ってきたら削り落とさないといけない物ですので研磨除去しやすい「ブリス」のほうが向いてるのかなぁ…
ここは使う方のメンテナンス頻度と好みの問題ですね
がっちり保護するなら「ブリスアーマー」を、こまめにメンテするなら「ブリス」でコーティングしておきましょう。
とにかく、くすみを感じたらすぐ磨いてコーティングしておくクセをつけるとカッサカサにならないよう維持できますよ。
最近増えてきましたが中の電球の球をLEDにすることでも赤外線熱量が減りますので黄ばみの発生を抑えることができると思われます
またLED電球にすると光量が上がっても熱量が減るので光に寄ってくる虫が少なくなります。
ちょっと得した気分になりますね
LEDは熱量が少なく虫が寄ってくる周波数帯の光が少ないんだそうです
まぁ 高輝度LEDは、発生熱量を減らすためにクーリングファンを付けなきゃいけないのでどっちもどっちなのかなぁ…
LEDの球自体は長寿命でもクーリングファンの寿命が先にきそうな気もします…
高速走行後の虫のつきかたは、ほとんど変わらないでしょうけど、新しい技術ってちょっと試してみたくなりますよね
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Posted at
2015/05/25 14:33:54