
コーティング剤「ブリス」を開発にあたり、原点は、 艶ではなく、塗装の保護という視点から始まったのです。
保護効果に満足がいくデータが検知できた時点で、難関な艶の問題を考えることにしました。
この2つは、この業界の最大のテーマであり、開発者の開発時点の限界のない人間の欲望ともいえるでしょう。 ガラス繊維の複合体これが、テーマになり
ブリスは、「日本人の感覚で日本人の感覚に適した、日本人の為の液体」として開発されたわけです。
「ひとつも傷のない、きれいな車」
まさに車を所有する人にとって最高の状態を表しますが、実際に車を保管する環境、走行時による汚れ、傷、洗車による傷の付着、傷による艶の減退 等によりひとつも傷のないきれいな車を維持することは、車を使い続ける限り無理と考えます。
でもそんな中でも、近づいてよく見れば傷はあるが、1メートルも離れてみれば、充分きれいに(新車のように)シルエットが見えるという状態を考え液体の組成を考えました。
■人間の感覚が優先
初期段階の開発のヒントは、傷は、乱反射しなければ、目立たなく、十分きれいに写しだせるということです。
傷は、コンパウンドにより除去することは、可能なのですが、車の所有者は十人十色、いろいろな感覚の方がいらっしゃいますので、傷を意識しなくても充分きれいに車が見えるという人間の感覚を優先的に満足できる液体を開発することに成功したのです。 「ここまできれいならOKでしょう。」
という自分自身が納得できるライン。100%を望むのではなく、作業時間、艶、保護が80%のラインで納得できるかな?というライン。
それがブリスだと思っています。
もちろんお金と時間をかけて下地の傷を取れれば、さらに艶は、言うことなし。になるでしょうが、一台一台状態を確認することは、無理な話ですし、これは、個人的な感覚で作業いただければよいと考えました。
■無上の幸福
開発者の私自身、昔は、何時間もかけて車を手入れしていましたが、年とともにその意欲も薄れ、家庭と仕事という時間にも追われ自分の時間というのもなくなってきます。そんな時作業時間というのも、いくらきれいになるとはいえ、もっとも重要な課題のひとつとなっています。
ブログ一覧 | イベント・キャンペーン
Posted at
2015/12/10 19:00:19