プリウス・ハイエース・ランドクルーザーと言えば…
ピンとくる人もいるでしょう。
こちらの3車種は、毎年、盗難保険支払いランキングでトップ3を争う「盗難されやすい車」なのです。
この3車種の他、日野レンジャーやキャンター、エルフのようなトラックも必ずトップ10に入ってきます。
インプレッサやランサー、アコード、シビックtypeRなんかの海外で人気な改造車も部品取り用に狙われるケースが多いそうです。
解体することが前提なので、無茶な運び方も問題ないようです。
毎年、日本国内では1万5千台以上の車が盗難の被害に合い、見つかるケースは、かなり低く2割以下です。
しかも見つかった車両のほとんどが、部品を取られていたり、運搬用に縮小解体されていたり、傷や衝突等の損傷が残ったままというケースが多く盗難保険では補填しきらないのが現状です。
トヨタのハイエースは盗まれすぎて新しい車種には純正でイモビライザーが搭載されましたが、すでにイモビ搭載車の盗難も確認されています。
2012年以前のイモビ搭載前のモデルは、特に要注意ですよ。
アフリカでは、走る車のほとんどがハイエースという国も多いです。
すでに走っている車両の修理用部品のための盗難も増えているようですので年式が古いからと安心しないほうが良いでしょう。
海外窃盗団にいたっては改造してあろうが珍しいカラーだろうが部品が必要なだけですのでおかまいなしです。
セキュリティ対策や駐車環境の考慮(照明・防犯カメラ等)が必須な車種ですね
ハイエースやマイクロバス等の人員輸送車は「日本製は良い」ってイメージが強いようで車体の会社名は消さないのがトレンドらしいです。
会社名が入ってるから安心ってことはありませんのでご注意ください。
盗まれたあげくバイオレンスでアグレッシブな人生を送ってしまうかもしれませんよ
ランドクルーザーは、とにかく耐久性が高く砂漠地域等の悪条件でも故障せずに走りきれる性能の高さから盗難率の高さにつながってきている海外人気車種です。
日本国内では1000台中4台が盗難されているという驚異の盗難率0.4%な超人気車種で年式によっては保険会社も車両保険の加入をシブるほどです。
あのへんの地域は、車の故障=命の危険につながってきてしまうのでランクルのような故障しない車が、とても重宝されるようです。
どんなふうに活用されているのかと言うと
中東の砂漠地帯で壊れずに走行できるのはランクルだけのようでISISにも大人気です。
ナンバープレートの登録・取り付けも気にしないでいいのでなんでもありです。
もはや主力正式採用車と言っても過言ではない状態です。
みんな背中に大きくTOYOTAって書いてあると、トヨタがスポンサーしてるようで、世界からの目がちょっと恥ずかしいですよね…
実際、アメリカからトヨタにISISに車売るなって抗議があったようですが、最初からテロ等に使用される可能性がある場合は、販売していなかったそうです。
これが全部、ディーラーをだまして購入してるか、盗難車かのどちらかなのです。
これはもうどうしようもないですよねぇ…
砂漠での使用に耐えられる頑丈な車作るなって言われても聞けないですしねぇ…
2016年 盗難保険支払いランキング
1位 プリウス
2位 ハイエース
3位 ランドクルーザー
4位 アクア
5位 クラウン
6位 レクサス
7位 キャンター
8位 ハリアー
9位 アルファード
10位 セルシオ
11位以降、スカイライン、エルフ、フォワード、ベンツ、レガシィ、S2000、ウイッシュ、ヴェルファイア、ジムニー、ランサーと続きます。
ちなみに一番、盗難が多かった県はトヨタのお膝元 愛知県がダントツの1位です。
まぁ 確実にトヨタ車が多いでしょうからランクルやハイエース狙うほうも狙いやすいですもんね
2位が大阪府になります。
7割以上の人が自宅や月極の駐車場で盗難にあっていて、うち96%がドアロックをしている状態でも盗まれてしまっています。
これは窃盗団が下見をしていて盗む車に当たりをつけてるってことでしょうね。
もはやドアロックも無意味に感じてしまいますがドアロックをしていない状態で車両盗難にあうと警察に被害届を出したとき「なぜロックしなかったのか?」と回答を求められるうえに、不自然な点があれば保険金の支払いに調査が入り遅くなったりすることもありますので、ドアロックの癖は必ずつけておきましょう。
「盗んだほうが悪い」ですが「鍵をかけない」理由にはならないのです。
ちなみに私の盗難対策は、こんなコネクタを付けて駐車時はバッテリーを通電しない状態にしてます。
これでもダメなときはダメなんでしょうね…
ブログ一覧 |
コラム・つぶやき | イベント・キャンペーン
Posted at
2017/02/16 12:12:43