
道路交通法 第五十二条
車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間を言う)道路にあるときは、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。
みなさん自動車教習所で習ったり免許の更新のときなんかにちょっとコスられたりして記憶している「暗くなったらライトを点けよう」ですが、今年からちょっと変わってきます。
この画像は今年発売された日産ルークスのライトスイッチなのですが皆さん「あれっ?なんかおかしいぞ」と思ったはずです。
そうなんですよ
ライトをオフにするスイッチがなくなってるんです。
2020年4月以降、乗用車(5ナンバー、3ナンバー)のオートライトの装備が義務化され、さらにオートライトをオフにできなくなりました。
義務化前の時点でもオートライト機能は、ほぼ全車種に入っていましたが義務化されることによって、ついてない車両がなくなることになり「暗くなったらライトをつけよう」と教習所や免許センターで言われなくなっていくのでしょう。
欧州車ではオートライトが切れない車種がかなり前から販売されていたのですが日本もこの流れに続くようです。
具体的なオートライトの基準は
ヘッドライトのロービームが、周囲の明るさに応じて自動的に点灯および消灯する機能
・周囲の照度が1000ルクス未満になるとロービームが2秒以内に点灯する
・周囲の照度が7000ルクスを超えるとロービームが5秒から300秒以内で消灯する
※義務化後のオートライトは、ヘッドライトかフォグランプのスイッチをオンにして点灯している場合と駐停車状態を除いて、手動による解除ができるものであってはならない(これ厳しすぎない?)
と言うことでこれから無灯火の車はいなくなっていきますが交差点や踏み切りで対向車はライト点きっぱなしになってることが増えてきます。
自動ブレーキやオートライト、車線逸脱防止機能等、車の運転に付随するいろいろな機能が自動化・義務化されていきミスが減り便利で安全になっていくのはわかるのですが、どうも私はまだついていけそうにありません。
私はエンジンとステアリングとタイヤがあれば、それだけで大満足なので、これからの最新機種に乗り換えなければいけない時期がきてしまうのがちょっと怖いかなぁ
歳とって視力や判断力が落ちてくることを考えると最新機能の義務化は、良い流れなのでしょうが「なんでも思い通りに操作できる」と言う車の楽しさが減っていってしまうようでちょっとさみしいような気もするのです。
つい最近までガラケーを利用していたかなり偏った人の意見なので皆さんは「じじぃがなんか言ってらぁ ライトくらいどうでもいいじゃない」って感じのフランクでおおらかな気持ちで法改正を迎えてあげてください。
大体昔っからバイクはライトオフできなかったしね
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Posted at
2020/06/16 14:58:52