
若者の車離れが進んだり少子化の影響により、自動車教習所の経営がかなり厳しい状況になっているそうです。
年間の卒業生の数はピーク時264万人でしたが、2016年には156万人まで落ちてしまっているようです。
ここ20年間で廃業した教習所は、全国で150校にもなるそうです。
そんな中、一部の教習所で生き残り作戦の一環として、ドローンの教習を始める所が出てきました。
いったい誰が教えるのだろうかと思ったのですが、車の運転を指導する教官がドローンの操縦も教えることになっているようです。
ドローンの教習も座学と実技に分けて指導が行われます。
座学では、航空法や電波法、道路交通法といった法律や、ドローンの飛行原理や構造などを学び筆記試験が行われます。
実技試験は、日常点検の方法や整備の方法などから入り、その後手動操縦によるホバリングなど操縦のやり方に進みます。
だいたい4日前後でドローンの免許が取得できるそうです。
受講料は20~30万円と自動車と変わらない金額に設定されていますが4日と思うとかなり高額なのかな…
そもそもドローンの操縦は自己流でもできますし、おもちゃ屋さんやラジコンショップでも操縦方法は教えてもらえたりするのですが、どのような方が高額な受講料を支払ってドローンの資格を取っているのかなと考えていたのですが教習所でドローンの資格を取る方は、仕事でドローンを使う必要性のある人たちが多いようです。
地質調査会社や電力会社、ゴルフ場のメンテナンスや土木工事でも航空写真が必要になるときが多いですし仕事としてドローンを操縦する必要性のある方が増えているようです。
ヤマト運輸も荷物の配達にドローンが活用できないかといろいろ開発しているそうです。
どこかの国でドローンで食べ物を配達していたらカラスにつつかれて墜落したそうで、まだまだトライ&エラーが必要な段階ですが、ゆくゆくは配達員の必須資格になるかもしれませんね
ビックボスが乗っていた例のヤツも大きく分類するとドローンです。
空飛ぶ車の法整備も進めていくということになっていましたので、近々自動車教習所で乗車できるドローンの講習も受けれるようになるかもしれませんね
Posted at 2022/05/13 15:58:20 |
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