
暑い時期も終わりに近づき、夏にダメージの蓄積してしまったボディをリフレッシュするためにも「
ハイブリッドコーティングコンパウンド」で下地研磨処理作業をする方がとても多くなってきましたね
「ハイブリッドコーティングコンパウンド」は、手磨きでショーカーレベルの光沢を出せるとても優秀な研磨剤です。
繊細傷やスポットの除去から水垢・くすみ落とし、さらに鏡面磨きまで一本で対応でき、最後にコーティング被膜まで形成します。
一本でここまでできるのは、おそらく「Blissハイブリッドコーティングコンパウンド」だけでしょう。
私もいろいろな洗車剤を使いましたが、ここまで性能の高い研磨剤は使ったことがありません。
通常の鏡面仕上げ用コンパウンドを使ったあとに「ハイブリッドコーティングコンパウンド」を使うと、さらに光沢が出せるほど綺麗になります。
レビューサイトをのぞかせてもらうとやはり「ハイブリッドコーティングコンパウンド」の評価はとても高く、こちらもうれしくなってしいまいます。
しかしながら、ごく稀に「繊細傷が落ちなかった」と低い評価をしている方もおられます。
「繊細傷が落ちなかった」と評価している方に是非聞いてもらいたいのですが
せっかく研磨作業を始めたのですから途中でやめないでください!
繊細傷をしっかり落とす前に作業をやめてしまえば落ちていなくて当たり前なのです。
研磨剤は、クリア塗装を薄く削っていき平らにしていく液剤です。
どんな傷やスポットも磨き続ければ落とせないわけはないのです。
鉄板まで到達してしまった傷は、タッチペンで埋めてから研磨すればいいのです。
もちろん傷の深さと研磨粒子の大きさのバランスで作業時間に差は出ますが細かい粒子でも時間をかければ深い傷を除去することもできます。
粗い研磨粒子だと深い傷も早く削れるけど全体的にくすんでしまう
細かい研磨粒子だと鏡面に仕上がるけど深い傷を落とすのに時間がかかってしまう
その両方にうまく対応しているのが粉砕型研磨粒子を採用した「ハイブリッドコーティングコンパウンド」なのです。
粉砕型研磨粒子は特殊な研磨粒子ですが、特性をわかってから作業することで簡単に手早く作業することができます。
ボトルから液剤を出したときは研磨粒子が大きい状態ですので繊細傷の除去が手早くできます。(粒子サイズ約2μ)
力をかけて研磨作業をしていくうちに研磨粒子がだんだん小さくなっていき鏡面仕上げできる粒子サイズまで小さくなっていきます。(粒子サイズ約0.2μ)
と言うことは深めの傷を落としたいときには、こまめにボトルから液剤をクロスに付け足して力をかけて(ボンネットが薄くへこむくらいの体重をのせる程度の圧力が丁度いいです)ゴシゴシ磨いていくと手早く研磨できます。
仕上げ段階に入ったら、あまり液剤を付け足さずにかける圧力よりも回数を多くこすること(毛利名人のこすり連打をイメージしてください 鉄定規のほうじゃないですよ)を重点に作業するとキラッキラに仕上がります。
また研磨剤は、ボディ表面よりもへこんでる部分に作用させたいのですから鉄粉や黄砂・花粉・油膜等のボディに付着している微粒子付着物を
洗車用ネンドや専用の液剤を使ってしっかり除去してから作業すると早く綺麗に仕上がります。
(これを先にやっておくだけでも30分から1時間くらいは、作業時間がかわってくると思います)
繊細傷が多くついているボディの場合は、一回綺麗に仕上げたあと完全に乾拭きしてから光に当てていろんな角度から見てみて、それでも残っている繊細傷をもう一度磨いて一本づつ消していくとワンランク上の光沢感になります。
たまに磨きすぎて鉄板までいってしまったら困ると研磨作業をイヤがる方もいますが、一般的な自動車の塗装厚は、約100μあります。(レクサスやベンツは120μ以上あるらしいですよ高級車っていいですよねぇ)
手磨きの場合、思いっきり100回以上こすってやっと平均0.1μ削れるかどうかって感じですので気にせずにガンガン磨いてください。
前のオーナーが99999回磨いてて最後の1回を貴方が磨いてしまう可能性なんてまずないでしょうし、その場合は、すでに薄く灰色く見えてるはずです。
※オールペン再塗装車の場合、かなり塗装厚が薄い部分があるときもありますのでご注意ください。
なんと言っても付いてしまった傷やスポットは、オールペンするか研磨して落とすしかありません。
そして時間短縮のために重要なのが全体的に平らにしようとしないことです。
こうなっている部分を
こうするのはとても大変です。
紙やすりで一回平滑にするくらいじゃないと、ここまで削るのは難しいでしょう。
感覚的ですが
傷もスポットもこんな感じに仕上げていくと目立たなくなりますし時間も短く済みクリア塗装の削り取り量も少なくて済みます。
どうせ自動車ボディの塗装面は元々ゆず肌(でこぼこ)になっていますのでこんな感じの部分的な研磨をしても案外、目立たず変に見えないもんなのですよ
これは手磨きだからこそできる仕上げ方法なので有効活用していきましょう。
上記のことに注意して研磨作業を行うと作業時間も短縮できますし、その分、仕上げに時間をかけれますのでより綺麗に仕上げることができるはずです。
はっきり言って研磨作業は、とても疲れます。
付いてしまったスポットや傷が深ければ深いほど時間もかかります。
本気で仕上げるとボンネット一枚に2時間ちかくかかってしまうこともあります。※そんなときはさすがにポリッシャーを使いましょう
それでもあの光沢感を一度味わってしまうとやめられないのです。
いくら愛情をかけても振り向いてくれないあの人よりも磨けば磨くほど綺麗になっていく愛車のほうが愛おしく感じてしまうもんです。
「お父さんクサイ」と帰宅直後にファブリーズを吹き付けてくるあの子よりも、手をかければかけるほどツルスベに仕上がっていく愛車の素直さに、思わず頬ずりしたくなっちゃうもんなのです。
「
ハイブリッドコーティングコンパウンド」のせいで、もはや磨き中毒です。
Posted at 2016/09/28 18:09:44 |
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