2014年09月11日
空飛ぶ車にご用心
深夜の帰宅帰りの国道でのこと。
片側2車線で、標識の無い、いわゆる60kmの最高速度の道路です。
その日は、珍しくトラックも走っていなくてほとんど貸切状態でした。
ボクは、捕まらない範囲の速度で、左側車線をゆっくり走行。
すると前方約80mぐらい前にその国道に侵入する感じのヘッドライトの明かりが見えたかと思うと、
その乗用車は、垂直に、中央分離帯に激しく乗り上げジャンプ?
一瞬、空を飛んだように見えました。
そしてボクの走っている車線の前方に無事、着地。
その時のボクの車との距離は、多分、約50mぐらいはあったと思います。
その車が道路に着地するとほぼ同時に、後方のバンパーが、中央分離帯と接触したらしくもげて、落下するのが見えました。
で、ボクの前方に着地したその車は急ブレーキ踏むかと思いきや、右に目いっぱいハンドルを切った感じ。
多分、今度は前方に迫る歩道の路側帯に気が付き、ハンドルで回避しようとしたのだと思います。
でも間に合わず、斜めに歩道の路側帯にツッコみ、低木の植栽もなぎ倒し、乗り上げ、結果、歩道にハマるように、車道に水平に、歩道内にまっすぐ停車。
実は、ボクは、その車が、中央分離帯を乗り上げジャンプする瞬間には、理屈抜きで、もう既に急ブレーキを踏んでいましたので、その歩道にすっぽりハマった車のはるか、30m以上手前で安全に停止。
でもその車が気になったので、その横まで、約30m走り、横づけ。
左の窓を開けて大声で、
「大丈夫ですか?」と。
するとその車を単独で運転していた男性がボクのほうを見て、軽く右手で合図。
見たところハンドル部分にエアバックも作動した形跡もないし、状況から見てまったく怪我も無い感じです。
普通ならそこで、警察に通報して、怪我があれば介護とか、後方の車に注意を促す為に、発煙筒や、常備している紫色の非常点滅灯を使用するのですが、その右手の合図と言うのが、どう見ても、大丈夫では無くて。
※、トランクには、救急箱、蛍光ベストと、交通整理用の赤色の棒状の懐中電灯も常備しています。
その右手の動きが、大丈夫では無くて、あきらかに、
あっち行け!の 追い払う シッシッ!なので。(笑)
しかし、事故った直後で、気が、動転していたのかもしれませんが、まったく失礼なヤツだ!
普通なら頭下げて、すいませんだいじょうぶです。だと思いますが。
ドライバーも十分な大人(おっさん)だし、怪我もないし、どう見ても自爆だし、被害者もいない。
安全に歩道に突っ込んで停止している。
そのまま走り去り、先にあったコンビニの駐車場で一応通報だけはしておきました。
「車が1台、中央分離帯をジャンプして横切り、歩道に乗り上げて停止しています。尚、運転者は、十分、怪我も無く、大変元気なようです。」
推測ですが、脇道から、国道に入り、右折しようと思ったけど、目の前に高さ30cm、幅、1m近い、程のしっかりした中央分離帯があったので、ブレーキが間に合わず、そのまま乗り上げた感じです。
いくら夜間でも、前方の中央分離帯が見えないなんで事があるのでしょうか?
国道に入る前に、一時停止していればしっかり見えたはず。
中央分離帯を綺麗にジャンプするには、ある程度の速度も出ていたはず。
今流行のなんとかドラッグとか?
車の修理代が高そうですね。
前後のバンパー、ホイール、タイヤ、アライメント、車軸や、サスも逝ってるかな?
しかしまぁ、あれが80m先でダイブしてくれたから余裕でしたが、もう少しボクが、スピードを出して、目の前、30mぐらいにツッコまれたら、回避は難しいですね。
安全速度で走行していて良かったです。
それに、メチャダストは、出る、嫌な純正のブレーキパッドとローターだけど、あの初期制動の鋭さは、感動ものでした。
前方注意と言う言葉はありますが、前方空中注意と言う言葉はありません。
中央分離帯がある国道なのに、まさか目の前にジャンプして横切る車があるなんて。
想定外でした。
楽しませてくれて、ありがとう。(笑)
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Posted at
2014/09/11 01:03:43
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