2008年10月13日
「ブラッディ・マンディ」第一話に継続を悩む
フジテレビで放送された「SP」に感化されて作られたとしか思えないこのドラマ、新聞の紹介欄に書かれていたので見てみました。
あらすじ
主人公でありハッカーでもある男が、国家公安委員会の父から依頼を受け、病原ウイルスをばら撒こうとしているテロリストと戦う。
「SP」に感化と書きましたが、さらに「ハッカー」の要素も加わり、さらに無機質感が増しているのが本作の特徴です。サーバーに侵入するだとか、データを盗み出すだとか、パーコンが好きな方にはたまらない展開になっています。パーコンのことが良くわからない方にイメージしやすいように、「敵地に忍び込んだ鳥」のアニメーションが付加されています。ドラマのほとんどはパーコンの画面で進行し、少々アクションシーンが加えられています。
感想
まず最初に、紹介欄にあったように、「ハッカーが自分がしていることを他人にぺらぺら話すか?」という疑問は、確かにわきますね。話の多くをパーコンの画面で展開するようにした結果、なんとも寒々とした描写になっています。その昔、パーコン内でロボットが戦うアニメ「ビデオ戦士 レザリオン」というものがあったことを思い出しました。まあ、壮大なスケールではあるといえますが、「SP」同様、ストーリーらしいストーリーは無く、ただただ場面が展開するのを見ているだけになります。そこには、「心の葛藤」や「人となり」、「人の歴史」といったものは全くありません。ドラマというよりは、アクションゲームに不自然に挿入された、なにやら映画を意識したシーンであるような印象さえ抱きました。うーん、これは面白いといえるのだろうか???「SP」同様、こういう「話の内容が無い」ドラマを、「面白い」という人がいることは知っています。でも、こういう作品を増やしてしまったら、むしろドラマを見る人がいなくなってしまうのではないでしょうか?こういう作風はすぐに廃れますよ!この辺のところをよく考えてください!TBSさん!
したがって、第二話までは経過を観察することに決めました。
追伸
藤井美菜さんとか芦名星さんとかは成長が楽しみですが、それだけで見るかといわれると、ちょっと時間がもったいないなあ。
ブログ一覧 |
テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2008/10/13 21:58:21
今、あなたにおすすめ