「泣かないと決めた日」最終回に、番組打ち切りを感じる

　先日大きく転進したと書いたこのドラマ、今回で終わりです。もともと「オトメン秋」がこの枠に入り込み、番組改変期がずれ込んでいたこの枠ですが、おそらく視聴率が思ったよりも振るわなかったために時間調整で期をそろえることになったのでしょう。もちろん、視聴率がよければ１１回くらいは放送したのだと思います。

あらすじ
　中華料理とイタリア料理のコラボレーション企画は、無事進展していたかのように見えた。が、当日の朝になると食材がほんの少ししか届いていない！？榮倉女を貶める五十嵐男の策略であった。事態は緊急を要するため、皆で材料を集めに走り、なんとか開始時間に間に合う。

　一方、木村佳乃女は病院で回復基調にあった。部長の横領疑惑は藤木男や要男へと引き継がれ、緊急調査がはじまった。それと並行し、段田部長は役員会で木村女を罷免しようとしていた。

　何とか調査が間に合い、役員会で段田部長の悪事を暴くことが出来た。コラボレーション企画も無事終わり、榮倉女は達成感に浸っていた。そんな中、今までの悪事を要男に知られ、離婚に至った杏女が榮倉女をガラスの破片で襲う！助ける要男。

　数日後、要男はニューヨークへ転勤、榮倉女は藤木男とイタリアへ出張に出るのであった。

感想
　すべてが駆け足で、しかもぶっきらぼうな展開になってしまいました。たぶん、３話くらいの脚本をひとまとめにしたのでしょう。視聴者の感想に左右され、視聴率にも左右されて当初の展開とは全く違う話になって行ったのでしょうね。転進あり打ち切りありと、そんな番組に降りかかる難題にも負けず、出演者たちは「泣かない」と決めた日があるのでしょうね。

　そうそう、番組中の藤木直人さんの台詞には見るべきものがありました。あとでまとめたブログを書こうと思います。