「月の恋人」第二話にして挫折す

　月曜９時のこのドラマ、感想は第二話ですがもちろん第一話も見ましたよ。しかしこのドラマ、面白いですか？私は面白みを感じないだけでなく、怒りすら覚えてきました。

　ドラマの設定は陳腐なもので、キムタク演じるインテリアデザイン会社社長が、自社と買収した中国工場、そして広告取引がある篠原亮子、そしてモデルの北川景子などが織り成す、オシャレで都会的な恋愛物語です。この設定の時点で、もう古くて古くて。。。

　どうしてオシャレだとか都会だとか、お金持ちだとか、そんなことから考えを移すことが出来ないのでしょうかね？それだけでもう都会にあこがれる地方大学の女の子（パッソのＣＭのような）がかじりついてみている様が想像できます。実際には、もう地方と都会の差はぐんと縮まっているのですがね。

　このドラマ、キムタクが美人とお芝居を楽しんでいるだけと感じました。そこには主人公の苦悩や悩みなどの葛藤は全くありません。このような平板で視聴者置いてけぼりのドラマはさっさと挫折することにしました。

　しかしキムタクも老けたものですね。