書くのは本日ですが、ブルーバードシルフィの事故の件は3月までにすべて解決しております。私の側の保険は、損保ジャパンの「one step」です。相手側の保険の内容は知りませんが、あいおい損保でした。
事故発生からの経過
事故10分後
私が契約している損保ジャパンの代理店の人に、事故発生の連絡をしました。もちろん、警察にも連絡をしています。私も相手も、ケガはありません。
事故1時間後
警察の現場検証(?)が終了し、相手と連絡先を交換して別れました。事故証明などは、保険会社によって必要だったり必要ではなかったりするとのことで、あらかじめ請求するようなことがないように、と念を押されました。
事故1時間30分後
いつもの日産ディーラーへ、修理のために自走で入庫しました。代車はすぐには間に合わないということで、ひとまず家まで送ってもらいました。
事故1時間40分後
当方の保険代理店の人から電話があり、ブルーバードシルフィの修理入庫先や、事故の大まかな状況を聞かれました。
ただし、過去の判例(裁判官が決めた事例ね)によると、たとえ自分に落ち度がなくても、後ろからぶつけられた場合以外は被害者側にも過失の一部がかかってくるとの事を聞かされました。誰しも納得がいきませんが、「法の秩序のため、生活を保障された裁判官が、浮世のことを知らずに決めてしまったこと」ゆえ、保険会社やその後の裁判官などは、これにのっとっているとのことです。また、電話で説明した現場の様子などによると、「当方:相手=2:8」になるであろうとのことです。
事故2時間30分後
損保ジャパンのサービスセンターから連絡があり、当方の保険の内容の確認や、事故の相手の人の名前や連絡先などを聞かれました。目の前で「質問チェックシート」を確認しながら電話をしているようでした。堅実?慣れていない?声はかわいらしく、柔らかい感じでした。
事故3時間後
相手の家へ電話したが、私が伝えた名前の人の家とは違うとのこと。確かに、教えてもらった電話番号にかけると「いいえ、違います」と言われました。このままでは相手が逃げ得になるので、似た電話番号や、住所から地図を検索しました。
事故4時間後
家人を迎えに行き、家に送り届けてから相手の家へと向かいました。
事故5時間後
もらった住所のところへ行くと、確かに事故を起こしたその車があることを確認。その家の別の人に確認をすると、私が聞き間違えたのか、相手の苗字が違うとのことです。そのため、「違います」と電話で答えていたとのことでした。事故のことを伝えると、驚いた様子で「こちらも保険会社に連絡します」と言いました。もう損保ジャパンのサービスセンターは終わってしまった時間なので、保険代理店へとその旨電話しました。どうやら代理店からサービスセンターへとつながる電話があるらしく、代わりに伝えてくれるとのことでした。
また、その頃日産から家に代車(ノート)が送り届けられていました。
翌日
事故現場へ行って、
写真を撮ってきました。ブログアップはもちろん、記録しておくためです。
2日後
ちょっと気になることなどがあって、日産へ行きました。部品カタログなどを見つつ、「修理代金のうち部品代は26万円くらい?」と聞きましたら、ズバリ、とのことでした。「アドオンスポイラーが着いていますので、これを忘れないでくださいね。」と言ったら、すっかり忘れていたようでした。アブナイアブナイ!
3日後の昼
相手の保険会社(あいおい損保)から電話がありました。パリッとした女性でしたね。「私どものお客様がご迷惑をおかけしたようで、済みませんでした。」と言っていました。私の側のサービスセンターの場所と、担当者の名前を聞かれました。その後、この人から電話はかかってきませんでした。
昨秋の九州でのキューブの事故でも相手の保険会社(東京海上日動)の人が同じようなことを言っていましたが、迷惑を掛けたのはその人そのもので、保険会社が謝るのは筋違いだと思うのですが、皆さんはいかがですか???
また、代理店の人へ、「事故現場の写真をブログにアップしたので、見てください」と言いました。事故報告書を書いてもらう上で、写真は良い参考になるそうです。
5日後
ブログを見た代理店の人から、「これは相手は完全に見ていないねえ。「当方:相手=1:9」で話をしてみますよ。moto(’91)さんの契約内容だと、どっちの過失が多くても少なくても関係ないしね。」と言っていました。
なお、私は、車両保険と事故修理代金先払い特約に入っています。したがって、相手が悪かろうがそうでなかろうが、また、事故割合が決定することなく修理を開始することが出来ます。車両保険に入っていなければ、私の側の保険会社は担うべき損害が発生しないので、示談にかかわることが出来ないのだそうです。したがって、私と相手の保険会社とが交渉することになります。
また、普通は事故過失割合が決定して、初めて私または私の側の保険会社の支払い分が決定し、それから事故修理着手となるため、車が直るのが遅れてしまいます。しかし、事故修理代金先払い特約に入っていれば、その割合に関係なく修理代金は私の側の保険会社が立て替えてくれるので、事故割合の決定を待つことなく修理が出来ます。
二つの特約を合わせると、私の過失割合に私の車の修理代金を掛けた値が、車両の今の価値を越えない限り、すぐさま修理が始まるという、なんともありがたい(仕組みを知らない人には、ごく当然の)修理となります。
約二週間後
修理が無事完了しました。黒く塗ったグリルがすっかり元通りのものに代わっていましたが、ちょっと使用を変えたい気がしていたので、これはうるさいことを言いませんでした。
約1ヵ月後
「日産から修理代金の請求が上がってきたので、払います。=示談完了(?)」との報告が代理店の人からありました。
このように、事故が起こったことは不幸ながら、保険の契約内容が充実していたため、あっけなく事故処理が完了してしまいました。やはり保険は「困ったときに助けになるもの」なので、値段だけでは選べませんねえ。車両保険は絶対に欠かせませんよ。みんカラでも各種インターネットサイトでも、いろいろ保険会社について文句を書いている人がいますが、想像するに車両保険に入っていないことや、車両は6年で価値がなくなるという、減価償却の考え方が理解できていない方が多いからかなあ?と思いました。特に、損保ジャパンについては他社よりもいろいろ書かれているように感じましたが、私の場合については全くそんなことがなく、良い対応でしたよ。
ダイレクト損保や外国の損保では、事故報告書がドンと送られてきてそれを自身で書いたりとか、相談はすべて電話やメールだとか、事故見積もりをする人が少ないだとかいろいろな話を聞きます。私の場合は、やはり間に入る人(代理店)がいてくれたほうが安心であるように感じました。
そうそう、私の場合、1:9か2:8で解決したのではないかと思いますが、多くの人は同じような件で0:10を主張しているようです。気持ちは分かります。しかし、「事故直前、死ぬ気でブレーキペダルを踏んでステアリングで回避しようと努力した人」と、「アッと叫ぶだけでノーブレーキで行った人」とが同じ割合になっていたとしたら、、、どうでしょう?わたしは、死ぬ気で努力していた人が報われる世の中であって欲しいと思います。
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Posted at
2010/09/04 00:09:25