2011年03月21日
無力です
地震の被災地では、そろそろボランティアが活動できる時期になったようですね。しかし、私は呼吸器系に持病があること、自前のトラックなども持ち合わせていないことから、ボランティア活動は出来ません。
少しだけですがお金を出す、燃料を無駄に使わない、電気を無駄に使わないくらいしかできません。
そんな無力感にさいなまれながら、復興を見守ることくらいしかできません。ああ、無力だ。
阪神大震災の頃のボランティアについて苦言を呈している人がいらっしゃいましたが、あの頃学生であった私からすると、当時の世相がそれでも仕方がなかったのかなあ、と思える節があります。
当時、「就職氷河期」と言われていました。昨年、今年の学生から比べるとまだましなのかもしれませんが、15年近く好景気が続いての氷河期でしたので、有効な情報がほとんどない、そんな時代でした。そこで起こったのが阪神大震災。就職面接時の自己アピールの題材作りに、多くの学生がボランティアに向かったのだそうです。今回の地震と違って都市圏での災害でしたから、離れたところに宿を用意しつつ、部活サークル感覚でボランティア活動を志願したのでしょう。
結局、ボランティアの格好をしながら頭は就職活動や出会いのことで一杯だったそうですが、それでも何もしなかった私よりは努力家なのかもしれません。
そういう私は上に書いたとおり、持病の都合でそういうことはできませんでした。結果から言うと、付け焼刃的にボランティア活動をしていたような学生は結局就職活動に苦労したそうです。
ところで相変わらず燃料が不足しているようですが、街を見回しても自転車が増えたとか、歩いている人が増えたような印象がありません。先日も、本屋や靴の安売り店の駐車場が満車になっていました。スーパーに買い物に来る人も、車ばかりです。こんなに給油に苦労する時期でも、車の使用を控えない人って、どういう神経をしているのか不思議です。ゲームのグランツーリスモ4のCMで、コンビニへタバコを買いに行くのに10数mほど車に乗るだけのシーンが描かれていましたが、ここまで脚を使わない人が実際に増えているのでしょうね。
それと、夜中に走っている車の数が減ったような気がします。私の家の前は街道になっています。新しい道ができて、裏街道になっているのですが、それでも夜はそこそこの台数の車が走っていました。それが今はほとんどなくなりました。そういう点では、車の使用を控えている人が増えたのかな??
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Posted at
2011/03/21 17:12:07
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