2011年03月21日
買占め風評と障害???
ご存知のとおり、日用品販売店やガソリンスタンドでは買占めが発生し、福島茨城両県には放射線による風評被害が出つつあります。私はどうせ人の寿命など、どんなに気を配っても1日も長くならないと思っていますので、こういうことは気にしません。(もちろん、糖分取りすぎとか運動不足とかタバコは別ですよ)
そんな中、こういうことをする人と話したことがあるのですが、過剰に不安に思う癖があるのですよ。たとえば優先道路を直進しているときに、わき道に車が顔を出しただけで「あ、怖い」とブレーキを踏んだり、ちょっと旅行やドライブの計画が遅れただけで「どうしよう!」と、そればかり気にするところがあるのです。
そういえば、皆さん就職試験や入学時(?)に、「性格検査」というものを受けたことがありませんか?「常に刺激を求めている」とか、「新しいこををしなければならないとき、不安に思う」とか「人と違ったことをしてみたい」とか、同じような質問をしつこくされる、あれです。
これは性格傾向だけではなく、ある種の発達障害も読み取れる模様です。もちろん発達障害というのは医者によって見解が異なり、ある医者が発達障害だからと言って別の医者がそういうとは限らないようです。もともと「強過ぎる性格傾向があり、周囲との調和に苦労する状態」が発達障害らしく、その昔はなんとも捕らえられていませんでした。例えば敏感鈍感だと、
LD(一つのことに集中できない)-打てば響く性格-良く気がつく性格-真ん中-落ち着いている-いわゆる「鈍い」-高度自閉障害
という順序立てができるかな?敏感すぎてもよくないし、鈍すぎてもよくない。
例えば私の昔の知人に、あるアニメーションのことはものすごく詳しいけど、当時話題になった女性キャスター「小宮悦子」は存在すら知らない、という人がいました。
当時、「え!?、小宮悦子も知らないの?おかしいよ、それ。」という人もいたし、「小宮悦子くらい知らなくったって、死にはしない。」という人もいました。世の中の流行に敏感な人はこの人をおかしいと思うでしょうし、そうでもない人はなんでもないと評価する、そんな相対的なものです。
話が脇にそれましたが、ある種の心の落ち着きがない人が、世の中には確実にいるということです。ガソリンが足りないと報道されると、常に自分の車の燃料タンクが満タンになっていないとパニックになる人、スーパーの棚が空っぽの様子が報道されると、明日の食べ物がなくなるとパニックを起こす人、「放射線が出た、でもX線撮影より少ない量。」と言われても、「放射線が出た」しか頭に入らないタイプの人そんな人です。周囲の人に「どうするの?」「わからない」などと言って回る人は、その傾向が強いかもしれません。何もしなくったって、死にゃあしないのにね。
一方、パニックはよくないとして、周囲の状況に疎い人だと、例えば暴走した車が自分のほうに迫ってくるのに微動だにしない、などとなります。周囲の状況に反応して実を守るのは人間の本能でもありますので、どちらも程々が良いようです。
おそらくですが、買占めに走る人やSSにたった数リットルを給油するために並ぶ人は、この種のパニックを起こしやすい脳の構造の人だと思います。周囲とコミュニケーションをとることである程度解消できるとは思うのですが、夫婦や家庭内で交流が完結していると難しいのだろうなあ。
その反対なのが、、、会社から歩いて帰ったり、自転車で行ったり、バッテリーが上がるまで車に乗らなかったりする私かもしれません。もうちょっと敏感になろうかな??でも、AKB48も西野カナもアセロラスカッシュが出たことも知っていますよ。でも、そんな私でもあわてて「エンジンの油圧テンショナー」を注文したりしています。バランスですよ、バランス!
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2011/03/21 21:56:27
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