週末になるとソース味が食べたくなるようで、この日も仕事帰りにソース焼きそばを食べに行きました。

カゴメとんかつソース
関東にいると、カゴメというとケチャップを製造しているメーカーとしての認識が強いですが、ソースは中部地方では主流、関西でも見かける製品となっています。
中部地方では餡トースト等の甘いものが好まれるようなのでこのソースも辛くはないと想像していました。そのとおり、甘くはありませんがマイルドそのもので、優しい味わいでした。塩気も絡みも酸味もほとんど感じられず、それでいてどこかコクがあるという、マイルドを絵にかいたような味わいです。この味わいがどこから出てくるのか、不思議でなりませんでした。うーん、マイルドよ~。

大黒フルーツソース
メニューを見ながら悩んでいると、店員さんからこれを勧められました。出てきたソースは、、、酸味が強く、塩気はありません。少々甘く、スパイシーさは控えめです。これは、まさに「UFOカップ焼きそば」のソースからスパイシーさを除いたものでした。この酸味が食欲を誘い、唾液腺から唾液が溢れ出してきてしまいます。このソースを味わうと、(関東の)ソース特有の酸味は酢酸によって作り、「フルーツソース」を名乗る物は、果実の酸味でそれを出していることがわかります。
以前もフルーツソースを名乗る、「
ミツハプレミアムソース」を味わったことがありますが、ミツハのものは香りの高さが目立ち、この大黒のものは酸味が目立つという、全く違う個性を出しています。この大黒フルーツソース、是非多くの方に味わってほしいソースです。

辻東村山ソース
最後は関東のソースで締めます。毎度思うのですが、関東のソースは旨みがあり、それでいて素材の味わいを引き出すものが多いです。それと、なぜか少々苦味を感じます。このソースもこの例にもれず、若干の苦味を感じます。スパイシーさが絶妙で、まさに「関東の屋台で食べる焼きそば」そのものの味わいです。いわゆる「ドライな味」です。フルーツソースはソースの自己主張が強いのですが、お酒が好きな方ならこのスパイシーさの方を評価されることでしょう。くどくなくて、すっきりしています。それでいてソースを食べた満足感を味あわせてくれるソースでした。
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ソース焼きそば | グルメ/料理
Posted at
2012/03/31 23:14:46