ここ何週間かをかけて、各乳業メーカーの贅沢仕様のプリンを比較してみました。

グリコ スペシャルプッチンプリンⅡ
「Ⅱ」と言われても、「Ⅰ」のことはよく覚えていません。きゃりーぱみゅぱみゅが宣伝していたものが「Ⅰ」でしたでしょうか?なんだかまるで、ランサーのエボリューション仕様のような命名で、面白いですね。
その名の通り、プッチンプリンの味わいながら、さらに全体的に濃い味になっています。甘さと、なぜか塩気が目立ち、甘しょっぱい味です。ちょっとくどい印象でもありました。プリンに「甘しょっぱい」という印象を持ったことは今までないため、「Ⅰ」とは全く異なるチューニングかもしれません。「Ⅰ」の方が、ミルク感が強かったような思い出もあります。

アンディコ こだわり極プリン
プリン本来の姿は、焼き固める方法で作るのだそうですね。卵の黄身の成分が固まるのでしたっけ?いずれにせよ、ゼラチンなどで固めるプリンは、ゼリーの一種とも言えます。
このプリンは、焼き固めていないプリンではありますが、味わいや香りは、全く焼きプリンそのものでs。鼻に抜ける香ばしさがあります。カラメルソースも苦くなっていて、甘さを引き締めます。どちらかというと大人の味わいで、子供には向いていないかもしれません。「最近のプリンは甘くてね」とおっしゃる方に、おすすめのプリンです。

明治 プリン
このプリンを食べてから日が経ってこれを書いています。どちらかというとバランス重視のプリンで、黄身よりもミルク感が強かったような記憶があります。このあっさり感というのも個性の一つで、何が何でも濃ければ良いというものでもありません。大メーカーゆえの、バランス感覚が生かされているプリです。

森永 2秒の口どけカスタード
このプリン、厳密に言うと塊感がないので、プリンというよりはカスタードソースを食べているような感じでもあります。黄身の色が強くなっていますが、味は意外にあっさりで、さっぱりしています。とは言っても明治のプリンほどのあっさり感ではなく、カスタードソースにしてはあっさりしている、というレベルです。水気も強いような感じもしますので、「プリンはくどくて好きではない」という人でも食べられます。「薄い」という意味ではありませんよ。
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食物 | グルメ/料理
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2012/10/28 21:28:29