
少々訳がありまして、自動車メーカー純正ないしは第二純正ブランドの燃料添加剤を収集しました。もちろん、私個人の趣味によるものです。
日産(左から三番目)
先日書いたとおり、ワコーズのもののOEMです。ピットワーク扱いなので、第二純正品です。しかし、オリジナル品が第二石油類だったのに対し、より着火性が良い第一石油類になっています。もしかすると、気化防錆剤の量が少ないかもしれません。
トヨタ(左から六番目がデポジットクリーナー、左から五番目がインジェクションクリーナー)
二種類ありました。いずれもドライブジョイブランドと、第二純正扱いです。デポジットクリーナーが「PEA75%、石油系溶剤25%」、内容量は200ccで、税込2730円程度です。もう一つのインジェクションクリーナーは、デポジットクリーナーに対して燃焼室の清浄機能がうたわれなくなっています。内容量は同じ200ccですが、税込1417円程度と安くなっています。
ホンダ(左から二番目)
唯一250ccの製品です。有効成分は明らかにされておりません。価格は税込1575円です。HAMP扱いなので、第二純正品です。
マツダ
スバルと並ぶ、純正品扱いの製品です。製造メーカーも「日本バーズ」と、はっきり書いてあります。成分は、PEAと石油系溶剤ですが、割合は明記されておりません。内容量は200ccで、税込2730円です。
スバル(右から二番目)
三種類設定があります。これは、「PEAカーボンクリーナー」と銘打ってあるもので、この他にも二種類あります。PEAは75%、石油系溶剤は25%で、200cc、税込1575円です。
三菱(一番左)
以前はワコーズの製品やバーダルのKIWAMIを指定していたこともあるようですが、現在は「ローヤルアロー トリプルクリーン」が指定されているようです。三菱純正品扱いです。内容量は350cc程度、価格は1300円程度です。成分などは、全く不明です。「水抜き剤とは絶対に混ぜない」との注意書きが気になります。
その他
HKS(左から四番目)
何度か使っているDDRです。これもPEAは75%、石油系溶剤は25%です。内容量は250ccで、価格は税込2100円です。
カストロール(一番右)
割合は不明ながら、PEAが使われています。内容量は200ccで、価格は約1300円です。
考察
どうやら、ドライブジョイのデポジットクリーナー、マツダのデポジットクリーナー、スバルのPEAカーボンクリーナー、HKSのDDRは、成分が同じかもしれません。缶の底の刻印の様式が、全く同じです。マツダは製造メーカーを明記、トヨタのものも日本バーズのサイトにパッケージが載っているため、その確率はかなり高いです。すると、スバルのPEAカーボンクリーナーが、有効成分あたりの単価が、一番安くなります。
三菱のローヤルアロー トリプルクリーンも、スバルとマツダで扱っています。私は、このブランドは全く試したことがありません。
ホンダのものは、これまたおそらくトヨタの1417円のもの、カストロールのものと中身が同じかもしれません。これも印字などが似ています。やはり、日本バーズ扱いでしょう。
日産のものは、唯一ディーゼルエンジンにも使用できるとの表記があります。
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車のメンテナンス | クルマ
Posted at
2013/03/12 00:49:10