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2014年09月28日

「ル・ボラン カーズミート神戸」にて、デミオと各車シフトフィーリング調査をす

 そもそも東京以外では車のイベントが少ないです。近畿と名古屋はまだ恵まれていますが、札幌(WRCはあるけれど)や九州はほとんどありません。そういう近畿と名古屋とて、国内格式のモーターショーとドレスアップカーイベントがあるだけです。やはり、車に関しても情報は東京から発信されます。

そんな中、神戸の海沿いで、「ル・ボラン カーズミート」が行われていました。以前から、横浜の赤レンガ倉庫で行われていた催しの関西版です。展示が主体とはいえ、車のイベントに飢えていた近畿圏に仮住まいをしている私にとっては、願ってもないことです。

この日の昼間は用事があったため、3時頃の訪問となってしまいました。それでもまだまだ日差しが強く、汗をかきながらの観覧となりました。

各車シフトフィーリング調査編

スバルWRX-STi
 お馴染みの、内製6速MTを搭載しております。今回の搭載に当たり、シフトフォーク部にチェックボールを追加し、バネで押さえつけられたボールがフォーク部のくぼみに入る(?)ときに「クリック感」を持たせることができたそうです。

私のこれまでの印象では、「倒れ角が少なく、運転席から遠い。シフトしてからもレバーがプルプルと動き、位置が定まらない。シフトする際、ゴムブーツ(?)が変形するプルプルとした印象が出ている。」と、あと少しの要改善箇所を感じるものでした。その辺りの印象も含め、言うほど変わっておりません。


1速



2速



3速



4速



5速



6速



リバース



ニュートラル




デミオ
 先ごろ日本カーオブザイヤーを受賞したデミオです。基本的にはスカイアクティブドライブMTを搭載しており、アクセラなどと同じです。シフト操作時の要求力が小さく、しっかりした印象が不足しています。シフト時のクリック感もなく、頼りない印象です。また、3速の時にレバーが直立です。もう少しレバー全体が手前に倒れていた方が扱いやすく感じます。

あと、女性のみなさん!MT車の運転は意外にしやすいですよ!たとえて言うなら、ATは「既製品の巻き寿司を買うようなもの」で、MTは「手巻き寿司を作る」ようなものです。手巻き寿司は、成功も失敗も作り手任せです。その代わり、意外な味の発見もあったり、自分のペースで食べられたりするなど、作り手のセンスが生かせます。MTも乗り手次第です。

ディーゼルエンジン車なら、きっとエンストもほとんどしないことでしょう。ぜひ、試乗してみてくださいね!

1速



2速



3速



4速



5速



6速



ニュートラル



フォードマスタング
 なんと、この車にもMTが設定されて輸入されているようです。アメリカはATの国と言われておりますが、日本よりもMTに理解があり、スポーツカーにはMTが設定、MT車を運転できることが格好良い、とする風潮もあると聞きました。「ママ」の意見を最優先した日本だけが、各国と離れた車作りをしているのではないでしょうか?

 この車、縦置きエンジン・トランスミッションながら、おそらくワイヤー式シフト機構を採用しているのではないでしょうか?シフト操作はスムーズですが、手応えがありません。

今もまだ販売されているレガシィのGTには、当初MTの設定がありました。縦置きながらワイヤー式を採用するなど、「一体何を考えているのか!これもトヨタのコストダウン政策か?」と思ったものです。スバルの車は、「これは公道では競技をしなくても、オーナーの満足のために競技使用にも耐えられる6速MTになっている。」ということが売りなのに、そこを理解していなかったのでしょうね。



1速



2速



3速



4速



5速



6速



ニュートラル



ランドクルーザー70

 期間限定復活をしたこの車は、1GR-FEエンジンになんと5速MTを組み合わせています。1JZ-GTEなどに組み合わされた、R156型MTでしょうか?機械操作感豊かなこのMTは、操作する喜びに溢れています。シフトストローク、セレクトストローク、シフトレバーとも長めですが、シフト後のレバーの収まり感、シフト後のレバーの揺れの少なさでは、一級の仕上がりです。各社のMT設計の方、ぜひ操作してみてください!



1速



2速



3速



4速



5速



リバース



ニュートラル


デミオ調査編
 新型になったデミオは、ディーゼルのMT仕様が用意されていました。白いシート座面は好きになれませんが、ダッシュボードやメーター周り、ステアリングホイール周りなどの仕上がりは高級感すら出ています。



もはや日産のマーチなどは、足もとにも及びません。もちろんマーチよりは値段も高めですが、「個人の持ち物として、喜びを感じられる製品になっているかどうか」、日産では、もう一度よ~く考え直してはいかがでしょうか?

気になった点は、タイヤやサスペンションです。展示車ですが、誰でも自由に室内に入れます。その際に、ボデーが大げさにゆらゆらと揺れるのです。まるで30年以上前の国産車のようです。当時と異なるのは、当時はサスペンションがストロークして揺れていたのに対し、今回のデミオはタイヤがたわんで揺れていました。車重に対して、タイヤの横剛性が貧弱なのではないか、と思います。

展示車のタイヤは、185-60R15だったかな?もう少し扁平したタイヤでないと、コーナーでの安定性は劣るのではないか、と思います。

 スタイルの点では、ヘッドライトからグリルへ向かうメッキパーツが目立ちすぎているように感じます。グリル中央の赤い部分も、赤い車体色の場合はくどさを、その他の車体色の場合は違和感を感じると思います。メッキパーツはブラックメッキないしは黒色化、赤い部分は黒色化を望みます。

 なお、排気ガス中の窒素酸化物を削減するために、多くのエンジンでは排気ガスを吸気に戻す、排気ガス再循環(EGR)システムを採用しています。このエンジンではより多くの排気ガスを再循環させるべく、これまでの「ステップモーター式バルブ」に換えて、「バタフライバルブ」を採用しています。



まるで、吸気系統のスロットルバルブのような大きさです。
ブログ一覧 | 新型車調査 | クルマ
Posted at 2014/10/13 19:35:31

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この記事へのコメント

2014年10月14日 7:41
国沢光宏氏が新型デミオの課題と題して、

バンプラバーアンダーステアを書いてますな★
コメントへの返答
2014年10月14日 23:03
 ディーゼルエンジンモデルは、前後の重量バランスは良くなさそうです。ニュースサイトでは、「ガソリンエンジン車は軽快、ディーゼルエンジン車はGT的」と書いてありましたが、曲がりづらいっていうことですよね。
 サスペンションとタイヤの再チューニングが必要になる予感がします。

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