2018年02月01日
2018年冬期ドラマ挫折状況
2018年陶器ドラマを見進めています。最近のドラマは、第一話にものすごく力を入れ、その後は急速につまらなくなるケースが多いために、3話頃に挫折することが増えています。継続的に見ることにした作品を除き、挫折ないしは挫折候補に登っている作品を挙げました。
TBS「きみが心に棲みついた」
コミュニケーション障害をもつ主人公の様子は、10年前なら「笑える」と扱われたことでしょうね。しかし、色々心身に悩みがある方への理解が進み、現在では主人公や、主人公と同じ悩みを抱えている方がかわいそうに見えてしまいます。田中圭演じる、心に悪を抱えた男性も気色悪くなってきました。
これまでもこの枠は「気色悪い」男性を登場させて話題を集めようとしておりました。しかし、主人公を見ているかわいそうになる上、それをいじめる気色悪い男性となると、見るのをやめても良いかな、と思います。なにより、今週の放送を録画し忘れたのも、挫折候補にしている要因です。
テレビ朝日「BG~身辺警護人~」
要人警護を通じて、民間警備会社に勤務する主人公と、警察との間のやりとりなども描くドラマです。昭和40年代の作品「ザ ガードマン」とは異なり、現実世界のガードマンと相応した設定になっており、自ずから場面にも制限があります。主人公が民間人ですからね。
作品の上で言えば、主人公側登場人物が、木村拓哉、斎藤工、上川隆也に菜々緒と、美男美女ぞろいです。プロデューサーは、テレビ朝日で「ドクターX」などの好調な(?)作品を手がける、内田聖子という方です。おそらく「イケメン、イケ子」好きで、潔癖症な方なのでしょうね。
ドラマとしては、登場人物の内面や悩み、仕事への厳しさなどがほとんど描かれず、ただただ淡々と仕事をこなすだけです。この点では、荒唐無稽に犯人とのやり取りだけを描いた「ザ ガードマン」並です。このことからドラマには深みがほとんど生れず、見ていて退屈きわまりません。当然、挫折しました。
テレビ朝日「ホリデイラブ」
仲里依紗主演の、夫婦浮気ものです。3年ほど前の「スミカスミレ」を最後に、お色気シーン入り男女どろどろものドラマ枠に変化した時間帯のドラマです。仲里依紗もブスさが目立つだけな上、ドラマも退屈極まる展開であるため、さっさと挫折しました。
インターネットや週刊誌記事では、フジテレビ作品のひどさが言われるようになって久しいですが、テレビ朝日の作品もなかなかどうして、ひどいものですよ。これで視聴率が高いというのですから、一体どうしたのでしょうね?
あとひと枠、フジテレビ土曜日11時代が変則的な放送展開となっています。先日まで放送されていた「知英」さん主演の、西洋の作品原作のよくわからないドラマが終了しましたので、次作がまもなく始まるはずです。
ということで、今期見る作品は「リピート」、3話でワンセット物の裁判シーンとなるなど問題が山積な「アンナチュラル」だけになってしまいそうです。
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Posted at
2018/02/01 22:41:29
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