2018年08月04日
2018年夏期ドラマ選択状況
2018年夏期のドラマが出揃いました。ほとんどの作品を見た上で、選択をしました。
〜月曜日〜
21時-フジ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」沢村一樹
この作品は、シリアス傾向が高くて面白いです。特に第二話は、かつての「太陽にほえろ! 雨の中の女」や、特捜最前線「撃つ女」を彷彿とさせました。犯罪者の罪と罰、難しい問題です。まあ、本田翼氏のアクションが今風の「ほとんどダンス格闘」で、これならなくても良い、と思ってしまいます。
22時-テレ東「ラストチャンス 再生請負人」仲村トオル
つい第二話は撮り忘れてしまいました。制作費を大幅に控えているためか、物事が「セリフの上だけで」どんどん進んでしまうことが特徴です。具体的には、「資金繰り」だとか「契約」だとか、実場面には表しづらいことの連続で話が進むのです。
このような形式を許してしまうと、テレビドラマは1960年代以前の形態に戻ってしまうために少々許しがたいですが、まずまず関心が持てる展開です。
〜火曜日〜
21時-フジ「健康で文化的な最低限度の生活」吉岡里帆
各話の結末、吉岡里穂主演の主人公の苦労が報われる展開は心地よいのですが、物語はあまり共感出来ない内容です。第2・3話では、生活保護を受けていた家庭の子供がアルバイトをし、得た収入を没収されるお話です。気の毒ではあるのですが、同情などは出来なかったです。
また、主人公が「没収の免除はなくても、減額は「出来ると思います」」と言ってしまったことがきっかけで揉める展開となっていました。「思います。」は、交渉の場では言ってはいけないことで、脚本が幼稚です。
まあ、見続けたいと思います。
〜木曜日〜
24時-日テレ「探偵が早すぎる」滝藤賢一、広瀬アリス
主人公の広瀬アリスの太い声と吹っ切れた演技が面白いことは面白いのですが、マンガ的で若干古さを感じさせます。視聴時間を取れるようなら見続けたいと思います。
〜金曜日〜
20時-テレ東「警視庁ゼロ係 第3シリーズ」小泉孝太郎
「まあ見る」作品としながら、今週は放送休止でした。「まあ見る」ことに、変わりはありません。
22時-TBS「チアダン」土屋太鳳
見続けています。「表参道高校合唱部」と、展開の上でほとんど同じです。爽やかな展開ですが、お話は校内嫌がらせなどに進んでいくようで、全米は遠いです。一部のサーチエンジンニュースヘッドラインでは「面白くなくなった」などの表記がありましたが、そのような感じはしませんでした。
まあ、「スクールウォーズ」のように、「イソップ」や「中華料理店主と暴力団」のような周囲の人物までは描かれないでしょうから、純粋に部活関係でお話が進んでいくことでしょう。
23時-テレ朝「dele(ディーリー)」菅田将暉、山田孝之
菅田将暉の落ち着かない演技は、見ていて気分が悪くなります。この方、多分ADHDなのかもしれません。挫折することにしました。
〜土曜日〜
22時-日テレ「サバイバル・ウェディング」波瑠
「情報7days」の裏であり、録画するのも面倒で、いつの間にか見なくなってしまいました。まあ、再開しても良いのですが、この時間枠は「情報7days」があるので、見づらいです。
23時-テレ朝「ヒモメン」窪田正孝、川口春奈
結局見ませんでした。
23時-フジテレビ「限界団地」佐野史郎
見始めは一首のホラードラマのようで面白かったのですが、途中で飽きてしまいました。また、最終回もごちゃごちゃとした展開で、一体何を言いたかったのかわからない作品になってしまいました。
それならいっそのこと、主人公による団地再生の心温まるドラマにしてしまったほうが、お話がすっきりしたことでしょう。残念でした。
〜日曜日〜
21時-TBS「この世界の片隅に」松本穂香
見続けていますが、岡田惠和脚本の特徴で、話の進行が非常に遅いです。「戦争ドラマとしてみてはいけない」というニュースヘッドライン記事がありましたが、原爆ドームが出ていますので、戦争ものとして描かれることでしょう。
22時-日テレ「ゼロ 一獲千金ゲーム」加藤シゲアキ
物語性の欠如により、視聴率が悪いのは当然です。挫折しました。かつての「ゲームセンターあらし」も漫画で大人気、アニメで不人気となった作品でした。漫画ではゲームが面白く描かれるのですが、動画(アニメまたは実写)だと、感情移入が出来なくなるのです。
以上です。
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/08/05 00:29:57
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