CDTV(カウントダウンテレビ)は、放送開始以来、あまり欠かさず見ています。関東地区でCGTV(カーグラフィックTV)と同じ時間に放送していたころは、CGTVを録画し、CDTVを生で見るか、あるいはその反対をする力の入れようでした。
そもそも音楽はそれほど聞く方ではなかったのですが、この
アルバイトをしていた時期のうちの後期(1992年初冬から1993年春)に、「
ビーイングブーム」が起こり、学生の話題の中心に音楽が入り込んできたのでした。このウイキペディア記事、骨子となる記事は私が書きました。
思えば、学生における自動車の話題の占有率(?)が低下したのはもっとあとの90年代後半ですが、このころから凋落は始まっていたのかもしれません。
さて、話題をCDTVに戻しますが、簡単に言えば、この番組放送開始以来のミリオンセール達成アーティストのPVダイジェストを流すだけのシーンです。
初期は、ZARDの「揺れる思い」、広瀬香美の「ロマンスの神様」、大黒摩季の「あなただけ見つめてる」でした。
翌(?)94年はややビーイングが後退し、田村直美の「ゆずれない願い」、TRFの「サバイバルダンス」です。今日の「萌え」の元祖は、この「ゆずれない願い」をテーマにしたアニメーションだったのかもしれませんね。田村直美さん、この後「モンスター オブ ポップ」なるタイトルをぶち上げ、その名前ほど売れずに元の規模の方となりました。
翌年は岡本真夜の「TOMORROW」にマイリトルラバーの「HELLOW AGAIN 昔からある場所」です。特に後者は、就職活動中に街でよく耳にしたなあ。
1996年からはavexに移行し、globeの「DEPARTURES」、98年のELT「TIME GOES BY」ですね。1993年からこのあたりまでが湿っぽい曲の時代でした。あれ?SPEEDは??
翌年の、浜崎あゆみ「BOYS&GIRLS」は衝撃的だったなあ。個人的には二つ三つ前の「DEPEND ON YOU」が好きでしたが、マニア?な方は、デビュー曲から注目していたようです。
その後、モーニング娘。を経由し、AKB48になっていきます。
好き嫌いは別として、ミリオンを達成する曲は耳によくなじみ、テンポもよいと思います。YOUTUBEには、「90年代の曲は素晴らしい」という書き込みがありますが、確かにその前の80年代より曲の質は上がっていると思います。
音楽は、流行から外れてすぐのころは「もう○○の曲は古いよ」などといかにも古臭く感じてしまうものですが、ずっと時代が下ると曲の絶対評価となるので、どの曲も素晴らしいな、と思います。
20歳代の人にはわからないと思いますが、すでに神格化されてしまっている「ZARD」、1995年には「もうそろそろ苦しいんじゃないの?」とうわさされ、1996年には完全に古臭くなりましたし、「SPEED」でさえ、1999年には「もう飽きた」とされてしまいました。
Posted at 2011/09/12 00:36:33 | |
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