この日、オートサロンおよび帰り道のディーラーで、「パッソセッテ」をはじめて見ました。
パッソセッテのCMは、20代後半から30代前半と思しき「自称きれい」な女性を集めています。「JJ」を卒業したものの、完全には卒業しきれず、「いつまでもおしゃれ(=学生、OL気分)でいたいよね~」と言っているような人に分類されます。その昔は、「コマダム」と呼ばれ、その後「セレブ(風)」といわれるようになった人たちです。
かつてのこの系統の人たちは、女性が年をとってもカジュアルな服が着られるようにしてくれる役をなしました。今でこそ四十代前半の人でもジーンズやTシャツを着ますが、20年前の四十代は、「オバタリアン」とも呼ばれ、いかにもおばさんくさい服を着たものです。
その一方で、とある社会評論家は「この人たち、いつまでも子供っぽいおしゃれをして、誰に向かっておしゃれを発揮しているのでしょう?}と厳しく批判したりもします。すなわち、「やや幼い人たち」、と批判しているのですね。
すなわち、パッソセッテのCMは、「結婚しても、子供が生まれても、「家族の中で一人JJ状態でありたい人」を対象にしていると言えます。
その一方で、「ブーンルミナス」のCMと、パッソセッテの販売店での販売方法は、ちょっと違います。もう結婚して「お母さん」になった人が、子供と便利に乗る車、という位置づけです。すなわち、「もうJJは卒業。おばさんといわれてもかまわない。私の役目は変わった」と自覚している人を対象にしているように感じました。そういう意味では、CMほど子供っぽくない車であるように展示してあります。
*懸念事項
二代目MRワゴンやシエンタは「ママに便利な車」として登場しましたが、MRワゴンは1年でさっさとママ色を排除しましたし、シエンタは車名ロゴまで変えてしまいました。「ママはママくさいのを選ばず、カスタム系の独身かつやや男っぽい車を選ぶ」傾向にあることが定説となっていますが、このパッソセッテはそれをしませんでしたね。この賭けが成功するか失敗するか、見ものです!
*車自体はまだ乗っていませんが、「乗れば愛車」の私としては、そんなに悪くないと思っています。
この記事は、
ブーン・ルミナス(パッソ・セッテ) について書いています。
Posted at 2009/01/19 01:32:43 | |
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