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　今回のこの作品、結構力作でしたよ。「高部あい」の演技が秀逸だったのもそれを助けています。主人公と彼が知り合うきっかけも、昔のドラマのようでＧＯＯＤ！

あらすじ
　高部あい女は、医師と結婚する。その結婚式場内のテレビニュースで元恋人のカメラマンが戦地で死んだことを知る。戦地行きを止めればよかったと後悔する彼女。

ここでリセット

　彼女は彼の戦地行きを止める。彼は死なずに済むが、仕事はうまくいかなくなる。おまけに、身ごもった彼との子供も、医師に殺されて（？）しまう。果たしてこれが望んだ人生だったのか？？？

ここで再びリセット

　彼は結局戦地に行き、死んでしまう。医師の真意を知ってしまった彼女は、結婚を破棄する。そして彼の実家に行く。実は彼は残酷な写真を撮るカメラマンではなく、人の笑顔を撮るカメラマンであったことを知る。しかも彼は幼い頃交通事故で父親を失っていて、それ以来笑うことがなかったのだ。そんな彼は、彼女のことを「笑顔を見せられる相手が出来た」と母親に話していたのであった。

うーん、最後のシーンは良いなあ！落涙しそうになりました。最後の物悲しさが印象的な、とてもよい作品でした。