2009年05月10日
今回の主役は、「鈴木亜美」さんです。久しぶりに彼女の姿を見るなあ!声を
聞いて、どこかで見たような見ないような、と思っていたのですが、出演者ロー
ルではじめてわかりました。演技は、まずまずですよ。声が通りますね。
あらすじ 鈴木女は、同僚の男が結婚するのを、黙ってみていられなかった。実は彼女は
彼のことを好きだったのだが、幼なじみ女に取られ(略奪ではない)ためであっ
た。
ここでゲーム開始。
彼女は彼に結婚を迫る。だが、彼も「本当はお前のことが好きだった。でも、
なぜいまさら好きだと言ってくるのだ。お前は別の男(未登場)が好きだったの
ではなかったのか?」と言う。彼女にとっては、そんな根も葉もないことを言わ
れ、心外であった。
同級生と「幼なじみ女」の結婚を祝う小さな集まりがあった。そこで、幼なじ
み女の、昔からの奇行が暴かれる。鈴木女が淫乱女だとか、水泳部の男の目をく
らませ、事故を起こさせただとか、それは異様な行動であった。
果たして、結婚式当日、控え室へ乗り込む鈴木女。そこで「なぜ自分の邪魔ば
かりするのか」と問い詰めると、「私はあなたのことが好き。だから、あなたを
奪う男は許せない。しかも、あなたは頭の中で私を馬鹿にしていたでしょ?」
と、奇行の理由を白状する。しかも、「あなたが別の男を好きになったら、また
その男を奪うから。」と、恐ろしいことを口にするのであった。
感想
最後のまとめがね、ちょっと整理できていませんね。「バカにしていた」こと
への復習か、単なる同性愛か、どちらかに台詞を絞るべきでした。これでは見て
いる方は、奇行の理由が何だったのか、はっきりとはわかりません。どちらかと
言うと、前者の理由の方がドラマとしては描きやすいかな?
現実世界に目を移すと、この手の「他人の邪魔をする女」は、意外にいるよう
ですね。くわばらくわばら!
しかし、前作「リセット」と違って、題材が「恋愛」に絞られていることがあ
って、少々食傷気味です。
Posted at 2009/05/12 01:06:46 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月10日
始めに断りますが、戸田恵梨香が演じる子ではなく、戸田恵梨香自身のことで
す。というのも、せいぜい11回しか放送しないであろうドラマの、それも第四
回で「ほとんど出演せず、ストーリー上で拉致される回」であったからです。話
の筋上、戸田恵梨香が拉致されるのは、大変不自然なつくりになっています。
あらすじ
警察活動を子供に啓発する劇の最中、やる気がない戸田女は、天海ボスにより
帰宅させられる。そんな折、付近では次々と若者が「見せしめ」のように殺され
る事件が発生する。捜査が始まり、事件には4年前の殺人事件が絡んでいると考
えられた。一方、戸田女が出勤しないと、温水男がクビになるという話がささや
かれる。戸田女が出勤するよう、いろいろ連絡をする温水男。ところが彼女は家
にはおらず、近くの道路には劇のときになめていた飴の破片が落ちていた。ざわ
めく捜査陣。そこへ犯人グループから、「戸田女が拉致され、水攻めにあってい
る様子の映像」が送られてくる。その映像から場所を特定し、捜査陣が急行する
(つづく)
感想
冒頭の劇のシーン、内容の割に時間をとりすぎです。戸田恵梨香女を、シーン
からはずすために、半ば無理やり入れられた、という感じがしますね。
そのほか、いろいろコミカルに見せようとするくすぐりが、あちこちに散見され
ますが、、、面白くないです。
それと、第一話から不自然なところがあって、それがどこかわからなかったの
ですが、今回でわかりました。天海ボス、部下とコミュニケーションしません!
部下同士も、温水男と関西弁男はやや話をしますが、それ以外の区間では、ほと
んど会話がありません。太陽にほえろ程度の出演者数がありながら、なんだかさ
びしい雰囲気が出ていたのは、そこが原因だったのですね!
監督が悪いのか、脚本が悪いのか、天海女その人自身が悪いのか部外者には知
る由もありませんが、チームものでも個人活躍ものでもない本作、果たして最後
まで見続けられるかどうか、不安になってきました。
Posted at 2009/05/12 00:52:57 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2009年05月10日
なんとチョンボをして、第四話を先に見てしまいました。しかし、話はほとん
ど通じます。この作品、「話の進みが遅い」上、「物語中の出来事が、漫然と描
かれている」ことにより、作品に緊張感がありません。その点から、一話飛ばし
ても話が通じるのでしょうね。
今回の感想ですが、殺された子の姉が、「自分は親に大事にされていない」と
思っていたところ、「過去のアルバムを見て、実はそれは間違いだったことに気
づく」という、なかなか筋が良い回なのですが、ダラーっと描かれているため、
少しも感動がありませんでした。普通はもっと自暴自棄になったりとか、親が命
がけで自分のピンチを救うだとか、もっとドラマチックな展開で描くところな
のですが、淡々と描かれてしまいました。監督さん、ドキュメンタリーや再現フ
ィルムとドラマを、ごっちゃにしていませんか?見ているほうは、少しも感動し
ませんよ。
Posted at 2009/05/12 00:37:54 | |
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テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ