
新潟に出張したとき、送迎をしていただいた方の車のラジオから、大黒摩季の「Rock’s」が流れてきました。懐かしいなあ、という気持ちでいっぱいになる一方、最近言われる「肉食女、クーガー女」と同じタイプの女性の、一時代前の姿がそこにありました。
で、気になったのが1番の歌詞です。
サラ・コナーのようにアメ車かっ飛ばして
マシンガンを持ってサバイバルゲーム
サラ・コナーって何だ?一般に流通する曲の歌詞にするくらいだから、まさか架空の人物じゃないよね?と思って調べたら、「女ランボー?」バトルスーツにマシンガン、分かりやすい「カッコイイ女像」ですねえ~。
私は洋画は苦手です。分かりやすい描写が多すぎて、日本のかなり前のドラマ作品群に比べて味が薄く感じてしまいます。「銃を持つ女」ということでは、この「島かおりさん」が印象的です。テレビ朝日系で放送されていた「特捜最前線」の「撃つ女!」の風景です。わが子を変質者に殺され、その男が軽い刑になろうとする中、たまたま手に入れた拳銃を手に、裁判所の前で彼を射殺するシーンです。射殺はいけないことだけど、彼女の心情を察すると涙なしには見られません。
話がそれました。大黒摩季、1994年ごろまでは格好良い女性像として、当時盛んに言われた「オヤジギャル」とともに、強くなった女性の象徴でもありました。ところが当時の景気悪化は「がんばれ」「負けるな」ではいかんともしがたく、変に突っ張って就職試験に落ちたり、会社を辞めさせられてはたまらん、と、世の中の女性は付いてこず、彼女の人気は自然と落ち着いていきました。今の彼女、中村あゆみの一つ下の代として、バブル終期の頃の人(昭和45年ごろ生まれ)から、ポスト団塊(昭和51年生まれ)より上の世代には支持されているようです。私としては、彼女が言う「自由奔放」は、単なる「はた迷惑」(山さんがマカロニに言ったのと同じこと)にしか思えません。
話がまとまりませんが、「サラ・コナー、そんなことより特捜最前線の「撃つ女!」では、、、」などと語らないように気をつけます
Posted at 2010/06/20 22:57:15 | |
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