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2011年04月23日 イイね!

シャレードGT-XXと対面

シャレードGT-XXと対面 この日の帰り、北区桐ヶ丘付近で「シャレードGT-XX」を発見しました。シャレードGT-XXといえば、私が車選びをしていたときに最も欲しかった車です。

1000ccの3気筒DOHCターボエンジンを搭載し、105馬力を発揮しました。同じ時期のスターレットターボも105馬力を発揮し、一時このクラス最強の車種でした。しかし、程なくスターレットが110馬力だったか115馬力にパワーアップし、カルタスが登場、しかもこのシャレードは、アフターパーツが皆無という状態で、スペックは優れるのに、アフターパーツの点でモータースポーツでは活躍できなかった車です。

 もし当時、私がシャレードを買っていたら、コロナは買えませんでした。当時はフランス車のような大胆なスタイルに見えたものですが、こうして今の車と並べると、角ばっていますしやたらと線がゴチャゴチャしています。

めっきり見かけなくなったこの車ですが、大事に乗って欲しいものです。
Posted at 2011/05/02 22:15:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧型車 | クルマ
2011年04月23日 イイね!

母校自動車部の危機

母校自動車部の危機 私は大学時代、自動車部に所属していました。1991年1月3日に見た、「所印の車はえらい!スペシャル」に感化され、普通の自動車で競技ができる部活に望んで入りました。しかしながらその意気は5月には沈静化し、結局コロナを買った時点で競技一辺倒にはなれなくなってしまいました。

 しかしながら、前の仕事も今の仕事も、この自動車部の経験とコロナを所有したことが元になっています。まさに自動車部様様です。もちろん所属中には多少の不満はありましたが、今思えばまあ大したことはありません。

 この自動車部、私が入部したときは同じ学年でのべ11人、退部者が出たため、実際には8名が所属し続けました。2年後に入部者はピークを向かえ、13人も入部しました。その後も5名以上10名未満が毎年入部し続け、安定していました。イニシャルDがブームだった10年前にもそのくらいしか入部しなかったことがちょっと気になっていましたが、去年になって1年生が1名!(その後2年生になって同じ学年が1名入部)、そしてなんと今日の時点で、1年生入部希望者が0名だそうです。

 そして今日、実態を聞くためとアドバイスをするために、短時間ではありますが部室を訪問してみました。現役学生に合うのは8年ぶりです。その8年前は、部員全員で10数名いたようですが、もはや5名しかいない状態。部活動の体をなすにはぎりぎりの人数です。しかも3年生が3名!その3年生が就職活動をするようになったら、もはや部活としての運営は難しいといえます。


 現状を知るために、まずインタビューを行いました。良くマスコミでいわれる「若者のクルマ離れ」はもはや「離れているほうが普通になっている」状態だそうです。私の時代と比較し、学内には「機械に親しむ部会」が一つ、「学生フォーミュラー製作部」が一つあります。一方、バイク関係部は自動車以上に寂れているのかと思いきや、この時代に合って20数名が所属している模様です。聞けば、乗り物として維持費が安いバイクは買いやすいのだとか??

 ちょっと視点を広くし、「部活動そのものをしない学生が増えているのではないか?」と問いかけると、まさにそうなのだそうです。部活をするヒマがあったらアルバイトをしたいとのこと。車を維持する前に、学生としての基本活動料金(?)の値段が上がっているのでしょうか??私の時代と比べ、携帯電話が登場、PCがオタクアイテムから学生の必需品に順位を上げています。今日見た自動車部員は小奇麗にしていましたが、「ファストファッション」が一般的になった今、当時季節の変わり目に服を丸井で買う行為よりもうんと安く済むことでしょう。

そして、「自動車を持つことがステータスではない」と言っていました。私のころは、アルバイトをして車を買うことはすごいことであり、本人は車を買った満足感を得るとともに、周囲からも羨望や尊敬のまなざしを持って見られました。(英語の先生は、その車を売って海外を旅行すべきだ、と言っていましたが。)

 今度は自動車部そのものの活動を聞きました。年間の活動は、学生自動車連盟の活動のうち、ジムカーナとダートトライアル、そして軽自動車6時間耐久レースに出ているとのこと。そして部では、車(EGシビック)を買い、練習会にはセーフティローダー車を借りて行っているのだそうです。そのたびに1万数千円を持ち出しあっているとのこと。そして日常の部活では、自分の車藪の車をいじっているのかと思いきや、どこの代でだか「整備技術の伝承」が行われなくなり、整備をしなくなっているそうです。なんと「ショックアブソーバー交換」も自分たちではしないのだそうです。ちょっとこれには驚きました。

 そして私が行ったアドバイスとは、、、
「学生フォーミュラーの部と共同路線を歩み、なんとか部の名前を残す」
「部の車をやめるなど、残る数名で無理なく活動できる体制に部の規模を小さくし、誰でも気軽に参加できる部へと変革する」
のどちらかしか、部を残す手段はないと言って来ました。もちろん。どんな集団といえど時代の変化についていけないことはあるでしょうから、無理して残す必要もないと言って来ました。

 まあ、私の頃と違って今はインターネットがありますから、サーキット走行会の情報を得るのも簡単だし、車を維持する活動も個人や気の合う友達と行うのも手法の一つですが、バイクの部が流行って自動車の部がはやらないというのは、何だかさびしいなあ。

たまたま今日の午前中に床屋に行ったのですが、自転車の雑誌を見るとモデルさんがきれいな格好をして自転車に乗る風景を映し出していました。バイク雑誌もそうですね。一方で自動車雑誌と言えば、小奇麗なギャル(?)が、「車の脇に立って」ニッコリ。相変わらず1950年代の手法そのままです。女性が積極的に社会に参画する今となっては、古さ満点です。「女子カート部」のように、女性が運転する姿を写してこそ、女性にも車の魅力が伝わり、男性も積極的に運転をうまくなろうとするのではないでしょうかね???

 話がわき道にそれましたが、いくら自動車メーカーががんばっても、20歳前後の男子がこれでは車に興味を持つ層が減る一方です。この世代が「安全第一」で育てられたことは前にも言いましたが、どうも話の奥には「車をいじったり峠で乗ったりサーキットで走ったりすることはダサくて頭が悪そう」と感じている節がありました。やはり、群馬エリアを本拠地に、各地の峠を転戦するあの漫画の悪影響だなあ。

掃除でもないのに頭に手ぬぐいをかぶったり、タバコを吸いながら缶コーヒーを持って駐車場でしゃべったり、マフラーの爆音を響かせながら地上高が低い車で走ることそのものが、下品で野蛮で下級社会であると世間一般の人に印象付けてしまいました。それまでは、峠の人たちの出来事は社会の辺境の事だったので、「車が趣味」と言っても悪い印象はもたれませんでした。しかし、あの漫画以降、「車好きは・・・」と見られるようになったと思います。私もそのたたずまいがイヤで、学生当時も峠に行きたいとは思いませんでした。

 そんなわけで、今後の自動車遊戯・趣味の方向は、「知的な頭脳競技化」「環境問題への対応」「参加者への服装コード(?)の設定」などをし、趣味として健全で知的で品ある印象を持たれないと、この先消滅の危機があるといえます。

私と友達登録をしていただいている自動車ジャーナリストの皆さん、この自動車部の状態を雑誌に取り上げてはいただけませんでしょうか?工学部の学生がこの状態では、普通の学生やサラリーマンが車に興味を持つはずがありません。一緒にこの先を考えましょう。

(添付の写真は、1990年6月号のルボラン誌に掲載されたものです。若者の車離れは、この頃から始まっていました。とはいっても、「競技」離れでしたが。)
Posted at 2011/04/23 21:12:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | 時事 | 日記

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