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2011年12月05日 イイね!

AJAJ自動車ジャーナリストと回る東京モーターショーツアーに参加する

 ここ数回モーターショーで催される、「AJAJ自動車ジャーナリストツアーと回る東京モーターショーツアー」に参加しました。9:30からの、車好きコースです。

誘導していただいたのは、デザインの点から語る「千葉匠」さんと、「森岡和則」さんという方です。千葉さんは雑誌のコラム等で拝見したことはありますが、森岡さんはどんな方か存じ上げませんでした。

館内を、ホンダからまわります。全体的に駆け足であるところ、所々森岡さんの福祉車両に対するこだわりを聞きながら回りました。

私も自動車にかかわるものですのですが、以下の情報は役に立ちました。

・欧州ではカンパニーカー制度がある。日本でいうところの、交通費支給の代わりに車を支給する制度のようである。これまではセダンが、最近はステーションワゴンを支給するケースが増え、この車種から逃げるように、対象者はハッチバックやクーペやSUVを個人者として買うようになっている。

感想
 背が低いカリーナED調セダンやハイパワーSUV、ミニのワゴンのような変り種ワゴンは、こういう需要によって作られていたのですね。雑誌を読んでいると、「欧州ではこれらの車がもてはやされている」と刷り込まれましたが、あらかじめ基本のセダンを持っていれば、確かに全く異なる毛色の車を買いたくなるわけです。

日本ではカンパニーカー制度はありませんので、車は一家に一台か、近所用軽自動車が加わる程度です。欧州では二代目の車として買われる車を、日本ではそれを一代目の車に選ばねばならないのですから、どうにも都合が悪くなるのです。

欧州至上主義マーケティングや雑誌の言うことは、全く当てになりません。

・トヨタに展示されている、ボデーが液晶ディスプレイの車について、米国では、’90年代生まれの若者が、従来の車像とは全く異なる車が好まれる。要はスマートフォン。

感想
 千葉匠さんも全く理解を示していないようでした。上記のことを説明したのち、「なんですって」と、「全く理解できん」という口調で言っていました。私も理解できません。こういうことは前にもありましたよね。’90年代半ばの、RAV4やCRVのようなライトクロカン、’90年代末期の、「WILL VS」のようなデザイン、そして最近の「日産ジューク」もそうかもしれません。

なんだか、ドラえもんでもの同士をくっつける道具の話を思い出しました。「ライターとひげそり」「テレビとタンス」「冷蔵庫とトイレ」をくっつけました。会場にドラえもんがいたので、悪乗り???

スマートフォンは新しい道具かもしれませんが、その道具と古来のものをくっつけるとは、浅はかな。。ショーモデル製作者としては作らなければならなかったのでしょうが、米国の若者に取り入るというのは、何とも安直です。

かつても、ストリートバスケットボール、ストリートダンス、B系ファッション、サーフファッションなどが流行りましたが、どれも結局長続きしませんでした。女子高校生や女子大学生の意見を商品企画に取り入れる時期もありましたね。若者受けを狙ったマーケティグが長続きしたことはありません。

 こんな調子?で進められたジャーナリストツアーですが、皆さんの感想などを読むと後の組ほど充実していたようですね。私の場合、この日しか休めなかったので仕方がありませんでした。結局、全館を駆け足で回ったので、薄味になってしまったかもしれません。

次回からは、「報道関係者招待日」や「開館前」に実施されてはいかがでしょうか???
Posted at 2011/12/11 21:05:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 会合 | クルマ
2011年12月05日 イイね!

各車のシフトフィーリング調査

 モーターショーは、一度に短時間でいろいろな車種を比較できる楽しみがあります。昨年に続き、MTのシフトフィーリングを調査しました。

マツダ ロードスター6速、RX-8の6速
 NB型二代目ロードスターのアイシン製6速MTに対し、社内からシフトフィーリングの悪さが指摘されて、新たに設計されたらしいMTです。


ロードスター


RX8

シフトストロークが適当で、シフト方向の操作量が多くもなければ少なくもない、という印象です。初代ロードスターに搭載されたMT(実はルーチェ、ボンゴにも載っている)にも近いフィーリングです。

ほんの少し「ゴリッ」と引っかかることがあり、その際にレバーの内部に詰められたゴムが変形している様子がうかがえますが、気にならなければならない程度です。もうちょっとゴムを減らしてはいかがでしょうか。

スバル インプレッサ


 毎度おなじみ、内製6速MTです。各雑誌には「剛性感の塊」などといった抽象的な表現で紹介されます。旧型5速MTがレオーネからの改良の連続で、それでも壊れることとの対比で、丈夫な6速を「剛性感」と表現しているのなら良いのですが、実際は???

レバーの操作力は、結構必要です。しかも操作の際に「ゴムの蛇腹?の反力が操作を邪魔するような」印象があります。スバルのMTは、確かステーでシフトレバーが取り出され、1本のリンクでシフト、セレクトをしていると思いました。どこがその反力を出しているのか、ちょっと見当が付きません。

ストロークがごくわずかなのですが、ちょっとレバーが長いうえに遠いです。それでいてシフトの際の距離が短いのですから、ちょっとちぐはぐな操作感であるように感じました。いわゆる、「クイックシフト」のような印象で、レバーの支点が上方にあるのでしょうか???いや、レバーは視点を中心に円弧を描く運動をするはずのところが、この車のレバーは「やや斜めのレバーを、角度を変えずに地面と平行に動かしている」印象になっています!?

レバーがある段に入ってからもレバーがゴムの反力によって「ぶるぶる」動き、あまり気持ちが良い感じがしません。操作時は「ブルッ」と入りますので、剛性感があると言えばありますし、人工的すぎると言えば人工的かもしれません。もうちょっと、しなやかさ感が欲しいです。

スズキ スイフト(スポーツ)
 一昨日書きましたが、ケーブル式シフトにしては「ゴリゴリ、ブルブル」する感じがありませんし、フロアパネルは震わせませんしかなり良いように感じます。シフト操作時にやや「セレクトワイヤーが曲げられる」際の反力を感じますし、シフトが終わった際にゴムが変形しているかのようなややあいまいさを感じますが、ケーブル式シフトとしては良い方だと思います。

さてさて、トヨタ社長ないしは多田さん、アイゴFR車を持ってきていた人に「86は、W50トランスミッションを超える、しっかりしていてしなやかなシフトフィーリングにしてください」と訴えたことは、伝わっているのでしょうか???
Posted at 2011/12/06 01:29:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新型車調査 | クルマ
2011年12月05日 イイね!

スバル BRZ に座る

スバル BRZ に座る トヨタ86は展示のみでしたが、スバルBRZは座ることができました。しかし現車はATであり、喜び半減、ちょっとガッカリしました。

乗車姿勢
 かなり尻を落としこんで座る設定で、かなり地面に近いです。室内の横幅や前後幅は適度にタイトで、クラウンよりも広く感じました。

クラウンは、足踏み式パーキングブレーキペダルを踏むと膝がダッシュボードに当たり、リリースレバーを操作すると足とひざが当たりそうになります。

この車は、乗車姿勢の点もありますが、クラッチペダル位置に相当する部分で足を上下させても、膝がダッシュボードに触れることはありません。

 タイト感とステアリングホイールへの距離、ペダルの距離などは良く練られていて、運転する席として最適かつ気持ち良い座り心地でした。

 前方の眺めは低すぎて前が見えないというほどではなく、MR2よりは高い印象でした。斜め後方の視界はあまりよくなく、後席は穴倉にこもったかのような雰囲気になっていました。iQに我慢ができれば、この車も十分でしょう。

視界という点では決して良い方ではなく、なんとなくサーキットで走りを楽しむため、あるいは箱根スカイラインやターンパイクなどのコーナー半径が結構ゆるい道を走るのには適当だと思います。が、景色を楽しみながら乗るのには向かないかもしれませんね。また、シルバーラインのような狭いつづらおりの道を、がけを気にしながら乗るのにも向かないと思います。運転の楽しさは味わえますが、ドライブに適当かどうかはわかりません。

後席のシートも尻をかなり落とし込んでおり、フル4人乗りというよりは2+2です。後席に座ってドライブというのはとても無理で、駅までの送迎がせいぜいでしょう。

 それと、「BZRの羽根は、S13シルビアっぽい羽根」と書きましたが、これは付くグレードと付かないグレードがあるそうです。その場の人に、「私だったら付けない」と言いました。

また、回転しているだけの展示車は「艶消し白」と書きましたが、「艶消し白メタリック」だそうです。どちらでもよいですが、ベンツだかも採用してました。これは全く美しさを感じませんね。商用車には最初からつや消しの塗装があっても良いのではないでしょうかね?ラリー車のように、ボンネットの日射反射を防ぐための黒艶消しは意味がありますが、他車との違いをアピールするだけの塗装に意味を感じません。補修も難しいですしね。

まとめ
 かつて「日産901運動」の頃の車をして徳大寺有恒氏が、「ハンドリングオタク車」と評したことがありましたが、なんとなくこの車にも同じ香りを感じてしまいました。この車はドリフトが目標のようで、トヨタブースではドリフト映像が流されています。

 この車には大きな関心を抱いていますが、どこかオタクっぽいところが気になってしまいます。2ドアクーペのベンチマークないしはイメージリーダーとしての役割もあるのでしょうから、この車としては一定の役割を果たしていると思います。でもなあ、新たなスポーティーカーユーザーを得るために、このオタク臭は大丈夫かなあ???

アニメを見ていてもオタク扱いをされない世の中になったから、大丈夫なのかな??

 私としては、このままでも欲しい車ではありますが、このオタク臭が薄まった4ドアセダンの登場を求めます。車で出かけるからと言って、いつでもコーナーリングを楽しみに行くわけではありません。時には風景を楽しみながら気持ちよくコーナーを回りたいですし、3人以上で出かけることもあるでしょう。それに、ブルーバードやコロナのある種の没個性は、「社会に風景として溶け込む安心感」も演出しているんですよ!そのあたりも、セダンであれば味わいが出てきます。




どうですか???
Posted at 2011/12/06 00:22:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新型車調査 | クルマ

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