
先日帰省の際、塗装に失敗していた部品の塗装を、プロに依頼していました。このような樹脂の部品を塗装する際には、「軟化剤」というものを塗料に入れ、粘りを出さなければならないのだそうです。
そもそも最初の塗装の前に、塗装について深い知識を持つ人に、同様のアドバイスを受けていました。私は常日頃から「ダイブ(dive)主義」を貫いていますので、本当にダメかどうかを確かめたかったのも、自分で塗装をしてみた動機です。
「そんな大げさなことはないだろう」「少しぐらいは粘って、形を変えても割れないだろう」「プロ品質ならそこまで対策をする必要があるだろうけど、素人レベルならそこまでしなくても大丈夫だろう」が、その人のアドバイスを聞いている時の、私の姿勢でした。
そして先日、まず自分で下塗りをしてみたのです。下塗り乾燥後、装着部に仮合わせをすると、装着部は若干ながら屈曲していました。そしてその面に合わせて変形させると、、、、「君たちは、こらえることを知らないのかね?」というくらい、簡単に塗装面が割れました。プロのアドバイスは聞くものですね。
知人からは、「装着してから塗装すればよかったのに」などと意見をもらいましたが、マスキングが面倒でしたし、ブルーバードシルフィを運行できない状態で置いておくのも気が引けましたし、何より暑い中で作業をしたくなかったのです。
失意の夜、色々な思いが交錯しました。作業はプロに依頼するしかないとして、ブルーバードシルフィに仮合わせをしてみると、若干の違和感を感じました。この商品は、長くて太い物二本と、細くて短い物二本の組み合わせで販売されています。
その太いものと細いものを縦に並べて見ると、長さの違いは良いとしても、太さの違いがどうにもアンバランスです。そこで細い物を二本並べると、大人しいブルーバードシルフィにピッタリです。太い物を二本並べると、若干重い印象になるものの、悪くはありません。そして細い物をコロナのバンパー^に当てると、これがちょうど良い長さです。
ブルーバードシルフィのことを考えると細くて短い物のみ装着するのですが、コロナに太くて長い物は合いません。金に糸目をつけなければ4セットを買い、太くて長いものは使わずにとっておくことになりますが、そこまでの余裕はありません。ブルーバードシルフィには太い物を左右二本ずつ、コロナには細い物を左右二本ずつ装着することにしました。それぞれの車について、左右一本ずつということも考えたのですが、これまた意外にバランスが悪かったのです。
Posted at 2012/09/08 17:10:46 | |
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