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　私は、出来る限り教わるより自分で答えを導き出したい性格なので、あんまり研修会に行く効果は感じないのですが、社命によりこの日丸一日受講してきました。

さて、研修会が始まると講師はまずはじめに、「皆さん、管理職に必要な能力とは何でしょうか？」と訪ねてきました。もちろんこれは導入であり、受講者の気持ちを引くための質問にほかなりません。参加者の年代は色々で、年配の方も起業されたような方もいました。

参加者は、やれ「判断力」だの、「統率力」だの、「○○力」と、まとめてしまった言葉で答えており、なんと講師も「そうですね！」などと、同調してしまっています。

　いやいや、そういうふうにわかったような言葉にまとめるのはダメなのよ。その「○○力」とは具体的にどう行動することなのか、ということがじつは怪しいのです。例えば先に示した「決断力」ですが、これも部下に「何とかしろ」と考えさせて、出してきた答えに難癖を付けることが決断力だと思っている人は多いのです。

そんな訳で、最初からずっこけてしまった研修会でしたが、近くの席の方と話しなどをし、なかなか見えない他の会社の雰囲気を知ることができ、その点では有意義でした。


　さて、その決断力ですが、こういうものをいいます。大ピンチの時、身を切って事を運ぶ勇気があるか、機転が効くかどうか、ということです。この「弓教授」ですが、その役職名のとおり「司令官」というよりは教授色が強く、指導者としてはやや優柔不断なところを見せることが多かったのですが、この回では名司令官ぶりを発揮しました。

昭和59年の再放送の時も、ドキドキしながら見ていましたよ。普段は浄水場から出てくる主人公ロボットが脇の地中から出てくる様には大興奮した覚えがあります。

お急ぎの方は11:00頃からどうぞ。なお、14:12の、本物のガラスにヒビが入るシーンは、CGには真似のできないリアルさです。