
アクセラハイブリッドは、市街地で試乗を済ませてあります。この日は会社の人と共に車を借り、500kmのロングドライブを行いました。このブログでは、短距離試乗に対する違いという位置づけで書いていきます。なお、4人で乗っておりますので、その違いにも注目してください。
エンジン
4人乗車であるために車重が増加していますから、当然出力に余裕はなくなります。が、まずまずの出力が確保されています。もともと速い車ではありませんが、遅くて困るような印象はありませんでした。ただし、エンジン回転はやや高回転を使う傾向になりますので、プリウスの制御に印象が近づいております。
トランスミッション
もとよりエンジン回転が上昇して出力を出していくような制御になされていますが、その印象がやや薄まる程度に収まっています。少しでも勢いよく加速しようとすると、エンジンの回転が先に上がるような印象になりますが、それでもプリウスほどではありません。
ステアリング
車両総重量が増しているため、ステアリングレスポンスが低下しています。タイヤの扁平率の関係ではないかと思われます。基準車と比較して車重が増しているため、もうワンサイズホイールを大きくしたほうが良いように感じます。プリウスのGツーリングが17インチを装着していますので、これに遠慮したのでしょうか?
サスペンション
ややソフトすぎるような印象になってきます。しかし、この種のセダンに4人が乗車すると、たいていの場合はフロントが持ち上がり傾向になり、「ああ、やはり2人乗りが基本だね」と思わせられるところですが、それほどの印象の悪化ではありません。コーナーでも、前下がりの状態は維持できます。猛将氏う、サスペンションを固くしても良いかもしれません。
ブレーキ
印象に変化はありません。
ボデー
しっかりしており、これも印象に変化はありません。
まとめ
セダンに4人が乗ることはあまりないのかもしれませんが、もう少し乗り心地が硬くなっても良いので、ライントレース性が維持できるサスペンションにしても良いかな、と感じました。1人乗車と4人乗車とで最も違ったのがここです。コーナーでは若干腰砕けになるような印象です。それでも従来の車よりは少なくなっているのかもしれません。エンジンの回転もやや高い回転を使う傾向になり、なんとなく「車に余裕がないのかな」という印象になってしまいました。それでも、この車の魅力が低下するほどではありませんが、タイヤとサスペンションには手を入れても良いと感じました。
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アクセラハイブリッド
アクセラ(20S 6速AT)
Posted at 2014/06/14 23:53:29 | |
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