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　これまでの人生の中、数々の「マズいもの」に出会ってまいりました。ラーメン屋では、伸びきった麺や茹で過ぎた麺、蕎麦屋では歯切れが粘っこい蕎麦やこれまた伸びきった蕎麦、丼ものでは「だま」になったご飯などです。しかし、お店の食べ物はグルメブームや製麺業者などが卸先のお店を指導するなどして、もうほとんどなくなりました。

一方、お店で売っている「製品」ではもう少しあとの時代までありました。1984年の「冒険活劇飲料　サスケ」が代表格で、1988年には「（初代？）コーヒースカッシュ」、つい最近ではペプシの「アイスキューカンバー」が相当するでしょうか？

このような「まずいもの」は、一口食べたり飲んだりした時に怒りすら湧いてくるものですが、時間が経つと話のタネになり、これはこれで良いものです。

　さて、今回その私的歴史的マズさ認定（？）リストに、「ガリガリ君　ナポリタン味」を加えました。せいぜいトマト味だろうと思っていたのですが、なんとうまみ調味料として「アミノ酸」が加えられています。また、ナポリタンスパゲティのように「ピーマンの香り」と「粉チーズの風味と味」が加わっています。。。なにもここまでナポリタンを採用せず、せめて「フルーツトマト」にしていればよかったのにね。

そしてこのナポリタン味、ここ大阪ではどの店に行ってもまだ売れ残っています。「話のネタ」好きな大阪人すらリピートしないこの味、歴史に残ること間違いありません。

「冒険活劇飲料　サスケ」が、30年経った今でも「あれはまずかった」「ソース味だったのだろうか」などと、半ば伝説化しているのと同様、歴史に残ることは間違いありません。ぜひ、話題のタネとして食べておくことをオススメいたします！



添付の写真は、今売られている限定品です。「とろりんシュー味」は、美味しくてオススメです！でも、美味しい物ってよほどのことがない限り、人々の記憶に残らないんですよね。