• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

moto('91)のブログ一覧

2014年12月29日 イイね!

リヤスタビライザーについて悩む

 車にかけられる金額は決まっています。それほど裕福な暮らしをしているわけでもないので、部品も一つずつ買うしかありません。

ブルーバードシルフィについては、概ね完成させたつもりでした。しかし、コーナーに差し掛かると、フロントが最大ロール角に至った後もリヤのロールが進み、ややコーナー内側の前輪が浮き気味になってコーナーを立ち上がっていくような印象を持つようになってきました。



各部の剛性パーツを用意している際、同じメーカーの製品に「追加リヤスタビライザー」があることを知りました。このメーカー以外にも設定しているメーカーもありました。トレーリングリンクの支点ないしはトレーリングリンクにブラケットをつけ、ブッシュを介してスタビライザーの作用点と連結します。スタビライザーのねじり部はリヤアクスルにUボルトとリテーナーを追加、リテーニングブッシュによって装着しています。



 ブルーバードシルフィ(FWD)のリヤサスペンションには、当時の日産が押していた、「マルチリンクビーム式サスペンション」が採用されています。左右の車輪をU字型のビームで連結し、前後方向を2本のトレーリングリンクで、横方向を「スコット・ラッセル式ラテラルリンク」で連結しているサスペンションです。U字ビームは曲げ方向には硬く、ねじり方向には柔らかい特性を持っています。トレーリングリンクも、ねじり方向には柔らかくなっています。ラテラルロッドは二分割され、ラテラルリンクのU字ビーム連結部には横方向にフリーなブッシュが採用され、横方向の踏ん張りには効きません。横方向にはコントロールリンクが位置決めを行っています。

このサスペンション、従来のリジッドアクスル方式やトーションビーム方式サスペンションが抱えていた、「ストロークによるアクスルの横ずれ」と「コーナーリング時の左右特性差」を解消したサスペンションとして、画期的なものでした。日産の発表によると、このサスペンションを採用したことでフロントマルチリンクサスペンションがフルに性能を活かせるようになったそうです(P11プリメーラ、U14ブルーバード)。

しかし、良い点ばかりでもないようで、ロールセンターの低さからくるロールの大きさがあります。当初はU字ビームの中に溶接で付けていましたが、P12プリメーラではこれを外に出し、「大幅に効きを向上」させたそうです。

その後、「トーコレクトコントロールブッシュ」の採用により、各社とも現在まで続くトーションビームサスペンションになってしまい、放棄されてしまったサスペンションです。

 さて、本題に戻りますが、この車はもともとスタビライザーが装着されていなかったため、スタビライザー付きリヤアクスルに交換しました。乗り心地が良くなり、コーナーでも姿勢が安定するようになりました。フロントはスタビライザーもより太いものに交換した結果、ロールバランスがやや崩れたように感じていました。

最近、とある車種のパーツの広告によると、JTCCなどの市販FWDのレース車では、リヤスタビライザーを強化して、前輪の接地性を上げていたとのことです。一方、スタビライザーを強化しすぎると、路面の凹凸乗り越え時に接地性が悪化したり、コーナーリング時に内側後輪が浮き気味になって接地性が悪化したりします。



さてさて、コロナのフライホイールの前にこれを実行しましょうかね。
Posted at 2014/12/29 22:21:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブルーバードシルフィ | クルマ
2014年12月29日 イイね!

軽量フライホイールについて悩む

 コロナのチューニングとして、出来ることも少なくなっています。「エンジンの排気量アップがあるのでは?」とおっしゃる方もいそうですが、何しろエンジン部品の供給に難がある故、もはや本体関係に手を入れるのは、車両維持の点でも考えるところが出てきてしまいます。ここまで来ると、「何年乗るか」というところに帰着するのでしょうね。

 さて、採用していない部品というと、「軽量フライホイール」があります。既に純正フライホイールを軽量化した上で装着しております。当時発売されていた、「オートメカニック」誌の増刊号で、「軽量フライホイールは、空吹かしこそ回転の上がり方は鋭くなるものの、実走行では全くパワー不足になる」というものでした。

当時はこの雑誌が言っていることを丸呑みにし、純正フライホイールを購入、切削加工をして装着しました。重量では10%の軽量化だそうですが、外周に近いところを削っておりますので、慣性モーメントでは大きな削減効果があります。

しかし、クラッチ圧着の衝撃などに耐えるために、純正フライホイールの軽量加工には限度があります。また、純正フライホイールは車の運転に慣れていない人でもエンストしづらくするための制限もあり、もとより重めに設定されていると考えられます。

 上記の軽量化フライホイールの装着からかなりの年月が経過し、「本当に軽量フライホイールはデメリットばかりか」試してみるために、軽量フライホイールの装着を検討している次第です。

その軽量フライホイールですが、4.0kgと4.7kgの二種類の設定があります。前者は後者のモノの外周に穴あけ加工をし、さらなるレスポンスアップを目指した製品とのことです。販売店の方によると、どちらもアイドル不安定化やエアコン使用時のエンストもないとのことです。

さて、どちらの製品を選ぶか、悩みどころです。お店の人の意見を聞いても上記のことを言うだけで、はっきりとした回答が得られません。外周の700g低減というと、かなりの削減効果があります。一体どちらを選ぶのがよいやら、どなたか、詳しい方や経験がある方がいらっしゃいましたら、ご教授願います。
Posted at 2014/12/29 20:34:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | コロナ | クルマ

プロフィール

「所要が終了しましたので、復活します。」
何シテル?   08/30 17:23
小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/12 >>

 12345 6
789101112 13
14 15 1617181920
21222324252627
28 2930 31   

リンク・クリップ

[トヨタ カローラフィールダーハイブリッド]トヨタ純正 キーカバー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/10/25 16:11:07
[トヨタ スプリンタートレノ]トヨタ(純正) キーカバー 品番69555-20010 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/10/25 16:09:50
安定 謎 の 直進安定性向上 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/04 22:31:44

愛車一覧

トヨタ コロナ トヨタ コロナ
 自己所有の主力車種です。車いじりと「維持」を中心に使っています。昭和55年式の前期型で ...
マツダ グランドファミリア マツダ グランドファミリア
 1972年頃購入とのことです。ファミリアではなく、グランドファミリアです。同時期のサバ ...
日産 サニー 日産 サニー
 1981年春ごろ、当時同居していた叔父の所有するカローラのセールスマンのつてか何かで、 ...
日産 ブルーバード 日産 ブルーバード
 1982年秋、事故で廃車になったサニーの代わりに買った車です。910型、白の4ドアセダ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2004年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2003年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2002年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2001年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2000年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation