大阪に転勤する前、ブルーバードシルフィに手を加えると燃費試験を目的としたドライブを実施しておりました。しかし、大阪在住中は事故防止や時間の有効活用を優先したために、こちらでのドライブは基本的にしませんでした。
こちらに戻ってきてから再開しようとしたものの、昨春の事故修理に手間取ったために、結局昨年秋に実施しました。その結果は16.7km/リットルでしたが、気温等の条件が異なるために、結果はあくまでも
参考値です。
なお、吸気温低下策としての
サーモスタットバルブ装着前は15.24km/リットル、
同バルブ装着後は15.41km/リットルとなりました。
16.7km/リットルという好成績を記録しましたが、気温が低く、エアコンの負担が小さい上に空気密度が高いことによる出力の増大が向上の要因であると推察いたしました。また、条件が異なるだろうと予想されたために、ハイオクガソリンと効果が高い燃料添加剤を併用してしまいました。
そして今年、2010年の時と同じような気温となった日に試験をしました。燃料は2010年以前の条件と同様にエネオスのレギュラー、添加剤はワコーズのフューエルワン+アンチラストです。
走行中、いつも出力を確かめる高速道路の坂道(日立南付近)では、ロックアップが解除されるアクセルペダル踏み込み領域にするどころか、3速へキックダウンしなければ車速を維持できませんでした。全体的に出力の低下を強く感じる印象で、吸気温上昇が原因と推察されます。
結果は、384.3kmを走行し、23.15リットルを消費、燃費は16.60km/リットルとなりました。
昨年秋の好成績がかすむほどの良さで、出力が低い印象とは裏腹の結果でした。なお、高速道路は所々で車の台数が多く、車線変更や速度の上下があったこと、一般道では追い抜きのためにアクセルペダルを全開にしたことが1回あったことがあります。それらがなければ、16.7km/リットルを記録できたかもしれません。
ブルーバードシルフィについては、燃費向上策が出尽くしたために、以後の試験はしないかもしれません。ただ、燃費については比較的優秀な能力を持っていることが分かり、安心したのでした。
それにしても、「レーシングeco耐久」、復活してくれないものでしょうかね。
Posted at 2016/08/11 16:28:41 | |
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