
千葉県の酒々井町で、姉による弟バラバラ殺人事件が発生しました。私は兄弟姉妹がいませんのでいる方の気持ちは分かりませんが、同じ家に育った近い年齢の肉親ということで特別な感情が湧いたり、遠慮なく物を言える間柄になるなど、一心同体のような感じと聞いたことがあります。
小さい頃の私としては、夜になっても家に遊べる相手が居ることが羨ましかったです。
ただ、歴史やいろいろな話を聞くと、、、
兄弟は、大人になるとそれぞれが大人になる一方、兄は弟を子供扱いし、弟は兄を兄のくせに自分と同じ程度、と軽蔑することがあり、骨肉の争いになるとか??
姉妹は、結婚後はそれぞれの家庭のことを中心に考えるために、骨肉の遺産争いになるとか??
兄妹は、兄が不出来で妹が優秀だとギクシャクしますが、そうでなければうまくいき、
姉弟は、姉が不出来で弟が優秀でもその逆でもうまくいく、と聞いていました。
さて、バラバラ事件ですが、「加害者が被害者に激しい憎悪の感情を持っている」場合と、「肉親や同居人などに一過性の怒りを感じて殺してしまい、気持ちが落ち着いた時に「事件をなかったこと」にするためにバラバラにして捨てる」となる場合の二種類があるそうです。「太陽にほえろ!part2」のあと番組の刑事ものドラマ、「ジャングル」のバラバラ事件シリーズでやっていました。すなわち、初動捜査では遺体発見現場の目撃者探しとともに、遺体の身元を探すことが最初に行われるそうです。
事件については、警察の捜査や週刊誌の報道にお任せするとして、この「ジャングル」、太陽にほえろとの比較では、ドラマ性という部分で劣っていました。以前書いた通り、現代の「警察もの」に近い要素を持っていました。すなわち、主題となる事件を中心に描くものの、実際の警察署では同時進行で他の事件も起こっているであろう、と、いろいろな小事件を同時に描く形でした。
しかし、それら小事件は小事件として描かれ、結局は主題の事件を引き立たせない、という状態になってしまいました。「主題がわかりにくい」という意見が多数寄せられたためか、急速に「他の事件」が占める時間が縮小され、放送開始年の年末には一旦終了、番組展開を「太陽」と同様にした「NEWジャングル」に姿を変えたのでした。この「NEWジャングル」、第二話、第三話は「太陽」の「どぶねずみ」「時限爆弾街に消える」のリメイク脚本としたのですが、オリジナルを上回る素晴らしいお話になっていました。私の中でも、傑作に入る作品です。
Posted at 2016/09/16 00:44:03 | |
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