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2017年02月24日 イイね!

朝日新聞「小さな命」記事に、巻き込み確認を誓う

朝日新聞「小さな命」記事に、巻き込み確認を誓う タレントの風見しんごさんのお嬢さんの「えみる」さんが亡くなられたのは、私がこのブログを書くようになってから間もない2007年1月のことでした。

私は運転免許を取得する際、自動車教習所に通わずに所属クラブの先輩の指導を受け、運転免許センターでの試験を受けました。指導には料金は払いますが、その先輩は1円も受け取っていません。余談ですが、私も翌年はその指導をしました。

そんなことから先輩の指導は熾烈を極め、鉄拳がないだけで言葉の鉄拳を数多く受けたのでした。中でも右左折時の「巻き込み確認」は、行動でも事故の原因になりやすく、試験管がよく見るポイントの一つになっていました。車は前に進んでいくのに、「ルームミラーを見て、ドア(フェンダー)ミラーを見て、さらに首を振って斜め後方を直視してフラッシャーレバースイッチを操作、さらに同じことをもう一回繰り返して実際の右左折をせよ。」と、繰り返し繰り返し指導されました。

 厳しい指導のおかげで巻き込み確認は確実になりました。しかし、学校を卒業して先輩や部員と顔を合わせる機会も減少するうちに、「自転車や歩行者は車より遅いのだから、左右ドアガラスを通じて左右を見れば大丈夫。」と勝手に置き換えてしまいました。

幸い事故もなければ事故を起こしそうになることもありませんでしたが、そんな時にこの記事を見たのでした。



この記事では単に「右折してきた車に轢かれた」としか書かれていません。実際には、えみるちゃんは右側歩道を走って横断歩道を渡り、右側巻き込み確認を怠ったトラックに巻き込まれたのでした。

私は特に風見しんごさんのファンでもなかったのですが、この頃に風見さんが出演されたワイドショーの映像を見ると、言葉には表せないであろう、悲しさを感じたのでした。それが何度も厳しい指導を受けた「巻き込み確認」を怠ったことで起こったのですから、私は当時の指導の大切さを改めて噛み締めたのでした。以来、指導に忠実に首を振って巻き込み確認をしています。

 それを隣席に座っている人に言いましたら、こんな答えでした。
「巻き込み確認?危ないから当然していますよ!」
と、曲がる前にドアミラーだけを見て曲がっていたのでした。

すなわち、本来の巻き込み確認が勝手に緩和され、ドア(フェンダー)ミラーを見ることが「巻き込み確認」に昇格してしまっているのです。街中で曲がる車を見ると、確かにドア(フェンダー)ミラーすら見ずに曲がっていきます。私が自転車で走っていたり、歩行者として歩いている時に、何度危ない目にあったことか。

私が車を評価する際、視界について厳しく評価をするのは、このことが頭にあるからです。二代目コロナマークⅡHT、ブルーバードU HT、皆当時の評論家に酷評されていました。今また、「バックモニターがあるから」とばかりに、斜め後方の視界が絶望的な車がたくさん現れています。視界が悪い車を設計した人には、「巻き込み確認」をしてもらいたいものです。

そして運転をしている方は、「斜め後方を向いたって、見えるのは私の髪かシート」や「面倒くさい」と言わずに、必ず首を振って欲しいと思います。
Posted at 2017/02/28 23:22:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2017年02月24日 イイね!

記憶に残るドラマたち

 私が傑作だと考えるテレビドラマは、「太陽にほえろ!」「Gメン'75」「特捜最前線」であることに変わりはありません。しかし、それだけが傑作でそれ以外の作品は認めない、では進化がありませんので、季節毎なるべく多くのテレビドラマを見るようにしています。

ここ30年ほど、一部の作品を除いて3ヶ月弱の約10話を1クールとする放送期間の作品がほとんどになっています。しかし、その10話であっても後半には品質が低下する作品もある中ですから、「面白い作品」を選ぶのも一苦労です。そこは厳密にせず、「シリーズを平均すると面白い」というものを選んでみました。あまり古い作品は現代に合いませんし、ここ25年程度の中から、「特に調べず」面白いと思う作品を選んでみました。記憶間違いがありましたら、すみません。


1992年
ずっとあなたが好きだった
 賀来千賀子主演の、家庭内ドロドロものです。シリーズ中盤から佐野史郎氏演じる「冬彦さん」が大きな話題になりました。冬彦さん以外の人物描写も丁寧で、ドラマを見続けて友人と今回や次回について会話をすることの楽しさを感じられる作品です。

1993年
誰にも言えない
 上記の「ずっとあなたが好きだった」の続編ともパラレルワールドとも言える作品でした。やはり佐野史郎氏が怪演をしており、見ごたえがありました。続編なのにクオリティが落ちなかったことも印象的でした。

家なき子
 安達祐実演じる少女の「同情するなら金をくれ」が流行語になったドラマでした。ドラマは意外に周辺人物にも商店が当てられており、特に菅井きん氏演じる泥棒一家の主が印象的でした。鬼ババアに見えて実は子供たちのことを考えている人物でした。最後のどんでん返しもあり、見ていて引き込まれる展開でした。意外に落涙を誘うクライマックスの回もあり、見応えがあったなあ。

1994年
人間・失格
 キンキキッズ主演のドラマですが、赤井英和氏が演じる父親の心情がよく描かれていました。息子をいじめで殺され、学校も知らんぷり。そんな状況なら誰でも復讐鬼になることでしょう。

君といた夏
 瀬戸朝香と筒井道隆、いしだ壱成主演の青春恋愛ものです。人物の心理描写が丁寧で、愛ゆえの心苦しさを味わえる、夏らしい作品に仕上がっていました。

1995年
金八先生(第四シリーズ)
 ドラマチックさと中学生らしさのバランスに優れているシリーズでした。福澤克雄氏が単なる演出で関わる程度だった頃のシリーズです。そのため演出が過剰ではなく、適度になっていることが特徴です。

いじめ問題や阪神大震災と第一シリーズの振り返りによる、ドラマの歴史を感じさせるシリーズでした。金八先生シリーズは嫌いだったのですが、見直したものでした。

1996年以降、ジャパニーズホラーが流行ります。「リング」シリーズなどは見ており、楽しんでいたのは間違いないのですが、今となっては記憶に乏しいです。

2001年
金八先生(第六シリーズ)
 第五シリーズは、引きこもりや「健次郎」ばかりが描かれるなどのバランスの悪さを感じて見ていませんでした。
 第六シリーズは、性同一性障害、親の殺人事件、浩作(息子)のガンなど、金八先生を取り巻く状況の厳しさを描いたシリーズでした。第四・第五シリーズの生徒もゲストで登場し、浩作を支えるような発言をしたりするなど、今回も歴史の長さを感じさせる描写がありました。また、親の殺人問題も物語の奥深さを感じさせました。ところが、上戸彩に人気が出てきたため、描写は性同一性障害だけになってしまい、後のことは「あっさり」片付けられました。この点が、私が福澤克雄氏を評価しないところです。

2003年
スカイハイ
 釈由美子主演の、「世にも奇妙な物語」風のドラマです。深夜ものドラマながら丁寧な描写と演出で、毎回引き込まれるように見ていました。ハッピーエンドだけではないことも特徴です。

2004年
世界の中心で愛を叫ぶ
 私は原作本を読んでいません。何でも、薄い本であっさりした内容、後の「ケータイ小説」を彷彿とさせる作品だったと聞いています。映画版もテレビで見ましたが、確かに最初と最後だけがていねいで、あとは「これはプロモーションビデオか?」と思える内容でした。
 一方でテレビ版は、周囲の人物像までていねいに描写し、主人公たちの微妙な心理変化もはっきりと描いています。その分、クライマックスは引き込まれるものに見えました。ドラマは、クライマックスまでの描写が命だと、改めて感じました。

逃亡者runaway
 アメリカのドラマの逃亡者を題材にした作品です。主人公が次々と命を狙われ、やっとボスを倒した、と思ったら、また別の攻撃が、、、と、ハラハラドキドキとはこういうものか、と思わせる作品でした。近年稀に見るアクションシーンも秀逸で、まだCGがあまり使われなかった時期の作品だけに、素のアクションシーンを楽しめました。

2005年
女王の教室
 実際には、本編ではなく翌年に放送されたスペシャル版を評価しています。主人公教師のマヤが冷徹な振る舞いをするきっかけになった息子の死といじめ事件を描いた物語でした。本編最終回も涙を誘いましたが、スペシャル版も傑作でした。やはり、人物描写こそが大切だと感じました。

電車男
 実は、鉄道マニアのドラマだと思っていました。その違いにがっかりしてしまったのですが、恋愛に頑張る主人公と、それを支えるネット仲間たち、本編3話くらいまではゲストが登場して主人公たちを惑わせる展開で、「物語が幅を広げる」最後のドラマでした。

2006年
黒い太陽
 永井大主演の、キャバクラを舞台にしたのし上がりものドラマです。金曜日深夜には似合わないハードな展開で、確か最後は主人公が殺されてしまうのではなかったでしょうか?キャバクラであることは、あまり関係ありませんでした。

2007年
パパとムスメの七日間
 ストーリー自体はよくある入れ替わりもの、ストーリーも定番ですが、新垣結衣と舘ひろしの演技が痛快で、「定番ストーリーの良さ」を思わせるドラマでした。日曜日らしい作風で、週の終わりを気持ちよく迎えられる作品でした。

プロポーズ大作戦
 主人公がタイムスリップをし、好きな相手との恋愛をやり直す作品でした。脚本家がタイムパラドックスを消化できていないため、「ああしたら良いのに、こうしたら良いのに」と思うところ多数でしたが、ほろ苦さと甘酸っぱさが混ざった、楽しいお話でした。

私なら、
「現代で見かけた自殺しようとしていたおじいさん、過去にタイムスリップをしたら病院に車で行こうとしていた。そのままにしていたら、病院敷地内で車を暴走させ、入院患者を死なせている。主人公は色々話しかけて友達になり、何もしなかったら起こしていた事故を未然に防ぐ。主人公の恋愛模様は全く改善されなかったが、これでまた人を救えた、と、主人公の心の中に気持ちが良い風が吹く。」という雰囲気の話を何回か書きます。そして「いろいろ変わった歴史が相乗効果を生み、主人公は好きな相手と結婚できる。」と結ぶのです。

モップガール
 北川景子演じる探偵ものです。好バランスの平凡な話が続きますが、第3話くらいで主人公が努力をしたにも関わらず、結局人が死んでしまう話があります。自分の無力さに泣き叫ぶ主人公、深夜ドラマらしくない展開でした。

ロスタイムライフ
 人生におけるロスタイムを、死の直前に使える、という、オムニバス形式のドラマです。一話完結でしたが、傑作ぞろいです。

2008年
だいすき
 香里奈が障がい者を演じるドラマです。韓流の雰囲気と当時全盛のCGが多用、メルヘンチックな演出もあった作品です。初期の3話と4話が秀逸で、主人公が周囲の人に受け入れられる展開が素晴らしいドラマでした。なお、末期は福田沙紀が登場してきて、内容はグダグダになってしまいました。

猟奇的な彼女
 韓流ドラマの日本版です。主人公を演じる田中麗奈の小悪魔ぶりが秀逸で、以前の「君といた夏」の瀬戸朝香を思わせるキャラクターでした。甘酸っぱい雰囲気のドラマで、田中麗奈がよく描かれていました。

2009年
ヴォイス〜命なき者の声〜
 初期数話のみですが、傑作でした。死体を検視し、特殊能力を持つ主人公が死者の経験を体感する、ということをもって事件を解決する、という作品です。

感電後に買い物に出かけ、数十分後に倒れるという設定や、「「7」を「ヌ」のように余分な線を加えると見間違わない」とかいうセリフが重要になるシーンがあります。が、そんな書き方は、工業数字にも商業数字にもありません。

この頃より、ドラマ設定のデタラメさや脚本のいい加減さが目立ってきます。CGも増え、CGでリアル(?)なシーンがあればよし、とする風潮が始まりました。駄作が増え始めたのがこの頃です。

2010年
霊能力者 小田霧響子の嘘
 石原さとみ主演のドラマです。霊能力を持っていないのに霊能力があるが如く振るまい、「大岡裁き」のような霊能力占いをし、対象者を助けるというお話です。スチャラカながら心温まる裁きを下し、見ているこちらの気分も良くなる作品でした。日曜日の22時に放送されていましたが、気分良く日曜日を追われる佳作でした。

2011年
妖怪人間ベム
 オリジナルとは設定を変え、若いベムが特徴でした。死なずに長く生きることの苦労や、かつて救った人が自殺をしようとし、「それでは自分たちが救ったのは、長く生きていることはなんなのですか。」と、自らの運命を受け入れられない様子を描いていました。

とはいえ脚本家はお笑いの人、面白かったのは前半のみで、後半はややダレました。

2013年
お天気お姉さん
 いわゆる「ガリレオ」流の、アスペルガー推理モノです。とはいえ、意外に犯人側や被害者側への心理的寄り添いが見られ、涙を誘う展開がありました。そこが「ガリレオ」よりも総じて優れている点です。

刑事のまなざし
 「特捜最前線」や「はぐれ刑事純情派」を思わせる、人情派刑事ものです。これまた犯人側へと寄り添う刑事像が描かれ、涙を誘う作品に仕上がっていました。が、これも後半になるとグダグダに。。。


「わずか1話のみ優れている」という作品は、傑作扱いにしていません。とはいえ、2009年以降は後半、ひどいものになると2話以降に品質が著しく低下する作品が増えていることがわかりました。以前はなかった傾向です。力量がない脚本家が増えた事以外、考えられません。シリーズ全体の方向性を定めず、いつでもテコ入れ可能にするような作りにしていることもこの傾向を助長しています。脚本家やプロデューサーは、シリーズのストーリーボードをいくつも作って自然に方針転換をできるよう、力量を持って欲しいものです。

ますます、「太陽にほえろ!」「Gメン’75」「特捜最前線」が、優れた作品であることが分かってしまいました。
Posted at 2017/02/26 23:17:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 過去のテレビ番組 | 音楽/映画/テレビ

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