
今年の8月も終わり、9月になろうとしています。毎年9月第一土曜日は、筑波サーキットで「(自動車)メディア対抗4時間耐久ロードスターレース」が開催されます。
自動車レース観戦が苦手な私でも、ノーマルカーかつ、ものすごくプロというわけでもない自動車雑誌編集者が競う状況に興味が湧き、ここ何年かは見学に行っています。
天気の変動が始まる時期ゆえ、台風の影響が出たり、思いのほか寒かったり、暑くて観戦どころではなかったり、年によって会の雰囲気が大きく異なります。最近ではモータースポーツ専門に気象予報を行う民間気象会社があるほどで、天気予報を知ることが大切なことになってきているようです。
その気象予報に入る前に、この催し物における私の不満を取り上げます。
1.パドックに入っても、見学者を迎える体勢になっていない
パドックパスというのは、本来は入れないパドックに特別に入れる券です。パドック内では、ドライバーやメカニックや作戦司令官が本気で戦っています。その様子を特別に見せるというもので、見学者はまるで透明人間か「石ころ帽子」をかぶっているものとして、「あってないもの」として扱われることが本来の姿だと思います。
しかし、お互いが人間でありながら「あってない」扱いを受けるというのは、見ている側にとっては何とも悲しい気分になることが分かってきました。
多くのチームが「自分たちで盛り上がるスペース」を築き、それこそどのパドックがどのメディアか、ということすらはっきりしない場合があります。
多くのプロスポーツチームがファンサービスに力を入れる中、自動車レースだけが「見せてやる」「自分たちで楽しんでいるだけ」と感じさせるのは、このような見学者への対応が物語っていると思います。
せっかく読者または読者候補の人が近くに来るのですから、もう少し暖かみを感じさせる雰囲気になってもらいたいものです。このブログを読んだメディアの方が、上記の事を実行してくれることを望みます。
2.走るのはプロばっかり
「メディア対抗」と言いながら、「メディアに執筆しているプロレーサー」が競う会になっています。また、男女共同参画社会はどこ吹く風、ほとんどのチームが男性のみで構成されています。
5人1チームなら、「3人は出版社と雇用関係がある社員、1人は契約関係にあるプロレーサー、1人は雇用関係がある女性」としたら良いのではないか、と思っています。
ちなみに、「カーセンサー」チームは、全員社員ドライバーです。
3.料金が高い
駐車料金とパドックパスを合計すると、5-6000円ほどだったと思います。多くのイベントではパドック内に商店が出て、結構安い値段で車関係の品物を購入できますが、このイベントにはほとんどお店が出ません。今時5-6000円も払うと、結構楽しい博物館や動物園などの遊び場で遊べます。
もう少し金額を安くするか、何か得なことがないと、見に行かなくなってしまいそうです。
さて、肝心な週末の天気です。既に週間天気予報は発表されております。しかし、予報時間が48時間を超えると予報精度が下がってくるもので、まだあてになりません。現在のところ、土曜日のみが雨になっています。
周期的な天気の変動ではなく、雨のあとに気温が下がらないことから、雷雨などの極端で局地的な降水を予報しているのではないか、と推察されます。となると雷雲の移動をどのように知るか、ということにレース展開がかかってきそうです?!
Posted at 2018/08/26 23:09:22 | |
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