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　明日土曜日から日曜日にかけて、今週月曜日のように、また温帯低気圧が発達しながら日本に接近します。どのような状況になるのか、今朝9時の天気図を見てみました。



500hPa天気図（上空約5000m）を見ると、中国大陸に高度5520mの低気圧があります。（Lとある部分）そこには、破線でCと書かれている、-23度の寒気があります。



700hPa高度天気図（2枚目、上空約3000m）では中心付近は-8.2度、



850hPa（3枚目、上空約1500m）では0.1度となっています。



850hPaの12時間後相当温位予想図（4枚目左、温度と水の潜熱を足した数値）では、九州の西側に320Kの湿った気流が流れ込んでいることが見えます。さらに24時間後（4枚目右）では、その温位が高いところは、近畿地方まで東進しています。

　低気圧の西側に寒気と上空の低気圧があり、東側には湿った気流が流れ込んでおり、温帯低気圧が発達する要素がそろっています。月曜日の低気圧では中国地方が雪となりました。今回は高い温位の気流が日本海側まで到達しています。850hPaで約0度ですから、地上は7.5℃となるでしょう。おそらく、山の高いところは雪になるでしょうが、地上は雨だと思います。